第一回
僕は仕事でミスが多かったので良くビジネス書を読んでいました(障害のせいだと分かったのですが)その過程でビジネス書で書かれる問題点解決などの手法が小説に応用できないかと言う目的で多くビジネス書を借りる様になりました。結論から言うと「応用出来ます」
ビジネス書には様々な種類があります。
・段取りについて
・問題解決について
・ミスをなくすことについて
・仮説の立て方
・ロジカルシンキング
・コンサルタントの業務
・マーケティングリサーチ
・インサイトについて
・PDCAについて
等など僕は一年に百冊は読みます。
ではどういう点が応用できるのか説明します。
・問題解決において
これは小説においては「何故売れないのか」「どこが面白くないのか」等が「問題」でありそれを解決するのが面白くする事です。
「イシューからはじめよ」にありましたが、「一番問題となる金の生る木」みたいな部分を決め打ち特定する必要があります。これをせず闇雲にやっても意味がありません。
例えば「主人公のキャラに魅力がない」のに「世界観をもっとねろう」と言っているような物でどんどん違う方向に行ってしまいます。
自分の作品が売れてないのは「どこが」原因で「どのように」解決していくかを見極めなければなりません。キャラ、文章、設定、テーマ。これには後述する仮説作成もポイントになります。
また5W1Hで「WHERE」どこが原因で「HOW」どのように解決するかを掘り下げて行きます。それが正しければどんどんPVが伸びる。
「原因がどこで、どのように変えれば良いのか」
・PDCA
ビジネスでよく使われているやり方です。プランで計画~の流れで回して反省とアクションを繰り返します。
小説で言えば「どこを伸ばすか」を計画するのがPLANです。「男を増やそう」「バトル路線で行こう」等計画を立てて実行します「こうすると売れるのでは?」これが仮説です。で実行して結果を検証反省します。なろうは数字に表れるから顕著です。「思ったより結果出なかったなあ」と思ったらやり直せば良いのです。で新たな打ち手を考えて行きます。
・マーケティングリサーチ
商売の必須で消費者の好みを分析することです「テーマは?」「キャラは?」等その人ごとのインサイトの部分まで掘り下げます。なろうでよく言われるのが転生、特殊スキル、最強,ハーレム、等言われますが可能な限り読者の好みを探ります。
続きます。