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1日1回ガチャ無料!  作者: 相舞藻子
サフラ拒絶領域
32/153

モノリス





 地面に突き刺さった、巨大な黒いプレート。モノリスを、モニター越しに眺めて。

 ミレイは言葉を失っていた。


 魔法やアビリティカード、魔獣など。

 異世界らしい存在とは、ひとしきり遭遇したつもりではあったが。

 これは、そのどれよりも強烈な存在感を放っていた。



「――今回のクエストは、あれの周辺調査だ。」



 ミレイの驚きようは放っておいて。

 イリスはクエストについての説明を行う。



「オレはこのまま船に残って、”障壁”の外側から観測を行う。お前と残る2人には、実際に地上に降りて、モノリス周辺がどうなっているのかを調査してもらう。」



「は、はぁ。」


 あまりの巨大さ、あまりの異物感。

 なにせ森のど真ん中に、真っ黒い巨大プレートが突き刺さっているのである。

 ミレイは、まるで理解が追いつかない。



「調査して欲しい案件は”2つ”ある。」


 だが、ミレイの思考停止などお構いなしに、イリスの説明は続く。


「1つ目は、”生態系”だ。どういう種類の生物が生息し、どんな生態系を築いているのかが知りたい。」


「はぁ。」


「2つ目は、”異界の門の発生頻度だ”。知ってるとは思うが、モノリス周辺における異界の門の発生率は他とは段違いだ。確実に何度かは遭遇するはずだから、録画を頼む。専用の魔水晶は、後でまとめて渡しとく。」


「なるほど。」



 ミレイはもう、笑うしか無かった。



「まっ、とりあえずはそんなところだな。何か質問はあるか?」



「……あの。最初から最後まで、全部理解が出来なかったんですけど。」



 ミレイは己の無知さを打ち明けた。

 だが、イリスは若干の勘違いをする。



「あぁ、悪いな。まだ”10やそこら”のガキには、ちょっと難しい話だったか。」


 イリスは完全に、ミレイを見た目通りの子供だと思っていた。



「えぇっと、そうじゃなくて。わたし、異世界の出身なんで。”モノリス”が何なのか、そもそも知らなくて。」



「はぁ!? マジでか?」


 予想外の事実に、イリスも驚く。



「まだガキなのに、大変だなぁ。」



「えぇ、まぁ。」


 もはやミレイには、訂正する気力も無い。



「にしてもモノリスが無いたぁ、変わった世界だな。」


「……いやむしろ、在るほうがおかしいような。」



 ミレイは自分の常識を疑った。

 雲がかかるほどの巨大なモノリス。明らかに”全高1000m”は超えているであろうそれは、もはや”巨大な異物”にしか思えない。



「あれって、人工物なんですか?」


「いいや、知らね。」


「えっ。」



「あれが、”一体何なのか”。それを理解している人間は、この世界にも居ねぇよ。」


 在って当たり前でも。その全てを、理解できるわけではない。



「世界中合わせて、全”13箇所”に点在する、謎の巨大物体。この世界の始まりから存在し。いわく、”神の忘れ物”だとか。」



 ”神”という単語に。

 ミレイはほんの少し、目を見開いた。



「まぁ、そんな事はどうでもいいか。どのみち、神なんて居ねぇしな。」


「ですね。」


 この世界に来て、様々な非常識と触れてきたミレイであったが。

 流石に、神様との遭遇経験はなかった。



「モノリス自体には、特に言うべきことはねぇ。別に、あれが動くわけでもねぇしな。」


「はぁ。」



「だが、”その周辺”に関しては別だ。」


「……周辺、ですか?」


「ああ。モノリスの周辺は、”空間の歪み”が酷くてな。しょっちゅう開くんだよ、”異界の門”が。」


「えっ。」


 異界の門が、しょっちゅう開く。

 その言葉に、ミレイは唖然とする。



「まぁ当然、わけの分かんねぇ異世界の”外来種”が、うじゃうじゃとやって来やがる。」



「……それ、めっちゃ危険じゃないですか!」


 この世界に来た初日、森で出くわした”トリニンゲンモドキ”や。

 ジータンの街を襲った、あの怪人たちの集団を思い出す。



「――いや。”考えよう”によっては、そうでもねぇよ。」



「え?」


 ミレイには、その言葉の意味が理解できず。



「まぁ見てろ。」


 イリスはミレイに、外に注目するよう促すと。




「――撃て。」



 イリスが一言命じると。

 巨大戦艦の砲身が、モノリスへと向けられ。



 高出力のビーム射撃を、一斉に行った。



 フェンリルやパンダを消滅させ。

 ミレイを恐怖に陥れたその攻撃であったが。



 ビームは1つたりとも、モノリスに命中すること無く。



 その遙か手前で。

 ”見えないバリア”のようなものに阻まれていた。




(……えぇ。)


