表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

ある人の出会い

「ジリジリジリ・・・・」目覚まし時計が一斉に鳴り出す。

「ファアア・・・。」大きなあくびが出る。

寝起きが悪い僕はいつもこうである。むしろ一人暮らしをはじめてから寝起きが一層悪くなった。

食パンをかじりつつ着替える。

8時に家を出た。「やべえ電車に乗り遅れる!!」早足で最寄の駅に行く。

何とかいつも電車に乗れた。そして定位置の所の席に座る。

僕の住んでいるところは田舎っぽいところだから事故とかが無い限り朝でも余裕で座れる。

「あー新聞・・・」いつもは駅隣接のコンビニで新聞を買っているのだが今日は慌てていたせいで買うのを忘れていた。

田園風景を眺めながら会社最寄の駅で降りる。

駅前では恒例のポケットティッシュ配りをしている。くださいと言わんばかりに手が伸びる。

「いってらー」30代くらいと思われる若干チャラい男性からポケットティッシュを受け取り、駅から徒歩5分くらいの所にある僕の会社に着いた。

「遅刻だー」心の中で叫びながらオフィスへの階段を駆け上がる。

オフィスの階に着いた所で既に息が切れていた。「運動不足だなー」と痛感しつつ同僚の田子さん、吾妻谷さんに挨拶する。

「比良、今日も遅刻寸前だぞー。寝坊したか?」部長が早速茶化してきた。

「すみません。気をつけます。」簡単に謝ったが部長はやっぱり笑顔だった。

部長は後輩をいじるのが大好きなようで毎日のように僕らをいじっている。

なのでちょっとした遅刻ではそこまで怒らない。

入社したときから僕は「不思議ちゃん部長」と心の中で呼んでいる。

「まあ、怒られるよりかは・・・」そう考えつつ自分の仕事に入る。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