24終焉の刻~三大女神戦線~②
馴れ合いになれば終焉はいつまでも長引く。確かな攻撃を確実に与える。それが私の戦闘。
バース・デモンストレーション・アタック~新たな世界を創る過程において排除せし攻~
神越エツ子によるノートの筆記を消しゴムで消すかのような、存在自体をかき消さんとする光線を放つ。マッダ、コーコとも危機を察知し全力で交わす。
「流石にあんたら、すごい力っちねぇぇぇぇぇ。正直参った。いや、参りました。あたしは戦線離脱させてもらうっちよ。」
下衆神コーコ。騙し討ちを誘う相手を間違ってるんじゃないの。アンタの言葉には虚言しかないわ。二度吐けぬよう口をバラバラに切り裂いてあげるわ。
ジョウロウグモの息吹~回転式糸のこぎりによる多角的猛攻~
「にゃ!!?」
鋭利な蜘蛛の巣のように張り巡らされた糸がコーコの口元を包み込む!口から全身を切り裂かれる!!かのように、またも幻影を残しエツ子に反撃する下衆の極神コーコ!
あら。幻を主とする騙し討ちの攻撃は天上天下随一の実力ね。
コーコの磨きあげた全てを貫くような爪がエツ子の心臓の位置に直撃!!
したかような幻覚を見せ、天高く浮上する全絶神エツ子。
「なにをゴチャゴチャやってんのよ!!!!!!!!!」
「にゃほ!??」
!!
マッダの数記不明な速度のラリアット。空気を、大気を、次元を、存在するもの全てを巻き込みなぎはらうラリアットを前に、エツ子、コーコ、共に遥か100光年彼方まで吹き飛ばされてしまった。
どこでも、いついかなる状況下でも瞬時に移動することを可能としたドア~猫型ロボット~の贈り物~
遥か彼方に吹き飛ばされたエツ子は瞬時に元の場所へ舞い戻る。コーコは消えてなくなったのか?
「おばはん、アンタ今まで会ったことないタイプだな。なんか楽しくなってきた。マジで殴ろうと思うんだけどいいか?」
寝言は寝て言いなさい。寝なさい。永遠に。
エツ子、マッダ激突!!