【エッセイ】王太子についての考察
王太子。字面から言えば王様の子供で次期国王という存在。
王国-国王-王太子-王妃-王子-王女-王宮
こんな感じだと思います。ちなみに帝国や皇国だと
帝国-皇帝-皇太子-皇妃-皇子-皇女-皇宮
こんな感じ。王様の息子だから王子で皇帝の息子だから皇子。王国の皇子とかいうのがいるとなんか気持ち悪い。
ここでちょっと待てよと思う人がいると思います。イギリスのチャーさんは皇太子だよね。なんで?大英帝国とかいうからかな。でも暗殺事件とかで話題のサウジのムハさんも皇太子とか言われているよね。宗教指導者を兼ねるからかな?
一般的に皇帝というと複数の王様の上に立つ存在とか宗教の保護者というイメージで王の中の王、王様より偉いというイメージになります。
三国志なんかが好きな人は魏王曹操の上に献帝とかいたよね。と思うかと思いますがそんなイメージ。
でもイギリスはキングダムだしエリちゃん女王だよね。王様の子供は王太子じゃないのということになるのですが、実はこれだいたい外務省が悪い話です。
現在は空位ですが日本が皇太子なのにほかの国が王太子というと自分たちのほうが格上だぜという感じになるとかそういった大人の事情だと思われます。王太子で間違っているわけではないのですが一般的に君主の法的推定相続人の呼称は、外務省発表は絶対、メディアの報道も大抵皇太子ということになっています。
このおかげで公国だろうが大公国だろうがみな皇太子。でも皇太子以外は王子という謎の構図が出来上がっています。ちなみに男女関係ないようで公女だろうが法的推定相続人であれば皇太子です。
なのでもし現実にいたらギ〇ン・ザビは皇太子ということになります。あそこも公王とかいう謎の存在ですが・・・・。
ちなみに前述のチャーさんは実は王太子という制度がイギリスにはなかったりします。次期国王は慣習的にプリンス・オブ・ウエールズというマレー沖で沈みそうな名前の称号を与えられていますがこれはウエールズの王子様という意味ではなくウエールズ公(君主)という意味です。
じゃあ王太子はいないのかというと日本国的にはすべて皇太子でしょうが語義的には間違っていないので王太子でもありだと思います。余談ですが卑弥呼のころは女王なので天皇制が確立したのはそれより後のことだろうとの想像もできます。日本書紀の完成も8世紀ですしね。
でもなろうではよく王太子表記を見かけるよねと思う方も多いと思いますが、空想上の人物は大丈夫となっています。語義的には王国の太子は王太子が正しいわけですから、そちらの方が正しいはずで、王国の皇太子のほうが特段の事情というやつだと思います。
また、歴史的な人物の場合は王太子でOKとなっています。
王太子で一番有名なのは百年戦争の英雄、黒太子ことエドワードさんだと思いますが、なぜ一番有名かというと王様が生きているうちに死んだからということです。
ライバルであるフランスのシャルル5世もおやじが黒太子に捕虜にして拉致られたため王太子時代の活躍も長く、フランス初代のイルカとして有名ですが、この方はきちんと王様になって賢明王とかどこぞのアイ〇ズ様が効いたら恥ずかしくて無理といいそうな名前になっているので王太子としての知名度はエドさんに軍配が上がると思います。
ちなみにイルカというのはフランスの王太子の称号でドーファンといわれます。紋章も変なイルカです。英語で言うとドルフィンですね。
戦争の天才で長弓兵とともに戦術史に残るエドさんと政治の天才で税金の父(おやじがぼろ負けしたり部下のベルトラン・デュ・ゲクランが捕虜になったりジャック・リーの反乱で国内が荒廃したからいろいろやらざるを得なかったということもあると思いますが)ともいわれるシャルさんの王太子同士の戦いとか、イケメン王太子同士の争いを想像して、女性陣には「私のために争わないで」とか言いたくなりそうですが、現実は非情です。何せ二人は病弱キャラなのです。
エドさんのほうは病弱というと語弊がありますが各地を転戦するうちに赤痢にかかったという話ですので黒太子ならぬくそたい(うわなにをするくぁwせdrftgyふじこ
一方のシャルさんは子供のころにかかった病気の後遺症で戦場には立てなかったという話で部下のゲクランさんを将軍にして戦ったのですが、この将軍は超絶醜男とのことなので華のある話にはならない気がします。
後半の英雄であるジャンヌ・ダルクに全部持っていかれるはずですね。
話を戻してじゃあ皇太子として一番有名なのは誰かというと間違いなくホンタイジさんです。
なぜかというと漢字で書くと皇太子(皇太極、黄台吉とも表記される)だからです。
ホンタイジって何をやった人かと聞かれると簡単には辮髪結ってヒャッハーした人です。
この方、大清国初代皇帝なのですが皇太子。しかも八男てそれはないでしょうって感じです。パパ大好きっこだったのか廟号も太宗で初代が使う太祖はヌルハチパパが使っています。親族を粛清したりもしているので、おそらくは簒奪者などの汚名を嫌ってのことだとは思いますがおやじのころは後金国じゃないのとか、お前が玉璽を手にして皇帝を名乗ったんじゃないのとかいろいろ突っ込みたくなります。以上のことから本名は別にあったのではとも言われています。
最後に今日の結論を言うと、王太子といえば病弱さん。皇太子という字面を見たら辮髪結ったヒャッハーさんを想像しようということですかね。
駄文失礼しました<m(__)m>
前作が好評だったので短い連載に挑戦しようかと思っています。
ちょっと間が空くかも。




