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国賊  作者: 火村虎太郎
9/22

『バカでも分かる竹永先生の郵政民営化』


「大統領っ質問です!」佐藤

「ふむ。お答えしよう佐藤補佐官」黒岩


いやぁ・・業務中ですよ。ほんっと・・


「竹永先生がやった郵政民営化って・・」佐藤


どうして高評価、悪評価と意見が真っ二つに分かれてるのですか?

そもそも郵政民営化が何かも私は分かりませんが・・


「バカでも分かるようにリンゴで!リンゴで!」佐藤

「ふむ。では超クソバカでも分かるように・・」黒岩


超とクソも増えたよー


では・・


庶民は貰ったリンゴを食べずに冷蔵庫に入れておく事にしました。

食べたい時に食べれるし、困ったときに食べよう!

そこにどこにでもある郵便局というでっかい冷蔵庫がありました

どうせならウチの冷蔵庫に入れとけばちょっとずつリンゴ増えるよー

近くにもあるし国が経営してるので安心安全ここに移そう!

保険もあるよー郵便もあるよー

庶民は便利すぎて郵便局に殺到しました。

いつのまにか郵便局は世界最大の金融機関になりました。


「ここまではオーケー?」黒岩

「わかりやすーい」佐藤


ある時政府は気づきました。

あれ?庶民が出し入れしてるはずなのになぁ・・

冷蔵庫の中の在庫がどんどん増えてんだよなぁ・・

あと冷蔵庫の中で絶対に動いてないリンゴ多くない?

そして勝手に食べてもバレない量がなんとなくわかります

それちょっと借せよ!倍にして返してやるからよ!

いい場所での新築開店だからよー。絶対勝てっから!

そう言って政府の三セク君とかがリンゴをつまみ出しました

それにリンゴを入れたのを忘れてる庶民や、

入れたまま亡くなっていく方も出てきました

でも国の物だしなー・・それ動かせないよなぁ

それに今、国の税収本当きびしいから、それ欲しいよなぁ・・


そこに頭のいい竹永君が現れ、

大好きなアフォガートフラペチーノ飲みながらこう言いました

『民営化すりゃいいじゃん』

民営化?確かにそうすれば自由に出し入れできるんじゃない?

『それに民営化したら郵便局からも法人税取れるじゃん』

すげー!竹永くん頭いいー!

でも民営化するって言っても非難が出るでしょ?

国民にしろ、郵便族議員とか癒着企業とか・・


「出るよ!信用があって預けたリンゴじゃん!勝手に!」佐藤

「はい。そうです」黒岩


でも竹永君は悪知恵が働くのでこう助言しました。

『アメリカがそうしろって言ってるって言いなよ』

誰かアメリカに文句言える人居るの?居ないよ。恐いよー。

聖戦だ聖戦だ!郵政民営化は聖戦だ!と正義っぽくしろ!

ついでに消費税も10%だ預金も払い出し限度額決めるんだ

どさくさにどんどん行け!ぶっ壊ーす!ぶっ壊ーす!

国民の非難が出だしたらカジノ作ろっかなって言っとけ!

それでもまだ文句が出たら、

たまに現金給付してパチンコでもさせとけ!バカ国民には


そして竹永くんはその民営化のどさくさに紛れて、

誰のか分からない大量のリンゴも持っていきました

他にも民営化した事で儲かった企業に、

見返りとして大量のリンゴも頂きました。


「どろぼー-ーっ!」佐藤

「いや、まぁ・・」黒岩


でも竹永くんはその大量のリンゴを自分で食べる事なく、

そのリンゴを使ってまず自分の会社を大きくしました。

国の経済にも雇用にも非常に貢献しました。

だが竹永くんへの非難はすごいです国賊!国賊!と。

だが竹永くんは次に繋げれる土台をしっかり作って、

この経済界から去っていきました

誰かが動かさなければ、動く事もなかったリンゴで、

誰よりも・・・この国の事を思いながら・・・



「ぐすっ。竹永さんっ!ありがとう!うわーん」佐藤

「なんかりんご物語って感じになったな・・」黒岩


そして佐藤が感動したのか・・


「私竹永さんのお墓にっ・・」佐藤


アフォガードフラペチーノお供えしてくる!

トールで!トールで!


いや・・どうせならもっと大きいのにしてあげなよ・・

てか・・ご生存の人物です。変わりなくお元気ですが・・


「めんどくせぇ奴だよ」黒岩

「じゃあいいや・・」佐藤

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