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第二話 町が見えてきた!

なんとか頑張って書いていますが、難しい。

目を開けるとそこは森だった。「予想はしてたけど、やっぱり森か」と一人ごちりながら周りを見渡すがどこを見ても森しか見えなかった。(まぁいいか!とりあえずステータスでも見て考えよう!)と思い。(そう言えばどうやってステータス見んの?)と気付く。

取り敢えず見れそうな事を口にしてみる。


「ステータスオープン!」


すると目の前にステータスが現れた。

それを見てみると。


鏡零士(かがみれいじ)

18歳

Lv1

HP 300/300

MP 220/220


攻撃力 1000

防御力 950

すばやさ 800

魔攻 1000

魔防 900


スキル

ステータスUP(極大)、無詠唱、消費魔力十分の一、武の極み、鑑定(魔眼)


魔法

火、水、土、風、光、闇、時空


装備


となっていた。(んーこれが強いのかどうかはわからないとして流石にこんなに魔法が使えるやつはなかなかいないだろう)という自己分析が終わったところで、(取り敢えず適当に歩いて町を目指すか)ということで、その辺にあった木の棒を拾い上げ空中に投げる。

そして、木の棒が落ち(こっちに進むか!)と意気揚々と木の棒が向いた先を目指して進んでいった。

10分ぐらい歩いただろうか。

獣道からちょっと舗装されたような道に出ることができた。

(よし!このままこの道を歩けば何かあるだろう!)と思う。

幸い歩き出してからまだ時間はたっていないので喉も乾いてないし、腹も空いていない。

だがこのまま獣道を歩くよりはましだろうと舗装されたような道を更に進む。


さらに15分ぐらい歩いたところで少し前から馬が見えた。

俺は少し警戒しながらその馬が来るのを待つことにした。

その馬が近づくにつれ、あれは馬ではなく、正確には馬車であることに気がついた。

(馬車か。なんか、異世界っぽいなー!って異世界か!)などど一人でノリツッコミをしていたら馬車がもう目の前までやって来た。

そして馬車が俺の目の前で止まった。

すると、中から恰幅のいい中年の人の良さそうな男性が出てきて「おや?こんなところに人が。どうかされましたか?」と聞いてきたので、とっさに「えっと、旅をしているのですが、道に迷ってしまいまして。」と何も持っていないのに旅にでれるのか?と自問自答しながら答えると、「何も持っていないように見えますが、それで旅に?」と、当然の事をつっこまれたので、「途中で盗賊に会いまして。逃げるのに必死で荷物を置いてきてしまいました。」と、かなり苦しい言い訳をした。

そもそも盗賊がいるかもわからないのに言ってしまった事にしまったと思いつつ、言ってしまったものは仕方がないとして、恰幅の良い男性の反応を見る。

すると、「なんと!盗賊に会ってしまうとはそれは災難でしたな。よろしければ町までお送りいたしましょうか?」と、盗賊がいたことに心で感謝をし、そして目の前の男性にも感謝して、場所に乗り込んだ。



そうしてしばらく、この良い人そうな男性に遠い田舎の出身で旅するためにここまで来ましたと、適当な嘘をつき、色々と情報を仕入れた。



まずお金だがこの世界では白金貨、金貨、銀貨、銅貨、鉄貨があるらしい。

聞いた感じの単位は

白金貨→100000

金貨→10000

銀貨→1000

銅貨→100

鉄貨→10

と、こんな感じだと思う。

そして暦だが、今年はウィズラス歴105年という年号らしい。

そして、一年は大体365日で1日大体24時間なんだとか。

大体っていうのはキッチリした時間をはかるものがなく、大体太陽が登った時と真上に来たとき、そして、日が沈む時の3回鐘がなるらしくそれが目安なんだとか。

だが、「あれ?冬とかは太陽が早く登って早く沈むんじゃ?」と聞いたところ、なに言ってんだ?こいつ?みたいな目で見られたので、故郷で見た古い本に書いてあったようなー。とこれまた苦しい言い訳をしたところ、「確かに昔の人は適当な事を言っていたらしいからなー」とすんなりと受け入れてくれた。

