ゲーム 1
当初、作品を下書きとして書いたのですが本人すら不明な文章がいっぱいで投稿出来ませんでした。
そして・・・
それはお客さんが買ったGoogle Playカードをスキャンしお金を受け取りレシートを取り出した時だった。
レシートの一番下に絵とルーレイファワークの名前が載っていた。
絵は魔法使いの杖から迸る雷がドラゴンの体を血走り、その飛び跳ねた血がルーレイファワークの名前を象る。
「あれっ?」
ような気がしただけで、もう一度よく見ると見間違えだった。それは以前から知っている他のスマホゲームのタイトルと絵であった。
とにかく自分の時間が止まっていたかもしれないので急いでお客さんにレシートを渡した。
「う~ん」
仕事でレジ、家でアニメ、本、スマホ、目を使うことばかりしていたので疲れているのか、目を酷使しすぎたのか?少し休めようと思った。
首を傾げながら、これを生活の戒めの一つとした。今ので見間違えるようなら受け取った金銭のやりとりすら見間違うことに発展する。
おっと、お客さんだ気を引き締めないと。
次のレジを通す。
「ピンポーン!」
お客さんが帰っていった。
そして今日もレジと、いつものルーティンワークをこなし仕事を終えた。退勤のスキャンをして、すぐに帰る。
帰宅途中、俺の心の片隅にルーレイファワークというスマホのアプリが引っ掛かっていたせいか一瞬ふらついた。それは疲れや風邪とは違った傾きを示すもので、これまでによくあった。前が見えない、目が見えないと言った状態である。
俺はスマホを持ってからゲームも一緒に始めた。一通り有名なゲームは全て、すぐに慣れたが、どれもすぐに飽きた。
そんな俺だったが自宅に着いてから部屋で、ルーレイファワークをやってみることにした。くそっ、あのCMの司祭の女が言った事が気になって仕様がない。こうして無視ゲーに引っ掛かってしまうとは情けないなThe end。
とりあえずゲームをインストールするためアプリストアを開き、虫メガネマークの検索を選ぶ、ルーレイファワークと文字を入力する。検索する。
クルクルと渦が巻いている。こういう時に限ってなかなか出てこない、何か原因があるのかと考えてしまった。例えば人気があって回線が込んでいるアプリだとかアップデートがきているとか。
そもそも、このルーレイファワークという名前からしておかしい。検索して翻訳すると”カレーの工場を参照する”という意味になった。とんでもないタイトルである、誰が名前を付けたのか。
まあいい、出てきた。
[Roux Layfer Work]
それは英語でつけた白色の名前を黒の正方形の背景で囲んだだけのアプリだった、まるで個人で制作したようなデザインである。
「昔のゲームみたい・・・・だな?」
「とりあえずやってみるか」
俺はアプリをインストールした。思ったより時間がかかった。こういったゲームはダウンロードが一分もかからないと思ったが終わるまで五分以上かかった。
よし、完了、ダウンロードの状況で円グラフの占める割合が100%になったぞ。
それではゲーム開始と思ったら、
今度はNow Loading、
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スタートを押す。
またNow Loadingで待たされる。
なら最初のNow Loadingでスタートの分も含め読み込んでおけよと思った。家庭用ゲーム機でNow Loadingの時代は終わるはずだと聞いていたのに、スマホのゲームアプリまで一回毎に表示されていた。
【このゲームの世界は、スマートフォン契約者が持ち主として1プレイヤ-(1アカウント)登録することができます。
ゲームは開発中によるもので何かの不祥事があった場合でもその責任を一切負いません。ゲーム内で得た知識や知恵は現実の世界に持ち込むことが許されておりますが道具やキャラクターは現実の世界に持ち帰る事が出来ません。もし持って出たのにと言われましてもこちらの世界では消えてなくなりますのでご注意くださいw。その他わからないことがありましたら運営の方までご連絡下さい。アデュー】
