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第3話  作者: 世古 有沙
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Dary

一人幸一の部屋へ取り残された私

自分の携帯を手に持ち

幸乃にメールを打った


幸乃へ

私の大切な人

私の大好きな人を返して下さい

幸ちゃんは今までの誰とも違うあゆむにとって

掛け替えのない存在なの…


メールを打ち終え目の前にあった

ハサミで手首を何度も何度も切りそんなことをしていたら

幸一が忘れ物をしたと戻って来た

部屋に幸一が入って来ると

あゆむが自傷行為をしているのが目に止まった

幸一{…おい!何してんだよ!辞めろ!!辞めろ!

必死に訴え掛けるが

私には聞こえなかった。

私は何かに操られたかのように

切り付けていた

幸一が自分の腕を差し出し私の腕を守った

幸一{ゴメンな!わかったからもうするな

俺なら傷付いても大丈夫だから…


泣きそうな顔で私を抱きしめる幸一

私はその時声を挙げ子供のように泣いた

その時…「ブゥーン」あゆむの携帯が鳴った

幸乃からのメールだった。


あゆむに本当に悪いて思ってる

でも幸一君から迫って来たんだから

仕方無しだよあゆむあんな奴別れた方がいいよ

と言う内容だった。

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