表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/93

prologue(new)

 夜陰に満ちた長い廊下に、赤みを帯びた燐光が生まれた。向かい合う二つの人影が、廊下の壁面にくっきりと浮かび上がった。

 一方はまだ幼さの残る黒髪の少年で、右肩を左手で庇うように押さえていた。身の丈にあった長袖の服を身につけていたが、右肩の肉が一部削ぎ落とされ、血に彩られた肌がてらてらと光を放っている。

 その視線の先には、やはり右胸の辺りから血を滴らせ、(ひざまず)いている男がいた。三十半ばと思しき男の鼻の下には小さな刷毛(はけ)を思わせる髭がある。息を継ぐのが精一杯といった様子で、口元にこびりついた血を拭う余裕もなさそうだった。オールバックの髪は乱れに乱れ、垂れ下がった毛先からは脂汗が絶え間なく滴っていた。



「ぐっ……ごぶっ」


 強く咳き込む音が二度、三度と発され、男の口から黒い不定形の塊が飛び出した。喉に絡んでいた凝固血が口元を抑えた手にへばりつく。

 男が身に纏う白銀色の絹服には今も尚、赤黒いにじみが広がりつつあった。薄手の布地には到底飲み干し切れぬ血が数多の雫となって垂れ落ち、床に敷きつめられている柔らかそうな絨毯を汚している。点々と残された血の跡は男の背後、廊下の奥から続いていた。

 外窓と向かい合う壁面には等間隔に空けられた四角い窪みがある。それぞれに三首の金属燭台が備え付けられているが、灯りの大半は落とされていた。

 束の間、横殴りの雨に叩かれている羽目殺しの窓の外に白い光が明滅。年端もいかぬ少年と、その足もとに視線を向けた男の横顔が浮かび上がった。闇が戻るや否や、体を芯から震わすような音が轟き、窓硝子がかたかたと痙攣を起こす。


 素人目にも手の施しようがないとわかるほどの傷を負い、喉をつかえたようにか細く息を吐き出す男を、少年は鋭く見据えていた。どれほどの力を残しているのかを図るような、獲物を狙う狩人の目だ。いつ飛びかかってきても対処できるように、利き足の爪先に力を込めて踵を小さく上下させていた。

 少年が見せている警戒心の強さは、決して大袈裟なものではなかった。対峙している男は、国内はもとより近隣諸国にまで勇名を轟かせる剣の使い手だ。その名と顔は大人子どもを問わず、広く知れ渡っている。

 セーニア教国騎士団総隊長、コンラッド・ディアーダ。騎士を志す者ならば誰もが一度は夢見る称号、<ナイト・マスター>を名乗ることを許されている唯一の男。

 帯剣こそしていないものの、外見からだけでも体術に通じていると察することができた。重厚な盾を思わせる幅広の肩に長い手足。服の上からでも窺える、余分な肉が極限まで削ぎ落とされた彫刻を思わせる肉体。何より、若々しさと威厳とが妙に調和した容貌。面識のない者が一見したところで、齢四十を過ぎていると気づく者はいないと思われた。

 少年自身、この男に体術を学んでいた経験もあり、その実力は十二分に弁えていた。手負いといえども不用意に近寄れば、次の瞬間には自分が床を舐める羽目になることを。否、最悪の場合、そのまま永遠に五感を失う事態にも陥りかねないことを。

 コンラッドとの距離を十歩ほどに保ったまま、少年は溜息混じりに眉を上げた。


『すごいや、片肺を潰されても尚追ってくるとはね。とっくに窒息してくたばっていると思っていたのにさ。<ナイトマスター>の称号は飾りじゃないってことか』


 発されたのは年相応に高くて、そのくせ残響のある奇妙な声だった。両耳を介すことなく、しかし滝の音のように肌を突き抜けるようだった。

 コンラッドは跪いたまま、挑発的な口調の少年をゆっくりと見上げた。その姿は猛々しい騎士とはおよそかけ離れていた。まるでしでかした悪戯がばれ、親の雷がいつ落ちるかと恐怖している幼子のようだった。


「イェルド君、私は、どうなってもいい。気が済むまで、拷問する……なり、一寸刻みにするなり、好きにしてくれて構わない。だから頼む。娘は、アディだけは」


 前腕部と膝とで何とか身体を支えながら、コンラッドは少年へ左手を伸ばした。

 一見すると救いを求めているようでもあったが、イェルドは理解していた。彼の視線だけはしばしば自分の後方へと向けられていたことに。

 そちらには肩当てのない吊り下げ型の鎧を着た衛兵が三人、鼻と耳から血を噴き出し、白目を剥いて横たわっていた。そして、その更に奥には、イェルドと同い年くらいの少女、アデライードがうつ伏せに倒れていた。


