3 聖戦の刻～三代目魔神マッダvs海賊、海神ネプチューンミカ～
ミカが津波を呼び起こす。
「お？」
イン世界には海はない。はじめて波にのまれたマッダは、大海の奥深くへと沈んでいった。
「最強生物は海の中でどうするんだろうね？」
圧を掛けた水の弾丸がマッダを撃ち抜く。
(ぶっ!おお？)
産まれてはじめて酸素のない海中を体感し、陸上のように身動きの取れない状態に直面するマッダ。
「海中はわたしの絶対領域。絶対にわたしが倒すよ。」
両手を振りかざし、巨大な水の槍を造りだしマッダに投げつける。水中で動きが鈍っているにもかかわらず、俊敏な身のこなしで軽やかに避けるマッダ。だが、攻撃を交わすマッダの隙をついて、物凄い圧力でマッダの動きを封じるミカ。
「圧は力。」
(お？お、お、おおお!!!)
締め付けられるマッダは空気を吐きもがき始めた。
「鮫流」
水がマッダに噛みつく!!鮫に喰われたような攻撃をうけ、喰わえられたまま海底に打ちつけられるマッダ。
(、、、、、、)
マッダが掌に力を込める。
「なにする気!?」
(、、、、、これ、うぜえ!!!!)
両手を物凄い勢いで頭上に振りかざした。
「な、、、!!!!」
海を手で掴み、海水全てを空に投げ飛ばし一瞬で蒸発させた!!!ミカも同時に投げ飛ばさた。
「くぅ、、、、!!!!う、、、。嘘でしょ？!海を投げるなんて、、、、!!!!」
「ふん!!」
地を蹴り飛ばし猛烈な勢いで上昇し、空に投げ飛ばしたミカに激しくぶち当たる!
「かは!!!!!!ば、、、化物で、、しょ」
頭突き一撃でまたも倒されてしまった。
「ミカ!!!時間が、時間が足りないわ!!ゴウキの蘇生まで持たない、、、!!」
焦りを見せるコユキの前に立つのは、最後のGOD6が１人、獣神嵐。
「コユキ。大地任せろ。大地、力、守りながら、マッダ狩る!マッダ狩る!マッダ、ガルルルル!!!!!!!!!!」
ついに嵐がはじめて戦闘の場に立つ。狙った獲物は100％仕留める最強のハンター嵐はマッダを倒すことができるのか!?