 あれほど恐ろしかったビームが、いとも容易く無力化されて。

 ミレイはもう、言葉もなかった。



「モノリスの半径1kmには、あらゆるものを遮断する、”最強のエネルギー障壁”が展開されてる。見ての通り、この船の最大火力でも突破できねぇ。」



 人類最強クラスの力を以ってしても。

 モノリスという神秘を、脅かすことは叶わない。



「だが逆に、この障壁が存在するおかげで。外来魔獣たちも、モノリスの周辺から出ることが出来ねぇってことだ。」



「へぇ。」


(……わたしも、そんなバリア欲しいな。)


 また1つ、この世界の知識を得て。

 ミレイは少し賢くなった。



「あれ? でも、最強の障壁なんですよね? だったら、わたしたちも中に入れないんじゃ。」



「まっ、そこは色々と抜け道があんだよ。」


 イリスが説明をする。


「あの障壁は最強だが、完璧じゃねぇ。極稀にだが、出力か何かが原因で、”障壁に歪み”のようなものが生まれる。そこをちょちょいと突いてやれば、ちっさな”穴”ができるんだよ。まぁ、短時間だけどな。」



「……なるほど。」


 よく理解は出来なかったが。

 いざとなれば、キララとソルティアも居るため、大丈夫とたかをくくる。



「じゃあ、出る時もそうすれば?」


「あぁ。――ほらよっ。」


 イリスが何かを放り投げ。


「わわ。」


 ミレイは落としそうになりつつも、なんとかそれをキャッチする。


 それはいわゆる、トランシーバーのような形をしていた。



「この通信機があれば、アマルガムと連絡ができる。出入りのタイミングは、こっちで指示してやるよ。」



「なるほど。」


 通信機という、わかりやすいアイテムに。

 ミレイは不思議と安心した。




「えっと。イリスさんは、一緒に来ないんですか?」


「ああ。”面倒くせぇ”。」



 そもそも、そんな理由でもなければ、ミレイたちをクエストに誘ったりしなかったであろう。



「それに何より、アマルガムを中には運べないからな。」


 イリスにとって、それが最も大きな理由に当たる。



「え? 中は、半径1kmもあるんですよね? だったら、一度カードに戻して。中に入ってから、また実体化すれば。」


「いや、そういう問題じゃなくてな。」


 イリスはバツの悪そうに顔を背ける。



「”消せねぇん”だよ、この船は。」



「えっ?」


 アビリティカードなのに、消せない。

 その言葉に、ミレイは首を傾げる。



「正確に言えば、消すことは可能なんだが。消したらその場合、オレの”家財道具”が全滅する。」



「んん?」


 言っている意味が、よく分からなかった。



「オレはこのアマルガムを、家みてぇに扱ってるからな。家具やら食料やら、他にも諸々財産を積んである。つまり実体化を解いたら、”全部散乱”しちまうんだよ。」




 アビリティカードの特徴として。能力の実体化と、その解除が可能である。

 その切り替えは基本的に自由で、制限も存在しない。

 だが、あくまでも実体化できるのはカードの能力だけであり、後から付随させたものは一切含まれない。


 例えば、フェンリルに可愛らしい首輪をつけたとしても。

 実体化を解いたら、その首輪だけが現実に残されてしまう。


 そしてそれは、この船に積まれた、大量の荷物も例外ではない。



「……なるほど。だからこの船、そこら中”ホコリまみれ”なんですね。」


「ああ。かれこれ、”10年”は実体化させてるからな。」



 10年間、一度も実体化を解かずに。

 空中戦艦アマルガムは、イリスの移動式住居として運用されてきた。

 そのため、ホイホイ消したり出したりは出来ないのである。

 物理的にではなく、精神的に。



「というわけで。オレは中には入らず、ここでお前たちをサポートする。」


「……へい。」


 ミレイに、反論はできなかった。



「まぁ、お前らなら大丈夫だろ。他の2人は動けそうだし。お前にも、あの”強力な召喚獣”が居るだろ?」


 フェンリルや、パンダファイターを頭数に入れて。

 イリスはミレイの戦闘力を考えていた。



「……どうでしょう。」


 気の進まない様子で、ミレイは魔導書を開き。

 手持ちのカードの、”現状”を確認する。



「あぁ、やっぱり。」


 アマルガムの砲撃によって、ミレイのカードは何枚か木っ端微塵にされた。


 パンダファイターは、ほぼ白紙状態に近く。

 再生能力がありそうなフェンリルでさえ、未だに色が半分程度しか戻っていない。


