第十三回
今回はこの本を使います。
ロジカルシンキングとは「それが何故いいのか」を会社の人とかに納得してもらえるよう論理的に説明する技術の事です。
「A社と取引するのがいいと思います。何故なら0%伸びているからです」
でもここで注意しなければ行けないのは「リスクは考えているか」「抜けがないか」を考慮に入れているかなのです。これが出来ないと相手を説得できません。
これはWEB小説においても認めてもらえるかの編集者や読者との戦いです。「〇だから必ずヒットします。リスクはありません」とか。
で私が最近しているネトコン12に出した作品の改稿についてですが例えば上司に「どこを改稿すればもっとPVが伸びるようになるかね?」と聞かれた時駄目なのは「主人公や設定を大きく変える事です」だと思います。何故なら「変えるリスク」を考えていない、つじつまが合わなくなってくるからです。また絶対面白くなると言う論理的説明も出来ていません。
だから私が最近試したのは「表現をきちんとした日本語にする」これから始めました。これならリスクはありませんしクオリティーは上がります。
次に「少しキャラの個性を強くして性格を強調する」をしました。全然変えるんではなく少し大げさ気味に動かす。その方がキャラが立つ。リスクは変わった事がつじつまおかしくなることですが、そこまで大きくはありません。でこれはPV増えました。
「キャラを立てるのに少しそのキャラが嫌われるリスクを負うのが良いんじゃないか」が仮説です。
もう時間がないので大きく話を変える事は出来ません。リスクが大きくなく効果の大きい方法を選択して行きたいと思います。話の重複とずれ、漏れは説得相手を理解させずらくなります。また関係ない話をくっつけるのもNGです。良いのは「課題はこれこれです。だから打ち手は」です。
ただ例を挙げると訪問はするけど伸びていない大口顧客や止めてしまった顧客の掘り起こしは効果がないし理屈も変です。
また抜け漏れがないよう情報を大別整理するのも大事です。