アデューってあんたいい加減な運営のプロデューサー?だな。ゲームの説明もきちんとせず、何かの不祥事があった場合は責任を一切負いませんだと?まず課金対象外だな。もしなにかあったらすぐにアンインストールしよう。
□それでは名前を決めて下さい。
名前だな。当然、最初はそうくる。考えてなかった、と思いきや考えてましたー。そんなの他のゲームをした時に使った良い名前があるんだよな。
俺は村井庄 二十三歳 職業アルバイト、
だから、ライムで決まり。
名前にライムと入力した、Enter。
□職種を選んでください。
アルバイトがないからあるものから選ぶ。
騎士 knight 剣の腕はもちろん全体のバランスがとれたステータスを持つ。
戦士 Warrior 力で敵を撃圧 体力もあって頼りになる縁の下の力持ち。
魔法使い Wizard 多種多様な魔法が使える。
僧侶 Healer 回復魔法で仲間を援護する。
妖精 Elf 自然の力を攻撃に利用でき、魔法も使える。
竜族 Doragon Group 強力な攻撃ができ、空を飛べる。
「そんなのもちろん、ナイト」
理由は格好良いからに決まってる、で決定~ぃ、Enter。ゲームでも選んでいたから丁度良い。
□性別を選んでください。
次に性別か。
男 Enter、
□最後にあなたの自撮写真を送って下さい。写真はアニメの画像や雑誌に載っている画像でも構いません。それを元にデフォルメしあなたの顔や体を作ります。
自分の顔をぼやかして写す。画面の空欄をタップしスマホから画像をスワイプした(file MMB2025)
□これでいいですか?
名前:ライト 職業:騎士 性別:男
画像:▼□MMB2025
「はい」
Enter。
□それではライムさん、このルーレイファワークの世界を楽しんで下さい。
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『そーれではぁ~、ここからは司会&解説者のちゃおが初期プレイヤーの旅先案内人を務めさせていただきます』
「お?なんか明るいキャラが出てきた」
『基本操作だけですのであしからず、いやがらず、しーっかり聞いて下さいねぇ~』
「うん」
思わず返事する。
『RPGの世界にはHP、MP、LVといったものが存在しますが、この世界ではあまり表現しません。そういった意味であればアクションゲームに近いのかもしれません。
必ずしも体力=HPではかれるものではありませんので気を付けて下さい。体力は生命力や精神力と言った方が近いかもしれません。普通に歩けば疲れるし休めば回復する。歩いたからといってHPが減るものではありませんが、動いているから体が鈍ったり疲れが出ることがあります。
言いたいことが分かりましたか?夜は体を休ませるためにぐーっすり眠りましょーと言いたいのです』
「動けなくなるから夜になったら眠れと」
『まずは街で冒険に役立つ情報を収集、モンスターを倒して得た毛皮などのアイテムを売りGoldを手に入れる。そして武具を購入、同じ冒険者同士で組んでギルドチームを作り共に旅をします。
一つのイベントをクリアすれば次の街に進むと言う構図がとられます。もちろん進めなければずっとその街にいることになるので、うまく攻略できるように十分に準備を整えてから挑んで下さいね。
外での戦闘はモンスターに出会えば自動的に始まりますし、街での会話・道具の売買は人をタッチすれば始まりますので、そこから選択をお願いします』
『その他、質問があったら私を訪ねて下さい。私はメニュー画面の一番右のヘルプにいますぉ。ではゲームスタ~トです』
手を出しながらちゃおという女は画面横に歩いていった。
「へっ?歩くの?消えるとかじゃなくて」
画面を見て呆気にとられていたら、俺はどこかの土地にいた。
ただ砂だけがあって他になーんもないところ。こんなところで放置されて一体何をすればいいのだろうか。
あのCMの司祭の女が現れると思ったのに、まだ出てない。仕方がない、もう少しゲームを進めてみるか。