 娘の助命を歎願されるほどに、イェルドはおのれの心が見るに堪えないものになっていくような気がした。深緑、焦茶、群青。明るさとは程遠い色ばかりが黒いキャンバスに重ねられていき、おどろおどろしい斑を作り上げた。悲哀と憤怒の色合いだっ。やがてはその色すらも黒、絶望の色に侵食されていき、色彩の輪郭が消え失せていった。二人を幾重にも押し包んでいる闇のように。


『娘だけは助けろ、ってか。はっ、今の今まで知らなかったよ。あんた、人を不快にさせる才能にも長けていたんだな。あんなに惨いことをしでかしておきながら、よくもまぁそんな口を叩けるもんだ』


 唾でも吐き捨てるかのようにイェルドが口汚く罵った。

 娘だけは。何とも手前勝手な願いだった。外道共に似合いなのは底知れぬ恐怖か、堪えがたい苦痛であるはずだ。現状を打破できぬおのれの無力さを、歯茎から血が出るくらいに噛み締めたまま殺される。目の前の男にはそんな死に様こそが最も相応しい。イェルドはそう信じて疑わなかった。確固たる決意を胸に秘めて、此処に至るまでの障害をことごとく打ち砕いてきたのだ。


「お願いだ。アディは私たちがやったことを、何も知らない。本当に、関係、ないんだ」


 喉にまでせり上がった血反吐にむせながらも、コンラッドは消え入りそうな声で呟いた。声だけでなく、その目の色までも少しずつ濁り始めていた。貧血による意識障害。そんな一文が脳裏を掠めた。最早どのような処置を施そうと助かることはない。それは相対している自分が誰よりわかっている。

 だが、男の事情を忖度する余裕はなく、そして義理もなかった。たどたどしく紡がれる言葉が、ひたすらに苛立ちを募らせるものであることも疑いようのない事実だった。

 目蓋の奥にちらりと何かが過ぎった。モノクロの光景。見知った広場で、家族にも等しい白髪の少女が力無く横たわり、冷たい雨に背中を打たれている。

 浴びていた雨の感触を思い出しただけで拳の骨が軋む音を立て、視界が歪んだ。臓腑に得体の知れぬ物が蠢いている感覚があった。滾る感情を、雄叫びと同時に一切合切吐き出してしまいたかった。そうすればすぐにでも楽になれるはずだった。

 けれども、感情を制御しきれなくなれば、今行使している力の制御も上手くいかなくなることを、イェルドは本能的に理解していた。少しでも気を抜けば両腕が強張り、膝ががくがくと笑い出すのだ。疲労とはかけ離れた、己にすら理解しきれぬ何かが原因で。

 コンラッドを跪かせたその力は、明らかに常人の、ましてや年端もいかぬ少年の有し得るものではなかった。傍目から感じられる余裕とは裏腹に、イェルドは必死に心の平衡を保ち続けていた。

 気を強く持て。今は何も思い出すな。誘惑を断ち切れ。自らに何度となくそう言い聞かせ、下唇を強く噛み締めていた。舌に感じる鉄の味が、遠ざかりかけた理性を辛うじて引き止める手綱となっていた。



 彼らに温情を求める資格などありはしない。それを胸奥で再確認したイェルドが、止めを刺すべく右手をコンラッドへ向けようとした。しかし、意に反して腕が途中から動こうとしなかった。

 イェルドが着ている長袖の服には乾いた血がこびり付き、流線形の模様が施されていた。コンラッドよりずっと小さな右肩口の、三分の一ほどが無残に切り裂かれている。挙動に合わせて傷口が上下し、微かに開いたり閉じたりしている。乳白色の上腕骨がちらちらと見える様子は、気の弱い者が見れば卒倒するおぞましさがあった。

 神経の何本かを断ち切られている。ようやくそれに思い至ったイェルドは、ただ仕方なくといったふうに逆の手、左手の方をコンラッドに向けた。

 その時、背後で何かがもぞもぞと動く気配がした。アデライードが目を覚ましかけているのだとわかった。


 イェルドの感覚は鋭敏になり過ぎていた。コンラッドに手の平を向けているこの瞬間も、音、匂い、気配といった情報が絶え間なく頭に流れ込んでいた。それこそ破裂するのではないかと気をもむほどの、光の洪水が。

