15 終焉の刻
陽世界最強の戦士GOD6相手に優位に立つマッダの前に現れたのは、言うまでもなく、マッダと唯一対等に位置する陽世界の神を受け継いだコユキの母エツ子。
エツ子が現れた。
エツ子が現れた事が何を意味するか理解しているのはコユキのみ。
「みんな。ごめんなさい。私の力でマッダを倒すことができなかった時点で、この世界、いや、存在するもの全てを守れなかった事を意味するの。ママが全てに終止符をうつ。」
「ぐ、、、、おい。どうゆうことだ?前に言ってた神と神が闘えば俺らが耐えられねーから世界が滅ぶってそうゆうことなのか?」
「、、、、、。言うことはないわ。世界は終わりなの。この残り数分の余生を噛み締めてもらうしかないわ。」
コユキ。アナタには母親らしいことは何一つしてあげられなかったわね。マッダを倒すことができなかった事は残念だけど、これまでの功績を称え、条件は違えど三代目の神に就任させるわ。
それからコユキ、そして共に闘いし戦士たちに伝えることがある。
私は世界の抱擁など一斎していないわ。
「え?」
この世界を守るのみならば容易。しかしその抱擁に力を使えばマッダにより、私を除いた生物全てが無に還される。芽も出ないなにも咲かない花瓶を支えることに意味はないわ。これまで世界が守られたのは野生児、異世界の子孫、海賊のアナタたちの力。
私はただ聖戦を見物してただけよ。
そして聖戦を経て終焉へと刻は流れた。
マッダがエツ子に歩み寄る。
「懲りねぇな。次から次に何なんだお前ら?お?」
終焉のセレモニーの最中よ。少し黙りなさい
「お!!!?!」
マッダの口に無数の糸が縫われる!!完全に口を縫合されたマッダはモゴモゴ言いながらノタウチまわっている。
コユキと愉快な仲間たち一同。これをチャンスと捉えなさい。培った守備力で終焉のその刻を耐えしのぐ事ができるか否か。
ゴウキが、
「かぁぁぁぁぁぁ!!ゴチャゴチャ何言ってっかぁぁぁ、さっぱりわかんねぇなぁ!!!コユキの母ちゃんよぉぉぉぉ、何しにきた?ここに」
コーコの一卵性ゴウキね。知能指数が低いようだから単純明快にこれからのことを伝えるわ。
安らかに死になさい。私がマッダもろとも存在するもの全てを消し去り、新たな世界を創造するわ。
「ゴウキ!!ごめんなさい、、、。私の力不足により決定事項を覆すことはできないの!!マッダを倒すには、世界を消し去る程の力を使わなければならないの!!」
ストーリーはクライマックスへと入る。
世界は消えてなくなるのか。




