13 聖戦の刻~三代目魔神マッダvsGOD6~
「魔眼極~倍倍」
命を力に変えて、ガクトの闘気が無限に膨れ上がる。
「くっ、、、。ガ、ガクト!アナタ、、、死ぬ気ね!!」
地にうずくまり朦朧とする意識の中戦闘を傍観するコユキ。死ぬ程の反動を省みず、命を燃やし力へと変換するガクト。
「お?」
マッダを強烈なパンチで殴りとばす!!
「ってぇな。」
反射的に殴り返す。コユキを一撃で沈めた拳を受けたガクトだったが、更に殴り返す。
「う、ぐおおおお!!!」
ダメージより先に、技の反動で体に早くもガタがき始めたガクト。
「ぐううう、、、てめぇを殺すまで死なねぇよ!!!魔眼極み~倍倍」
更に倍へ膨れ上がるガクトの闘気。9999無量大数。もはや方程式で当てはめることが不可能になった化物どもの闘い。ガクトの乱打でマッダをボコボコにする。
「お?」
ガクトはその場に倒れた。
「なんだコイツ?勝手にイきやがった」
「ガクト!!!ガルアアアアア!!!!」
「お?」
嵐が鋭い爪でマッダを引き裂く!!
「ガル!!!!!!?」
以前のマッダを引き裂いた嵐の爪は、マッダの皮膚で止まり全くダメージを与えることができない。無限へと闘気が膨れ上がったマッダは、もはや嵐と闘っていたときとは別次元の生物。白鵬顔負けの張り手が嵐を叩き飛ばした。
「ガル!!!狩る!!」
絶命するほどの痛みを押し殺し果敢にマッダに攻撃する!自然の力を操り、ハリケーンを呼び起こす。突風と真空の風がマッダを八つ裂きにする!
「お?かゆいな」
嵐の脇腹に激烈なミドルキックを放つ。
「ガルアアアアア」
骨が砕け内臓が破裂した。、、、だが、
「ガルアアアアア!!!!!!!!!!!」
マッダの喉元に噛みついた嵐!!どんな状態になろうと死ぬまで喰らいつくハンター。
「交替だ!!!!」
「お?」
世界を七色の光で覆う程の輝きを放つエリカの拳。
「限界突破、真エリカ神拳!!!」
防御が間に合わずまともにエリカの拳を受けたマッダ!!
「うおおおお!!!!!」
一点に衝撃を凝縮し、銀河系最大級の爆発ビッグバン程の威力をマッダの体にのみぶちこんだ。血を吐き想像以上のダメージを受けるマッダ。
闘いは続く。