 今までそれに耐えていられたのは痛覚が麻痺しているからだ。もしそうでなければ膨大な情報処理によって頭痛を併発し、とっくに発狂していたはずだった。

 複雑骨折と掠り傷を同時に負った場合、どちらが気になるか。つまりはそういう問題だ。少年が心に負った傷は、肉体に置き換えれば明らかな致命傷だった。感じている痛みを熱さや寒さだと脳が錯覚するように。狂おしいまでの心の痛みが肉体のそれを凌駕し、それ故に生き長らえることができていた。


 激しい雨がやたらめったらに窓を叩く音。足りなくなった血液を尚も全身に送り込もうとするコンラッドの心の鼓動。アデライードの微かに動く指が絨毯を撫でる摩擦音までも、明瞭に聞こえていた。

 未だ他の者たちの気配はこの近辺には存在しない。城の構造上、この場所は正門から最も遠い位置にあり、別棟に当たる場所だ。夜はどっぷりと更けており、最奥部ということで警備兵の数も少ない。

 しかも、建物の外は激しい雷雨だ。雨が地を打つ音が、鳴り響く雷が、生じた音という音を砕き割っていくのだ。剣戟や断末魔までも。傍にいるのは呼吸すら覚束ないコンラッドと気を失ったアデライードのみ。それらの要素は人を呼び寄せるには足りな過ぎた。


 焦る必要がないことを確認した上で、イェルドは肩越しに後ろを見遣った。衛兵の屍の先には、金色の長い髪が闇に覆われてくすんだ床に波打つように広がっている。上下にピンク色のガーゼパジャマを身につけているのは、幼馴染のアデライードだ。

 閉じられている長い睫毛が微かに揺れているのがわかった。もしも今、彼女が意識を取り戻したら、やはり自分の妨げになるのだろうか。そうと思うとやるせなかった。

 幼いなりに彼女のことは好いていたし、彼女の方も自分と会う機会を多く作ってくれていることは薄々と察していた。顎を指先で上に傾けながら唇を交わしたり、腰の後ろに手を回して身体の距離を零にするといった男女間の戯れこそなかったが、躊躇いがちに手を握り合い、他愛ない事で笑い合い、お互いに会う時間を長くしたいと望むくらいの仲ではあった。

 だが、最早元のような関係など望むべくもなかった。今の現実は、元の形がどういったものかも定かではない、崩れた積木の城に等しかった。今までイェルドを取り巻いていた世界は、一昼夜にして脆くも崩れ去っていた。

 この期に及んで誰が何を言おうと、思い留まるつもりはない。犯した罪の重さから逃れられなくとも、どれほどの恨みを買おうとも。

 そして今、イェルドは積み重ねた罪の上に、また新たな罪を重ねようとしていた。


 イェルドの顔に過ぎった憂いを、霞みゆく視界が殺意と勘違いさせたのか、コンラッドが焦燥に駆られた様子で、先ほどよりもはっきりとした言葉を口にした。


「お願いだ、イェルド君。その娘だけは、見逃してやってくれ!」


 死に瀕したコンラッドなりの精一杯の声が、長い廊下に虚しく木霊した。敵ながら天晴れというべきだろうか。それとも、最後の力を余すことなく振り絞り、娘の助命を願った父親の情愛に感銘を受けるべきだろうか。真に情け深い人間なら、ともすればそのような妄執に囚われることもあったかもしれない。

 しかし、イェルドが喚起された感情は、そういった類のものとは一線を画していた。そこには疑惑と憎悪しか存在しなかった。

 なんという厚顔さなのだろうか。未だ自分たちが人様に助命を請える立場だと思っているのか。もしくは、誰かがこの場に駆けつけるのを期待して声を張り上げたのだろうか。それともまさか、必死な父の姿だけを娘の記憶に焼き付けて美しく散ろうという魂胆か。

 数珠繋ぎになった負の感情が蛇のようなとぐろを解き、ゆらりと鎌首を持ち上げた。獲物に向かってちろちろと、殺意の舌を出す。白爪が食い込むほどに握り締められた拳が、みるみる内に血色を失っていった。


『なんだそれ。自分たちのやった卑劣な行為には一切触れず、そのくせ綺麗事だけはぺらぺらと。……人をこけにするのも、大概にしろっ!』


 強かな舌打ちが鳴り響き、イェルドの目に薄らと湛えられていた涙が水蒸気と化した。底知れぬ悪意に感応するように燐光が消失し、その腰ほどの高さに二重の魔法陣が出現する。

 内円に古代文字が隙間なく羅列され、外円に二十四の<象形魔印(ルーン)>が配置されたそれは、赤紫色の怪しい光を放ちながら、イェルドの体を軸としてゆっくりと回転し始めた。


