第十二回
今回はこの本で行きます。
本の内容を順に述べ小説への活かし方を書きます。
①ゼロベース思考
これは「自分の世界の狭い枠組みの中だけで考えるな」と言う意味です。
解決が難しい時自分の中だけで無理と言うのはまずいと言う事です。
そんな時自分と違う視点や視野で物を見て本当の問題を見つけられるようにします。
拙作で言うと「どこが悪くてPV伸びないのかなあ」と堂々巡りの様な感じでしたが、ある時YOUTUBEで「つまらなかったドラマとその理由」と言う女性視聴者が書く動画がありそこには私があまり気にしない意見がありはっとさせられました。
「この俳優だと〇〇に見えないから頑張っても無理」とか「クールな役をやるなら他の俳優がいい」とか。
例えば拙作で言うとティルのキャラがどうも立ってない気がしてそれは「クールで冷徹な感じに見えないから」ではないかと気づきました。
後きつい性格の人は好かれないと思いきつい言い回しを避けてキャラが立ちませんでした。
だからこの動画の意見を参考に「イメージの違う役者がやってるみたいだ」と言う解釈で捕え十分に雰囲気が出てないと思って少しセリフを変えクールにしました。「きつい人は人気が出ない」と言う「思い込みからの脱却」でした。
既成概念や思い込み、狭い視野からの脱却に「他人の視点」を取り入れます。
②仮説思考
これも何度か出てる言葉ですが企業なら「〇分野での新規参入を進める」と言う決断をする場合本書ではフェルミ推定の様な式で出しています。つまり背景と理由を知る事です。
なろうなら「謙虚な人が好かれる傾向がある」とかです。
自分では「きつい人はリアルでは嫌われるけどお話ではそうでもない」と感じで例えばどの作品のだれだれと言う感じで裏付けを取り数字でも伸びるか検証していきます。
これがティルのキャラをたたせるため最初から例えば初対面にそんなきつい事を言わないみたいにしてインパクトを強めました。
あと「金髪では超成績優秀にそもそも見えないのでは」と思い変えました。これは「あの役者だとその職業に見えない」と言う意見を元にしました。