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第六話 計画

世界中でアドルフ・ヒトラー存命の報道が飛び交い、アンゼンチンもといドイツ第四帝国への関心は急速に広まり、東と西側諸国にとっては第二の共通の敵としての認識が広まりつつあった


「総統閣下、世界の目は文字通り全て帝国に向けられています」


「分かっている、そんなことは重々承知だ」


「それで、、゛例の計画゛を発動するおつもりですか?」


「もちろんだ、あの計画無くして世界を我が手中に手に入れるなど不可能に等しいからな」


「それでは開始時期はいつ頃に?」


「まぁ待ち給え、そう事を急ぐ必要は無い、奴らとて互いに威嚇しあっている状態の中で我が帝国に攻め入るなどそれこそ不可能というものだ」


「・・分かりました、それと総統閣下」


「む?何かね?」


「アイヒマンという者をご存知でしょうか?」


「アイヒマン?、、確か昔SDに所属していたな」


「はい、そのアイヒマンなのですが、アメリカから逃げ延び帝国へ逃亡して来ました」


「ほう、それでそのアイヒマン君が何なのかね?」


「アイヒマンはかのユダヤ人殲滅で功績を残した者です、そこでアイヒマンをいずれ復活するであろう新アインザッツグルッペンの指揮官に任命し、先んじて隊員の訓練をさせたいと考えまして…」


「なるほど、確かにそれは良い案だな、、よし、ではアイヒマン君を呼び給え」


「ハッ!ハイル・ヒトラー!」


そうしてアイヒマンを呼び出した私は彼を表向きは治安維持組織部隊の指揮官に任命し、ついでとして親衛隊教官の地位も与えた


(これで長らく放置していた親衛隊の質問題も改善されるだろう…)


それから時間は過ぎて行き…


        〜2年後〜


コンコン! 「総統閣下、至急お耳に入れたいことが…」


「入り給え」


ガチャッ! 「失礼します」


「何事かね?また外国の記者共からの面会要求か?」


「いえ、そうではなく…」


「では何かね?」


「遂にアレの設計図となる物を入手しました!」


「何っ!それは真か!?」


「左様です、今現在解析とデータを元にした威力の計算、生産ラインを構築中です」


「うむ、それは結構」


「そして総統閣下、それでは遂に…」


「あぁ、例の計画の実行は最終段階突入した、作戦名は…」


そうしてここから世界にとっても、私にとっても本当の戦いが始まろうとしていた…


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