10 聖戦の刻~三代目魔神マッダvs三代目神内定、神代行コユキ~③
頂上決戦白熱。最高の熱を受けもがき苦しむマッダ。
神の化身、太陽の化身、陽世界最強の実力をもつコユキによる限界を越えた攻撃に、闘いはクライマックスを迎える!!
無。
ゼロ。
そこから星を、宇宙を、太陽を、
そして、そこで生を受け各々の考えで動く生物。
酸素、火、天候、海陸空、全てのものを作り、造りだした神。
その神を越えたのがエツ子。
そのエツ子が脅威と思う生物がマッダ。
そしてそのマッダを倒すべく産まれたのがコユキ。
無から創られたもの全てを守ることを託されたコユキの、究極の攻撃。
「お、お、お!!!!」
終わりの見えない闘いが始まった。
「耐えるの!!」
創られたもの全てを溶かすコユキの繰り出した太陽光を逃れ、地に立ち尽くすマッダ。
目的を、指命をもち産まれたコユキに対し、いつどこで、なんの為に産まれたのか誰も知らない存在上最強とされるマッダ。
再び闘気を高めてゆく。
「神とゆう地位でくくるのであれば、マッダ、アナタはまぎれもない闘いの神。常識を覆し創造されたもの全てをプラスとすれば、それを無、マイナスへと誘う唯一の脅威。そんなもの、この私が許しません!!!!!」
叩く。蹴る。焼く。斬る。弾き飛ばす。
光の速さで攻撃するコユキ。
反撃にでるマッダの拳、蹴り、はたまた残撃は、実態を光そのものへと変化させているコユキに対し無意味なものだった。
しかし、コユキの脳裏に浮かぶひとつの懸念。長期戦になれば、高い適応力をもつマッダに対し、いずれ不利な立場へ追い込まれるだろうと。
「時間をかけるわけにはいかないわ!!」
見えない速さで滅多うちのボコボコにする!
「お、お、お、、、、?」
(うちの攻撃は当たらないのに、このハゲの攻撃は普通に当たる、、、、、?)
「おかしいなー。」
「!!!」
マッダの闘気が更に更に脹れあがる。無限の生物なのか。コユキに対しあきらかな違和感を感じたマッダ。
「当たればワンパンだな。こんなハゲ。」
「!!面白いことをゆうのね。光を殴れるかしら?」
聖戦は続く!!