(え?信じるの?人が良いというかアレクさんチョロすぎない?これでよく商人なんかやってるなー)と思う。

あぁそうそう。この人恰幅のいい男性はアレクさんと言う名前で商人をやっているらしい。

というのはさておき、馬車のなかでアレクさんが「そう言えばレージくんって、盗賊に襲われたから何も持ってないって言ってたよね?」と聞かれたので「はい!何も持ってないです!」と答えた所、「そっか。じゃぁ町に入るときのお金も身分証も当然持ってないよね?」と言われた。

(やっぱり町に入るのにお金いるかー。流石異世界!)とここでもやや斜めな思いに至るあたり流石は適当に生きてきたレージである。

どうしようか考えていたところ「ならその服僕に売ってくれないかな?」とアレクさんが提案してくれた。

(服?ただのジャージだけど?)とレージは思うが、(あー!そう言えばここ異世界だからこの服がめずらしいのか!)と言うことに至り、「良いですけどいくらで買ってくれるんですか?」ときいてみたら「かなり珍しい素材で出来ているからね。」と先ほどとは考えられないほど真剣な、商人の顔になり考え始める。

「よし!金貨3枚でどうだろう?」

(金貨3枚!?3万か?2千円で買ったのに?)

「では、それでお願いします!」とあっさりokする。

「だた、この服以外もってないんですが。」とたずねたところ、「あぁ、そうだったね。ならこちらで服を用意しよう」と言ってくれたのでお言葉に甘えることにする。


そしてレージはアレクさんが用意してくれた服に着替え、金貨3枚を受け取った。

「取り敢えず町での通行料は鉄貨だから金貨2枚、銀貨9枚、銅貨9枚、鉄貨10枚にしておくね!」

と初めてあった人間にここまで優しくして大丈夫か?と思いながらとありがとうございますとお礼を言ってお金の入った麻袋を受け取った。

それからしばらくアレクさんと雑談していると、町が見えてきた。


「あれがこの辺では2番目に大きい町アッシュタウンだよ!」

と言われ見てみると。(でかっ!)とまず驚いたのが外壁である。

高さは10メートル以上はあるであろう城壁を見て俺は(すげぇ)と言う感想しか出てこなかった。

「もうすぐ町に入れるよ」っとアレクさんの言葉に我に帰り、門の方に目を移す。

すると、結構な数の人が並んでいた。

「ここは2番目に大きい町だし、一番大きい王都はあんまり魔物はいないからねー。ここは冒険者が多い分出入りが激しいのさ」とアレクさんが補足してくれた。

それを聞いた俺は(冒険者!テンプレきたよこれ!)とまたまた斜めの考えに行き着いていた。

そんなこんなで門の前につき、自分たちの番がくると、門番とおぼしき鎧を着た男性が「君たち、身分証を見せてくれ」と言ってきたので、アレクさんはなんか銀の札みたいなものを懐から出し、門番に見せていた。

すると、「これはこれはアレクさんでしたか!どうぞお通り下さい!」と門番は急に畏まっていた。

(実はアレクさんって偉い人?)と考えていたら、「次、君も身分証を見せてくれ!」と言われたので、「すいませんここに向かう途中盗賊に襲われて身分証を無くしました。」と言った。

すると、門番の男性に「ならちょっと詰所まできてくれ」と言われ奥に連れていかれた。


部屋のなかにはいると、そこにはテーブルにポツンと水晶みたいなのがおいてあった。

「そこに座ってこの水晶に手を置いてくれ!そして私に聞かれたことを正直に言いなさい。」

(あーなるほど、嘘発見機みたいなもんね)と思いながらとイスに座り、水晶に手を置く。

「君は今まで犯罪をおかしたことはあるか?」

「いえ、ありません」と答えたら水晶はなんの反応も、示さなかった。

「はい!もういいよ!じゃぁこれは仮身分証になるからなくさないようにね!鉄貨3枚と交換だ!あと、身分証を貰ったらまた店にきてくれ!」

と言われそのまま門をくぐった。

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