手始めに適当にスワイプしてみた。主人公をタップしてスワイプすると動いた。まだ画面上には砂地以外何もなかった。モンスターが出現するか期待していたが、がっかりした。
「トッコ、トッコ」
聞こえるのは歩く音だけ。
とにかく街を探そう。こういったゲームには必ず街がある。
「どこだ」
「トッコトッコ」
「どこだどこ?」
「トッコトッコ」
歩く足音だけが俺の耳に入る。
「トッコトッコ」
あっちに行っても、こっちに行っても
何もない。
街探しで彷徨うお化けになったような・・・ってまだ昼だった。ゲームを一人でやるのが寂しかった事を思い出す。
「どうしようか」
「!?」
遠くを見ると、砂地で光った物が見えた。
ただの反射光かもしれないが、そこまでタップし歩く。途中、走り移動が早くなった。ダブルスワイプすると走る機能に驚いた。確かにゆっくり歩いていたら、いつまでたっても街も見つからない。これだけ広い荒野なんだから。
そういえば、ちゃおがいたんだっけ?聞けばよかった。
「コッ」
後悔後悔と俺は自分の頭を軽くたたいた。
昔だったら、こーんなつまらないゲームは止めていたが、あのCMの司祭の女に会うまではそうはいかない。
開かれていない世界だと?それはどこにあるんだ?どんな扉か開いて確かめたかった。実際は扉何てなくて司祭の女は口籠るかもしれないし、白を切るかもしれない。とにかく問い詰めなければ気が済まなかった。
無欲な俺の心に引っかかったんだ、会えるまでは絶対に諦めない。
俺は自分の世界を変えたかった。
こんなゲームで変わるとも思えないが、それでもやってみる可能性がゼロとは考えていない。何でもやってみる、好きなことなんだし。
さっそく、ちゃおに尋ねようと画面のメニューを開いてヘルプを表示させた。すると、ちゃおは眠っていた・・・。
ちゃおが居眠りで、いびきをかいて寝ているビジュアルが俺は何かムカついた。メイドみたいにいつでもこちらを見て待っている働き者のお手伝いさんじゃないのかよ。
最初からこんなのに頼った俺が馬鹿だった。元々家庭用ゲームを説明書なしでプレイしてきた俺だ。そんな事、当てに出来ないことくらい知っていた。
こうなったら自力で意地で見つけ出してやる、メニューを閉じる。
俺は必死に動き回りというか、上下右左ダブルスワイプしまくって、やっと街に辿り着いた。手が疲れた、街の入り口にサンサンドと書かれた看板がかかっていた。なんだか暑苦しい名前だな。
その看板の下を潜る。
街の入り口には粗末な布のワンピースのような服を着た女性がいて、足元は木々の先っぽを丸めたようなサンダルを履いていた。顔は意外と綺麗で、髪はオレンジ色で眼は茶色だった。
『ようこそ サンサンドの街へ』
ここは街、話しかけて街の名前を知った。
俺たちは街を歩いた。そこは家々が連なっていてその間に道具屋・宿屋・武器屋のような店がある。とにかく初心者なので話をして情報を集めることにした。
街ですれ違う人に話しかける。すると情報が集まりやすい場所をいくつか入手。街の人は全員が口を揃えて同じことを言った。
人が集まりやすい場所は、ちょっと見つかりにくい所にあった。またそういった情報を持つ人は、家と家の間にいて大変だった。
話しかけて手に入れた情報のうちの一つの場所へ向かう。あそこの階段をのぼった先の店、開きドアのMerryという酒のマークの看板がかかった店だ。
この店は・ドンピシャリ酒場だった。中には他の冒険者たちがいる。テーブルがいくつも立ち並びそのテーブルごとに冒険者が何人か固まって座っていてマスターのいる長いテーブルのカウンターには一人で座っている人がいた。
テーブル席の中で一席空いていたテーブルが一席あった。何より外見が優しそうで、皆がメルヘンチックな表情をしていた。。
俺はその四人がいる席に近づくと、
[アッキー][みゃあ][モニカ][シロップ]と画面に名前が表示された。
平仮名とカタカナの変換が・・・。日本語の使い方が・・・。その他、あとでここは修正します。とそのままにして書き進めた結果、理解がイマイチとなり本人にそのツケが回ってきました。




