22終焉の刻~エツ子vsマッダ~⑦
「ひっひっひ。こんなとこで朽ちるわけなさいさね。ゴウキや。さっさと起きんかい!!!!」
なに?
「お?」
第一生物消滅の間際に現れたのは、元二代目魔神コーコ。1999不仮説不仮説伝の闘気量を誇るエツ子と、2034不仮説不仮説伝の闘気量を持つマッダの前に、ゴミ同然の125万の細々とした闘気の値持つコーコが闘いに割って入る。
「お?なんだ?このゴミみたいなババァは?」
「ひっひっひ。野心に勝る力は無い。そう思ってあたしは今まで生きてきたんだよ。今この刻こそが、あたしが再び世界に君臨する力を持つ刻やっちっち!!!」
この土壇場まで待ったとゆうの。
全てを悟る全知の神エツ子のみが瞬時にコーコの意図を理解する。
無に還ろうとする世界。それはエツ子が創り出し潜った者の力を抑制する転生の門すら消えてなくなりつつあった。
即ち、それにより力を失っていたコーコが、インに君臨していたときの力を取り戻すことになるのだった。
「元の力は返してもらったっちっちよ!!そしてこの力を無限に増幅させるカンフル剤がゴウキやっちっち!!!そのためにわざわざ産み出したんやっちっちよ!!」
自身の全ての力を託し産み出したゴウキ。そこから神の領域まで成長したゴウキを再び自身に賭け併せ、エツ子、マッダをも凌駕する力を得ようとはるか昔から計画していたのだ。まさに下衆の極み。鬼畜の神。
「死にゆくアンタはあたしのシャブ!!覚醒させるっちよ!!!!」
世界の崩壊により既に意識を失い死の寸前までなっていたゴウキを頭から丸飲みにしたコーコ!!下衆神コーコが覚醒する!!
敵が二人になったと解釈すべきかしら。
「なんだこのババァ。」
「ひぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!どら!!!君臨するっちっちよ!!!!!」
3555不仮説不仮説伝の闘気を撒き散らす最強の下衆がここに誕生した。三大女神激突!!!