 時として、他愛ない雑音が確かな敵意を抱かせ、人の命を奪うこともある。わずかな命を燃やし尽くさんと力の限り鳴く蝉の声。埃を落とそうと布団を執拗にはたく音。静寂を濁らせる内緒話。御しきれぬ感情と流入し続ける大量の情報量とでないまぜにされたイェルドの頭は、コンラッドの発した嘆願の言葉を、まさしく聴くにも堪えぬ雑音と捉えた。

 左手にありったけの力を籠めると、展開されている魔法陣がより一層輝きを増していった。光が宵闇と溶け合い、周囲に点在する力の微粒子が可視化。薄らと光る砂金のような細かな粒子がそのまま少年の手元に引き寄せられ、細かく震えながら収斂し、小さな球体を成す。



 ――ほら見ろ、皆だって怒っている。


 生じた事象によって、イェルドが忌避すべき感情と行為を肯定した。その力を使うこと自体が、足元につき従う影以上に暗い感情を一層濃くしていることも知らずに。


『全ては手遅れだ。あんたの言うことを聞いてやる理由なんてこれっぽっちもないんだ。そう心配しなくたって、この城にいる者は一人も残さず八つ裂きにしてあんたの元に送ってやる。ただの一人も逃すものか』

「イ、イェルドく――」

 コンラッドの弱々しい声に、一際高い声が重ねられる。

『あぁそうそう、言い忘れてたっけね。一足先にゼノンも待っているはずだ。だから寂しがる必要はない。存分に家族団欒を楽しんでくるがいいさ』


 コンラッドの目が大きく見開かれたのを見て、イェルドは初めて満足げに目を細めた。

 息子ゼノンの死。その情報がもたらした衝撃は図り知れなかったのだろう。コンラッドは拳と唇をわなわなと震わせ、絨毯に涙を零した。そのまま、額を二度三度と床に強く打ち付けた。

 押し寄せる悲しみと怒りに打ち震えているコンラッドを見据えながら、イェルドは口の端をゆっくりと持ち上げた。これこそ求めていた光景だと言わんばかりに。


 ――無様に過ぎるなぁ、コンラッド。きっとあんたは、絨毯に這い(つくば)って爪を立てたまま年端もいかぬ子供に殺された、至上初にして最後の<ナイトマスター>様だ。歴史的快挙だよ。


 心中でコンラッドを散々に貶めながら、イェルドは淡々と別れの言葉を切り出した。


『さようなら、コンラッド。ナイト様ならナイト様らしく、潔く、黙して死んでくれ』


 己が醜悪な笑みを浮かべていることに気づかぬまま、イェルドが床に(うずくま)っていたコンラッドに向かって、五指が突っ張るほどに力を込めていた手を、ぐっと前に押し出した。


 球体がたわみ、勢いよく爆ぜて左手の平を貫いた。頬に血飛沫(ちしぶき)が跳ねて片目を瞑った途端、四つん這いになっていたコンラッドの両手足が床から強引に押し剥がされ、風に巻かれた衣のように宙を舞った。そうと思った時には血染めの絨毯が塵と化し、剥き出しになった床に半球状の亀裂が生じた。

 大きく螺旋を描くように吹き荒れる風に誘われ、肥大化した影が廊下の壁面を凄まじい速度で突っ切った。燭台に残っていたわずかな炎までもが吹き消されていく。

 遅れて、耳を直接殴られたような衝撃音がきた。曲がり角の壁にコンラッドの背中が叩き付けられ、骨の砕ける音が散発的に響いた。体全体を圧迫されたコンラッドの口や鼻、はたまた耳から、血がごぽっと溢れだした。

 束の間、軽度の地震が起きた時のように建物が左右に揺れ動いていた。揺れが収まってから間もなく、壁に張り付いていたコンラッドの体から強張りが失せた。ぱらぱらと地面に散乱する石材の破片を追うようにして、ひび割れた壁面に(いびつ)な模様を描きながら崩れ落ちていった。



 壁に寄りかかったまま微動だにしないコンラッドを見据え、ひとつ目的を果たしたことを認識した。

 だが、得たものは塵にも等しいものだった。血と罪に塗れた左手。そして、より一層濃さを増した闇だけだ。期待していたような充足感も、達成感もなかった。ふと、口だけが笑っていることに気づき、それが何故か無性に悲しく感じられた。

 僕は一体、何をやっているんだろう。どうしてこうなってしまったんだろう。自分の耳にしか聴き取れぬくらいの囁きが、後方から発せられた甲高い悲鳴に掻き消された。

 確認するまでもない。聞き慣れたアデライードの声だ。


 やはり、起きてしまったのか。そんな冷淡な思考に嘆息するのと同時に、胸奥である確信が芽生えた。

 これから先、今の悲鳴が頭から離れることはないだろう。そうと心が告げていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