3,おしゃべりな船
船を貰い旅をする事になったミラとルーク、最初の行き先は何処になるのか…
ルーク「船の操作はマニュアルで慣れたケド…このコアみたいな物は何なんだ?コレについては何も書かれてないぞ」
雑音とともに機械音声が聞こえる…
???「わ…わた…私は…ステラ・ウィスパーです。」
ステラ「このギャラクシー号の意志で動く精霊のような存在です。ですが、活動してから大体200年くらい作動してないように思えるのですが…」
ミラ「前に使ってたのはワタシのお婆ちゃんなの」
ステラ「お孫さんなのですね?でしたら契約をしてくれませんか?」
船の契約とは:持ち主が変わることで船の性格や見た目が変化する謎機能がある。まぁ、ほとんどの意味はないが誰かに盗まれないためのセキュリティみたいなものだ。
ステラ「私のコアにミラ様の手をつけて下さい」
ミラ「こう?」
コアから謎の文字が宙を浮かび、刻まれていき、コアにまた戻っていった…
ステラ「契約完了です。目的は、星の糸ですね。」
ステラ「ここから20万光年先に確認できました。次元移動を開始しますか?」
次元移動とは:すっごく早く移動できること
ワープと同じ
ステラ「30分間移動しますので、船を見て回ってみてはいかがですか?」
ミラとルークは次元移動している間、船の探索をしたんだ。休憩室や食堂、図書館に風呂・トイレまで備わっていた。
ルーク「まるでホテルだな」
ミラ「数日じゃなくて数ヶ月いや、数年旅するかもしれないからこれくらいあって損はないでしょ」
ルーク「そういえば、水星には向かっているって言っていたけど、僕達エーテルハンター登録ってしてないよね。」
ミラ「あっ、忘れてた!ステラ、大至急行き先を宇宙ステーションに変更で」
ステラ「了解しました」
宇宙ステーションとはサービスエリアみたいな場所で、必要な物の売買、船の修理やエネルギータンクの補充などやっています。
大きな宇宙ステーションはさらに、宇宙中央機関と呼ばれる機関があり、宇宙全体の地図になっている。
勿論、宇宙空軍が警備しており、簡単には入れない場所になっているのだが、エーテルハンターの上位になれば、許可証が貰えて自由に地図を見たり宇宙中央機関が管理している星々に好きなだけワープできる権利を得る事ができる。
話が脱線してしまったが、宇宙中央機関でエーテルハンターギルド的な場所があり、ミラとルークはそこに行こうとしている。
ステラ「宇宙ステーション近くに着きました。」
ミラ「なんだかんだワタシ、宇宙ステーション来るの初めてかも」
ルーク「僕は父さんが宇宙空軍の大佐だからよく来るよ、何だったら一週間前に来たし。」
色んな宇宙からこの宇宙ステーションに来るものだから、入口が混雑していて二時間近く渋滞していたが…
警備員「ルークお坊ちゃん、今日は一人ですか?」
ルーク「いや、友達と一緒だよ。はい、これ」
ルークは特別許可証を見せた
警備員「はい、確認しました。今回は何日滞在されますか?」
ルーク「ミラ、どのくらいここに居る?」
ミラ「………。3日くらい?」
ルーク「だそうです」
警備員「分かりました。いいご休憩を」
宇宙ステーションの門をくぐると日本でいう東京のような都会感で、街の地図がないと迷ってしまうぐらいの規模だった。
船の駐車場についたミラとルークだったが、船の周りに群衆ができていた。
それもそうだろう。この船が特別な船であるからだ。
ルーク「まぁ、こうなる事は分かっていたけど一般人と後は、記者も多数いるな。」
駐車場がガヤガヤしていて、混雑している中ある男が来た。
ガルド「そこの者たち、散らばれ。お前たちのせいで、宇宙ステーションに入ってくる人達に迷惑が掛かってるのが分からんのか!!」
筋骨隆々としたこの男はルークの父である
ルーク「父さん!」
ガルド「ルークじゃないか、エリア婆さんから事情は聞いてるぞ。エーテルハンターの登録だろ?俺が一緒についてやるから、周りの心配をしなくていいぞ!」
ルーク「そんじゃミラ、行こうぜ」
ミラ「うん。」
こうしてミラとルークはエーテルハンターの登録に行くのであった。




