28終焉の刻~三大女神戦線~⑥
どれ程力を上げただろう。エツ子がフルパワーを発揮する。
不可説不可説伝を越えた、32グーゴルプレックスとゆう単位表記された正に未知の数字を叩き出したエツ子。
斬~ザン~
「うおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!?」
マッダは斬りつけられ激しい血しぶきをあげ吹き飛ばされた!
打~ダ~
「ぐぉぉ!!」
顔面を打たれ更に吹き飛ぶ!
神よわたしは。全てを創るの。頭で念じれば斬撃であろうと打撃であろうと何もかも生みだし造りだすことができる。
「お?じゃあソレ壊せば終わりか」
!!
マッダがエツ子の頭部に惑星を塵にする威力の拳を振りかぶる!!指一本で拳を受け止めるエツ子!!
「おおおおお~すんげぇ~あのオバハン………!!あのマッダ相手に……なるほどなるほど。勉強になるっちっち……」
光の格子から戦闘を観戦する下衆コーコ。
弾~ダン~
「お?!?!」
爆発に巻き込まれたかのように弾け飛ぶマッダ。しかし、いかなる攻撃を受けようとさほどダメージを残さない究極のタフさと、攻撃に応じて戦闘力を上昇させる究極の能力二つを持つマッダは、再びエツ子の力に近づき立ち上がる。
「おやおや。ホント厄介な生き物やっちっち。なるほどなるほど……。」
どうすればこの生き物を倒せるかしら。生半可な攻撃では反って力を増幅させるだけ。命尽きるまで無の空間に封印するのが一番かしら。けれども存在するもの全てを代償にした結果としては納得いかないわね。……とことんやってみようかしら。
折~セツ~
ボキキキキ!!!!!!!!!
「おおお!?!?」
右腕を神なる圧力でへし折られたマッダ!!
「い、痛てぇ!!このやろう!!!」
!!
エツ子が打撃を受け吹き飛ばされた!!思考を攻撃に変換するエツ子の技をやり返したマッダ。
…………。打~ダ~
「うるぉぉぉあああ!!!」
思考から生まれた両者の打撃がぶつかり無の空間に走りわたる。
「まだまだ終わらんかねぇ激しい?この殺しあいは。ひっひっひ。」
神々の闘いは続く。