8,万能オトモアイテム 魔物呼出紙
マンホールを目指して走る3人だったが、既にマンホールの出入り口は過ぎていた。
ゲン「こんな遠かったっけ…」
ルーク「気づきたくはなかったけど多分出入り口過ぎてる。」
ゲン「おいルーク、あっちに閉められたドアがあるぞ!」
ゲンは洞窟から一つの閉まったドアを見つけた。ゲンは自身のスキルで閉まったドアを開けて入った。
ルーク「ゲン、ドアを押さえろ、ロボット達が開こうとしているぞ…」
ゲン「言われなくてもやってるよ。数に負けて逆に押されてるだけだろうが。」
ルークとゲンがドアを押さえている隙にミラが何かないかとカバンの中を漁っていた。
ミラ「これ…使えるかも」
ミラが取り出したものは魔物呼出紙という1枚の紙だった。
魔物呼出紙とは本人が今叶えたい願いなどを一番叶えてくれそうな魔物を召喚する魔道具である。
ミラ「洞窟から出られそうな何かが欲しいです。ワタシの願い…届いて…」
ミラが願っていると魔物呼出紙は光だし、魔物の姿へと変わりました。
ホルン「わっちの名前はホルン。あらゆる鉱石が採れる星、ルーンミドラ星の炭鉱夫だ。」
ミラ「モグラさん…」
ホルン「モグラってのは…聞かなかったことにして、嬢ちゃん穴を掘ってほしいんか?」
ミラ「今すぐ上に穴を開けて…大至急。」
ホルンは一つの紙をもふもふの毛から取り出しこう言った。
ホルン「じゃあ、呼出料金が10,000円で、別途で穴掘り料金1km辺り5,000円で…」
ミラ「今そんな話ししてる場合じゃないよ。」
ホルン「わっちらもタダで働くのは嫌なんで…」
ルーク「ミラ…エーテルハンター証を見せるんだ…」
ホルン「ん?あんたら3人ハンターさんなんかい?ほんなら無料でっせー。」
ホルンは3人の証明証を見て穴を掘りました
ホルン「このくらいだと2分くらい掛かりますんでよろしくお願いします。」
タシカラヤ「後5分で水星が爆発します。ご注意ください。」
ルーク「はぁ!?」
タシカラヤ「防犯装置が全部起動したから、ワシの最後の手段だった爆発も防犯に入ってたぽい。すまん。」
ミラ達がいる部屋も何かの研究室だったため、モニターがあったから必然的にタシカラヤが映し出された。
ミラ「やばいやばいやばい。こっから出れても後3分でステラのとこまで走っていかないといけないの。」
ステラ「ミラ様…ミラ様…」
ミラ「ステラ!?」
ステラ「お渡ししたコンパスにgpsと通信機能を備え付けていた事を言いそびれてしまいましたので…」
ミラ「近くにいるの?」
ステラ「ミラ様、ルーク様、ゲン様がいる丁度真上に停めていますよ。」
ホルン「ハンターさん上まで穴が開きましたで…ってなんだコレ!?」
ミラ「ホルンさん、それは私達の船ですよ。ルーク…ゲン…押さえるの止めて早くコッチに。」
ルーク「分かった、すぐ行く。」
ルークとゲンはドアを押さえるのを止めてホルンの掘った穴に急いで行きました。
ですがドアの向こうにいたロボット達が部屋に入ってきました。
ミラ「ルーク!ゲン!危ない!」
ルークとゲンのすぐそこまでロボット達が追いかけたいる所…
ホルン「あれは…今は失われたルーン文字で作られたロボ!!」
ホルンは上機嫌にロボットの方に行き…
ホルン「炭鉱直伝…メタドリル!!」
ホルンは爪を太く大きくし、ドリルの様に素早く回転してロボットに向かいました。
ホルン「わっちの星に昔あった伝説の鉱石が入ってる。ぐふふ…儲けができましたで!」
ホルンは次々とロボットを貫きロボットの核であるレアメタルだけ傷つけずにぶっ壊していきました。
それを見ていたミラ達は唖然としていました。
ホルン「ハンターさんちょっと持ち帰りたい物があるんですけど、わっちも一緒に乗せていただけませんか?」
ミラ「いいけどなるべく早くね。」
ホルンがレアメタルを回収してる間ミラ達は出発する準備をして、ホルンを乗せ水星から出ることができました。
星の糸のカプセルから通知が届きました。
タシカラヤ「どうじゃったか、無事時間以内に脱出できたかのぅ。ちなみに爆発は嘘じゃ、お前らの慌てる顔を見るのが楽しくて仕方なかった。じゃ、またな。」
ゲン「ミラ、言いたいことは分かる。」
ルーク「無事に星の糸を回収できたしね?」
ミラ「…二人がそう言うなら。」
ミラが不服そうでしたが無事だったので良かったです。途中ルーンミドラ星に寄ってホルンが降りました。
ホルン「今日はありがとな。むっちゃ儲かったわ。」
ミラ達は少しレアメタルを分けてもらい宇宙センターに帰りました。




