第十六回 トヨタ生産方式
お久しぶりです。
今回は以前も投稿したトヨタの生産方式についての話です。簡単に言えば他社にトヨタ生産方式を導入したのに何故か上手く行かない事例と理由などを挙げます。
ところで「ジャスト・イン・タイム」は必要な物を必要なだけ生産して無駄を省く事です。
小説にたとえば時間管理に当てはめれば仕事をしながら無駄な努力をせず最大の結果を出す事になります。
また現場改善のためのアイデアで机上の空論ではありません。
仕事で疲れていながら速度とクオリティーを上げる為無駄な労力を減らす。また文章においては無駄な説明を減らすなどが共通します。トヨタのキホンは無駄の排除です。その為にはプロットや計画もぴっしりしたものでなければなりません。
かんばんには
「これをいくつあれをいくついつまでに」
と無駄をなくすための何をどうするが明確に書かれていてこれを小説に置き換えれば「誰が何をする話でどうなる、そして面白さはどこか」これを外さないレールみたいになります。またキャラがぶれない為にはかんばんのようなキャラの特徴が明確端的に書かれたものが必要ではないでしょうか。
・忙しい中の時間の捻出
・無駄な文章はないか
・作品やキャラを明確に書く
かんばんは無駄のない必要分が誰にでもわかるよう明確に描かれています。小説のテーマや話を伝える事に似ていませんか。