 つまりは”死亡中”。

 再び召喚するには、インターバルが必要であった。



「――あん? ちょっと見せてみろ。」


 ミレイがカードの確認をしていると。

 イリスに魔導書を取り上げられてしまう。


「あわわ。」


 30cm以上の身長差があるため、ミレイに抗う術は無い。



 イリスはミレイの魔導書に目を通す。


「これ。まさか全部、アビリティカードか?」


「……えっと、まぁ、はい。色々と、事情がありまして。」


 経験はないが。

 ミレイはカツアゲにでも遭った気分だった。



「ふぅーん。」


 だがイリスは、そこまで深く踏み込もうとはしない。



「あの狼の魔獣は、4つ星か。まぁ妥当だな。」


 淡々と、ミレイのカードに目を通していく。


「黒い鎌も4つ星。」


「あはは。でも、この船に敵うようなカードは無いですけど。」


「まぁ。あったら、負けるはずがねぇからな。」



 ひとしきりページを捲り、満足したのか。

 イリスはミレイに魔導書を返す。




「……この船って、もしかして”5つ星”ですか?」



 アビリティカードの最高峰。ミレイもまだ、見たことすら無い。

 だが、これほど絶対的な力を持っているのだから。ミレイはこの戦艦が5つ星であると予想する。


 けれども、イリスはそれを否定する。



「いや、4つ星だよ。」


「4つ星!? でも、うちのと比べて、かなり性能が段違いなような。」



「まぁ、同じ4つ星でも、性能はピンキリだからな。あの狼だって、4つ星の中だと”中の下”くらいだろ。」


 中の下。イリスは、フェンリルをそう評した。



「……じゃあ、この船は?」


 ミレイが問いかけると。



「――もちろん、”上の上”だよ。」


 イリスは自信ありげに答えた。











 地上。モノリスから1kmほど離れた地点。

 エネルギー障壁の目の前に、ミレイたち3人は立っていた。


 周囲は深い森になっており。見た限り、障壁内も同様の環境に見える。


 遙か上空では、イリスの乗った戦艦アマルガムが待機していた。



「モノリスと言えば、ある種伝説のようなものですからね。まさか実際に、足を踏み入れる日が来るとは。」


 その力を、試したくて仕方がないかのように。

 ソルティアは、ただ前を見つめていた。



「だよねぇ〜。わたしも緊張するなぁ。」


 キララも同様に。

 その新しい弓の力を、試してみたいという感情で立っていた。



 このように、2人は非常にやる気に満ちていたが。



「……はぁ。」


 いざ現実を前にして。

 ミレイは真っ青な顔で、今にも死にそうになっていた。


 仲間の1人が、そんな状態とあって。


「大丈夫ですか? やはり危険ですし、そこまで無理をする必要は。」


 流石のソルティアも、心配になってしまう。



「……ううん、大丈夫だよ。」


 けれどもミレイは、このクエストから逃げようとは思わなかった。



「イリスさんも、わたしの能力なら、十分通用するって言ってたから。」



「その割には、顔色が優れませんが。」


 ソルティアの瞳は、誤魔化せない。



「……いくら能力が強くても。使うのが、”わたし”じゃ。」



 イリスとの腕試しを行って。

 ミレイはどうしようもない、自分自身の弱さを自覚していた。


「だって、デコピン一発でノックアウトだよ? いざという時に、足手まといにはなりたくないし。」



「……ミレイちゃん。」



「確かに。今から筋トレした所で、間に合いませんしね。」


「そりゃそうだ。」



 キララと同様に、魔力を扱う訓練をして。

 何度か戦いを経験して。

 それでもミレイは、2人との絶対的な差を感じていた。


 20年もの間。平和な日本で、ゲームばかりして暮らしていたミレイである。

 根本的な、”戦士としての才能”が、欠落していてもおかしくはない。


 そうして、悩むミレイであったが。



「――そう言えば、ユリカさんが言っていました。」


 ソルティアは1つ、アドバイスをすることにする。



「ユリカさんが?」


 ミレイは気を失っていたため、別れを言えなかったが。

 連絡を取った仲間と合流するために、ユリカとはアセアンでお別れをした。


 ミレイの頭に巻かれた包帯が、彼女の最後の繋がりである。



「武蔵ノ国では、侍や陰陽師が互いに役割を分担して、敵と戦うようです。そしてそれは、冒険者だって同じです。剣士や魔法使い、やれることは限られていて、それぞれに補い合う必要があると。」


