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エーテルスター  作者:
11/12

11,初宇宙戦

 ここはザレンの母艦内のロビー。母艦というだけあって相当広く、数百人が住んでも問題ないくらいだ。



 母艦の操縦はザレンの従者が行っており、遊びながらナタルク星に着けるのであった。



ゲン「こんな贅沢な暮らしができるなんて羨ましいぜ。」


ルーク「見たことない本が沢山あったのでナタルク星の遠征中は全て読み漁りたいですね。」


ミラ「何もすることがなくて暇だなぁ。」


 ザレンが入ってきた


ザレン「君達は危機感を少しでも持ったらどうだ!母艦は1回で沢山の人や物を運べるから便利だけど、海賊なんかに狙われやすい対象でもあるから危機感をもて!!」



 ザレンの言うとおりである。母艦はただでさえデカいので遠くからでも母艦というのが丸わかりなので海賊や敵対勢力と交戦なんかもあります。



ゲン「そう言ってもさ、操縦とかってお前の従者がやってるじゃんか。お前は何してんの?」


ザレン「今回の任務の会議だよ。ギルマスと話をして、ナタルク星について議会していたんだ。」


 警告…警告…南西方面から敵軍艦4隻…

そして敵のボスであろう一回り大きい戦艦が1隻こちらに迫っています。


ザレン「お前らも至急操縦室にこい、早く!!」



 ザレンと一緒にミラとルークとゲンは操縦室に行きました。操縦室には他の船員やギルマスがもういました。


ザレン「聞いた通り敵戦艦5隻…間違いなく海賊だ、速攻で仕留める。」


レヴァース「この中で戦いの経験がある者は…」


 ザレン達とミラ達が手を挙げた


ザレン「母艦の中で戦い慣れてる。」


ミラ「戦艦の戦闘経験はないけど何とかなる気がする。」


レヴァース「そしたら…他の船員はザレンの手伝いを、ミラ達は俺についてこい。」


 ザレンは指揮官を、ナーバウルトとドルトン兄弟は母艦の全体バリアのエネルギーの補充係、ミラ達とレヴァースは敵戦艦に攻め込む。



 レヴァースとミラ達は自分達の戦艦に乗って母艦から出る準備をしていました。

 

ステラ「戦闘準備に取り掛かります…主砲のエネルギー移行中…後30秒で撃てます。」


ミラ「初めて宇宙での戦闘だね」


ルーク「これから先、こういう奴らに沢山出会うはずだからしっかり勉強しなきゃね。」


ゲン「どんな敵が来ても俺達ならいけるっしょ。」


 レヴァースの船とギャラクシー号は母艦から出て敵船に向かいました。ザレン達は全体バリアを張った後敵船に向けて銃撃を行いました。


レヴァース「まずは俺が先陣を取るからお前達は安心してついてこい。」


 敵船がこちらが向かってることに気づいたのか銃撃を始めました。レヴァースは自身の船の形状を変え、前の方に三角柱の盾を作り敵船に向って突進していきました。



 あまりに鋭かったのか突撃された敵船に大きな穴ができていて、次々に敵船を落としていきました。


ザレン「流石ミスリル級ハンターのレヴァースさん、現役から退いて20年経っても腕はまだ鈍ってない様だ。」



レヴァース「どけどけどけ!!死にたくなければ道を開けろ!!」


 レヴァースは小者の敵船を全て始末した後一回り大きい敵船に向って突撃しましたが、敵船も強固なバリアを出してきてレヴァースの攻撃が弾かれました。


 レヴァースは何度も何度も突撃したが全然バリアが破れそうにありませんでした。

 それを見越してか次元ホールから敵船がごろごろと数にして20隻現れました。


 

ミラ「ギルマスがピンチだよ、ステラなんとか出来ないの?」


ステラ「自動化モードがありますが…あまりオススメできません。」


ミラ「それお願い、ワタシもルークもゲンも初めての戦闘でパニックになって動けてないの。」


ルーク「パニックじゃない。ただボタンが多すぎてどこを押せばいいか分からないんだ。」


ゲン「せめてマニュアルがあれば…」


 ステラは自動化モードを起動しました。

起動と同時にギャラクシー号は動き出し始めました。


ステラ「敵船を捕捉…ミサイル発射…」


 ギャラクシー号から複数のミサイルが飛び出してきて、先ほど出てきた敵船を瞬殺しました。



ステラ「敵船のバリアを破壊します…動力の40%のエネルギーを主砲に転換し…発射まで…10…」



 ギャラクシー号の先端がパカッ…と開き、どでかい主砲が出てきました。


ミラ「ギルマスそこどいて!」


レヴァース「なんだなんだ?」


 敵船方面に主砲を構えて範囲的にレヴァースの船まで巻き込みそうだったので、ミラは声に出して言った。


レヴァース「なんか作戦があるんだな。」


 レヴァースは主砲の範囲外に出た。


ステラ「4…3…2…1…発射」


 主砲から半径100mのビームを出し敵船のバリアと衝突しました。衝突しただけでバリアに歯が立ちません。


レヴァース「大丈夫か?」


ステラ「第二出力オン…」


 ビームがどんどん強まりバリアにヒビができました。


ステラ「第三出力オン…」


 ビームがバリアを貫通してそのまま敵船にビームが突き抜けました。

 敵船は所々の箇所から煙を出し動きが止まりました。


レヴァース「やったなお前ら、あのビーム凄かったぞ。」


ルーク「わざと一発目を弱くして敵を誘い出し、二発目で焦らし、3発目で破壊するってことか…」


 ルークの言う通りステラは40%のエネルギーの内、一発目5%・二発目10%・3発目25%というように分けて行っていたが、決して敵を欺ける為ではなく、弱い出力からだんだん強くしたほうが一気に強くするよりも動力のエネルギーのコストが低く保てるのでそういう方法をとった感じ。

 

ステラ「最初から強くすると40%のエネルギー以上必要になります。この船を動かすのに最低20%は残さないといけないので。」


 なにはともあれ敵船の全滅が確認できた。レヴァースは敵船に残ってる海賊を一人一人しばき倒し宇宙空軍に引き取ってもらった。


レヴァース「こちらレヴァース…こちらレヴァース…敵船の殲滅が終わった、直ちに帰還する。」


ザレン「了解した…」


 レヴァースとミラ達はザレンの母艦に戻った。ギャラクシー号はエネルギー回復をして、ミラ達は会議室に戻った。


レヴァース「今回の一件ご苦労であった。休息を取った後、ナタルク星に向けて再出発する、解散。」







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