プロローグ
読む人側から、書く人側へ!
とても、緊張していて、変な文章になってたり、誤字があったりするかもですが、お手柔らかにお願いします!
ーーそれは、とある山の麓にある村。ある日の夜のことであったーー
「おとうさん!おとうさん!ねるまえにこのほんよんでよー!」
「んぁ?お前、ほんとにこの本好きだなー。しかし、母さんに夜更かしはダメって言われてるんだが……。まぁいっか!」
その本は、勇者や英雄の話が詰め込まれた本であり、その子どもは寝る前にいつも読んでもらっていた。
ある者は、世界を滅ぼそうとする魔王を倒したり、そしてある者は山よりも高く、邪悪で強大な力を持つドラゴンを倒したり、はたまたある者は、魔物に攫われた姫を助けたり……
「ーーーーとなりました。めでたし、めでたし。っと、さぁ読んだぞー。早く寝ーー」
物語が読み終わり、寝かしつけようと言葉をかけると子どもは遮った。
「おとうさんっ!本の中の人たちみたいになるにはどうしたらいいかなっ!やっぱり、いっぱい鍛えた方がいいのかなっ!それともーー」
「はいっ!ストップ!そこまでだ!これ以上起きてると母さんに怒られちまうからな…あーこわいこわい。」
子どもは、残念そうな顔をし、そして同時に、確かに、と思った。
「ちぇっ、わかったよ、もう寝るー。でも寝る前に一つだけ、僕、本の中の人たちみたいになれるかな?」
しかし諦めきれずにきいてみたかったことを聞いた。
「んー、なりたいってぇー気持ちがあんなら、それを貫き通せばなれんじゃねーか?俺の息子なんだからよ!」
と、父は笑顔でどこか自信ありげに言った。子どもはやる気に満ち溢れた顔をした。
「よっしゃああ!なってみせるぞぉおーーー!」
「まぁ、頑張れよ!……って、お前!そんな大きな声出し…た…ら…。」
「出したら?どうなるのかしらね…?」
「あっ、やべっ、息子よ!早く寝るんグハァッ!」
「了解であります!おやすみなさーい!」
ーーその子どもは、本に出会い、出てくる勇者や英雄に憧れたーー
これからもよろしくお願いします!