 それを踏まえて。

 ソルティアはミレイに言葉を送る。



「――”わたしが貴女を守ります”。なので貴女は、わたしでは倒せないような敵を、その力で倒してください。」



「……ソルティア。」



「もちろん、わたしも居るよ!!」


「うん、分かってる。」




 デコピンと、ビーム射撃の雨で、若干心が折れかけていたものの。



(わたしたちなら、大丈夫。)



 ミレイは大切な仲間の存在を思い出し。

 もう一度、真っ直ぐと前を見つめた。




――もう何も怖くない。









『――おい、お前ら! 障壁に歪みができてる。何か攻撃してみろ!』


 手に持った通信機から、イリスの声が聞こえてくる。

 目の前の障壁を見てみても、特に異常は見えないが。

 ミレイたちはそれに従う。



「了解です。」


 ミレイはその手に”聖女殺し”を出現させると。

 しっかりと狙いを定めて。漆黒の斬撃を繰り出した。


 鋭い切れ味の斬撃だが。

 最強の障壁には、当然のように刃が立たず。


 容易く弾かれてしまう。


 だが、それにより。

 障壁部分に、目に見えて歪みが生じ。それが激しくうねると。



 人間がギリギリくぐれるかどうかという、小さな穴が発生する。



「……思ったよりも、小さいですね。」


「だね〜」



 とは言え、なんとか入れそうな大きさのため。

 ソルティアたちは安堵する。



 だがミレイは冷静に、その小さな穴を見つめていた。



『じゃあ、健闘を祈るぜ!』



「了解です。」


「行ってきま〜す。」



 順番に、ソルティアとキララが穴に入っていく。

 その2人をして、本当にギリギリの幅であった。


 それを見て、ミレイは確信する。



(こりゃ、どのみちイリスさん入れねーじゃん。)



 キララとソルティアでもギリギリなのである。

 ならば、”大きな爆弾”を抱えたイリスでは、確実に引っかかってしまう。



 ちなみにミレイは、非常にスムーズにくぐれた。







 3人揃って、障壁内部への侵入に成功。


 障壁内の様子は、それほど外との違いは感じられず。

 鬱蒼とした森が、モノリスの方向まで続いていた。



「中に入りました。」


 ミレイが通信機に話しかける。


『何か、変わったことはないか?』


「普通に森が広がってます。外から見たまんまです。」


 ミレイの目から見て。

 別段、報告するようなことはなかった。



「……モノリスの周辺とは言え、わりかし平和そうですね。」


「うん。変な魔力とかも感じないし。」


 ソルティアとキララにも、特に異常は感じられなかった。





 地上に降り立った3人から、そんな報告を受けて。


「……そうか。」


 アマルガムの艦橋内で、イリスは安堵の声を漏らす。



「とりあえず、こっちからも異常は確認できない。だが、森には何が潜んでいるか分からないし、気を抜くなよ。」


『――了解です。』



 ほっと一息を吐き。イリスは機内から外の様子を眺める。

 目に見える範囲に、脅威になりそうな存在は確認できない。



「まぁ、モノリスの周辺とはいえ、絶対に危険とは限らねぇ――」



 だが、しかし。


 ふと、モノリス本体へと目を向けた時。

 その衝撃から、イリスは呼吸を止めた。




 それはモノリスと同様に、”真っ黒な体色”をして。

 巨大な体と、一対の翼を持ち。

 恐ろしい瞳で、アマルガムを見つめている。



(――なんで、今まで気づかなかった。)



 イリスの見つめる先。

 ”モノリスの頂上部”に、それは鎮座していた。



 明らかに”脅威”でしかない、謎の”黒いドラゴン”が。



 障壁によって、阻まれているにもかかわらず。

 モニター越しにも伝わる、異様なまでの圧迫感に。

 イリスは圧倒される。




「おい! お前たち。モノリスの――」


 今すぐに引き返すよう、ミレイ達に伝えようとするも。






『――モノリスの、』


 イリスからの通信は、そこで途切れてしまった。



「……物凄い剣幕でしたが、切れてしまいましたね。」


「何なんだろうねぇ。」



 ソルティアとキララは、そこまで事態を重要視していない様子だったが。


 ただ1人、ミレイは現実に気づき。

 静かに冷や汗を流す。



(……”あの穴”が塞がった瞬間、通信が途切れた。)


 障壁に目を向けてみれば。

 すでに、ミレイ達が通った穴は塞がっていた。



「イリスさん、聞こえますか?」


 通信機に声をかけてみるも。

 全くもって、応答はなく。



(通信が繋がらないんじゃ、外に出れるタイミングも分からないし。)



 障壁内部に侵入して、早々に。

 ミレイは静かに悟る。




――自分たちが、詰んでいることを。




 そして、そんな彼女たちの様子を。

 何者かが、茂みの中から見つめていた。





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