9 日常の静けさという嵐の前の静けさ
新キャラとか色々と思いついてしまいますね。
最近は、学校生活が始まって大変ですね。課題が追いつかないかもしれなくて、しばらくネタが尽きるかも?
彩芽「みなさん知ってますか!七不思議!!」
流「……いえ」
高尾「聞いたことあるけど知らない」
とまあ、突発的な始まりである。
あれから数日がたった放課後のこと。僕らは部室で、静かに本を読んでいた。過ごしていて一つわかったのだが……。どうやら、この部活はかなり自由な部活のようだ。とは言っても、ここにあるのは妖怪とか心霊現象とかに連なる資料や本ばっかが出揃っている。
よくこんなもん集めたよなっと思っていると…。
彩芽「ちょっとー二人ともー!何か噂とか耳にしてないの〜!この学校の七不思議ー!」
幸兎「そうは言われてもっすね〜……」
と、駄々をこねる子供のように問いかけてくる彩芽先輩。僕はそれをスルーしながら、適当にここにあった本を開いては欠伸をする。
普通に退屈である。することもやることもないために退屈だ。なので、こうやって暇を持て余しては欠伸をする毎日である。
さとみ「退屈そうだね…、私も暇だよ〜」
真紀「確かにね…。ここ面白そうな物がないから退屈で仕方ないね。」
さとみ「ねえ?真紀ちゃんはさー、公園の遊具だったらなにが好き?私はね、ブランコなんだー!」
真紀「そうだな……。私は水飲み場かな、だってタダで水が飲めるからさ…」
さとみ「そうなんだ。でもそれ遊具じゃなくない…?」
真紀「……そっ!そんなことより、私はお腹が空いたよ〜……」
と急に話の路線を逸らす真紀。よく言うよ、あんなにたくさん食べてたくせに…。一応説明をすると、真紀は胃袋が広く……いつの間にか、牛丼大盛り弁当を気づかないうちに食べ尽くしていた実績がある。それだけでは飽き足らず、校内の余ったコッペパンを10個も食ってもいるので、ものすごい胃袋の持ち主なのだ。
こういうキャラに限って巨乳キャラが多いのに、なんでこの妖怪は貧相な胸をしてんだか……あっ貧乏妖怪だからか!
真紀「今何か失礼なこと考えなかった?ねえ影島流?」
背筋に悪寒が走る。なんでわかるんだよさとり妖怪か何かかよ!となぜか心の中を読まれる。なぜそんなに胸に関して敏感なのか……、それは男である僕にはとても理解し難いことだった。まあ、こんなことを考えるのはよそう、結局胸無しなわけだし……。
そう思った瞬間、首筋にいきなり衝撃が走った。
流「あがっ!?」
視界が真っ黒に染まり、机に顔を伏せて意識を失ってしまった。そして、僕はまたこう思うのだった。なんで心読めるんだよ……!
……と。
□□□数時間後
部活が終わり、僕らは共に帰路を辿っていた。
流「あー痛え〜…!」
殴られたところを手で抑えながら悶えた声でそう言い放つ。
さとみ「しかたないよー、だってお兄ちゃんがデリカシーない事考えるんだもん」
流「デリカシーなのかアレ?…あと当然のようになんで僕がそれ考えてるの知ってんの」
さとみ「真紀ちゃんが言ってたから!」
流「あーね」
いつも不思議に思うが、なんでわかるんだ。胸のことになると凄い敏感になるな……あいつ。
流「まあ、お前もたいがぁー……いや、なんでもねえ」
さとみ「……へ?なにか言った?」
流「なんでもないって、気にすんな」
また地雷踏むのも嫌だしな。幸兎じゃあるまいし…。
さとみ「そういえばさ、お兄ちゃん!」
流「ん?なんだよ……」
さとみ「公園って好き?」
途端にそんな質問を振ってくるさとみに疑問を抱きつつ答える。
流「まあ、好きかと聞かれればそうでもないけど。別に嫌いでもないから……、好きと嫌いの中間かな?」
曖昧な答えである。
さとみ「じゃあ、公園の遊具の中でなにが好き?因みに私はブランコー!」
流「遊具か……。そうだな……、じゃあ無難にブランコで」
と適当に答える。まあ、さとみがブランコって言ってたから、これにしたんだけど……。まあ別に嫌いではないため、後悔はしていない。
さとみ「そうなんだね、一緒だ〜!ブランコって楽しいよね!どこまでも高くゆらゆらとしているのが楽しいよねー!あれでさ、どこまで高くゆらゆらできるかっていう勝負とかで盛り上がったりだとかさ、いろんなことで遊べるよねー!」
と楽しそうにブランコのことを語るさとみ。
ブランコって言うと、こんなにも話が飛躍するんだな。それだけブランコが好きなんだなっと、僕はまた一つ彼女のことを知れたのだった。
とまあ、なんやかんやで話している間に、どうやらもうアパートに着いたようだ。本当に話していると時間というのはあっという間なんだなと、改めて痛感しながら階段を駆け上がって自分の部屋の鍵を開けて、こう言うのだった。
流「ただいまー!そして、おかえりー!」
……と。
そんな何気ない言葉を……。
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