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シークレットレアスキルが最強すぎて、異世界転移しましたが敵がいません  作者: 左ライト
シークレットレアシリーズを使うので、現実世界でも負ける気はありません
88/90

決着、隙

「ま、まさか、【神龍 アポカリプス】……!」


やめろ!女神とか関係なく、背けた事に関わるな!!


“?もしかして、一生未婚説の上がってた【全知全能神】ラーノルニイト、その婚約者が現れたって天国で話題になって、写真まで出た、イクスレイニアちゃんー?”


俺の親父可愛そ


「違う、こいつは【二重人格スキル】だ。こいつは俺を殺して、世界最強の力を手に入れようとしている」

“………ご主人様、それは本当?”

「彼の言う通りです。だから早く死んで下さいぃッ!!」


二重人格は乖離剣で斬りかかって来るが……


“……貴方だったのね。【元・二重人格神 ツキトリ】ッ……!!”



その言葉からは、強い憎しみが感じられる。

先程までの少しふざけた様な言葉使いでは無い。

本気の声色だ。



「バレましたかァ……ふふっ、まぁいいです。そう、私が【二重神・・・ 月取り】です」


所々名前が違う。


“最高神様から賜りし名を変えるとは……許せない”

「なに?関係ないでしょう。私に殺された敗者のつけた名が少しでもついているだけ、有り難いと思いなさい。」

“その様なふざけた考えが、彼の心を捻じ曲げてしまったのですか”

「いえ、彼には元からその気質がありましたから、私のせいではありません。」

“減らず口を”

「いいえ、それが彼が落ちた理由です」


彼とは、一体だれなのだろうか?


“ご主人様、協力してアレを倒しましょう。かなりのHPが無くなっていますので、私達が協力すればどうにか倒しきれるはずです。”

「おう」


俺は普通に返事をする。

実際、そうしないと駄目だからな

俺は背中から2本の剣を抜き、構えた


“行きますっ”

「おう、【最強無敵】っ!!」

「ここに来てそれを使いますかっ!!」


二重人格、いや、二重神 月取りは、かなり焦っている様子だ。

流石のあいつでも、二人連携

となると、両方を止めないといけないが、


「あっ、くっ!!」


俺にはスピードで勝てず、紅麗には防御力等主に負けている。

そしてさらに、今の俺は無敵時間。

全攻撃、全スキル、全魔法向効化でダメージを入れることが出来る。


「ちッ、【カイ】」

“その手は見切った!!”


紅麗は、口で月取りの腕を引きちぎった

根本的なこと言えば、腕斬り落としゃほぼ剣士相手なら勝ちだ。


「終わりだ、【必殺槍】ッ!!」





「ふふ、私はまた、いつかあなたの前に現れますよ……」

「その時はその時で、仲間と協力してぶっ潰す。」



“貴様の思考は、根本から腐っている。そして妙に扇動力がある。……そんな貴様が逃走し、彼の様な善良な神に取り憑かせてしまった事、私は深く悲しんでいる”

「彼は、元からああなる運命だったんですよ。私が歯車を先に進ませただけでね」

“……私が貴様を処刑出来ていれば……慈愛神 明白正白は………邪神 暗黒邪黒になるまでの時間の猶予はあったはず………ッ!!”



「おい、妹と妻を開放しろ」

「ああ、そうでしたね……【結界、解除】」


そう彼女が言うと、ツヤリ達を囲んでいた結界が解除される


俺は鎧を脱ぎ、何時もの服装に着替え、最強無敵も解除し、ツヤリ達の元へ駆け出した





月取りは弓を構えていた。特殊な能力を持った矢を放つ為に


月取りは狙っていた。彼が妹達に抱きつこうとする瞬間を、一番気が緩む瞬間を


そして、ついに時は来た



「あはぁ…♡隙アリ♡」


“ッ!!ご主人様!!避けて!!”



プスッ……





背中に、小さな矢が刺さった



その瞬間、俺の体に妙な脱力感を得て、ツヤリ達が居たの地面に倒れ込んだ



あれ?ツヤリ達は?


何処に、行った?


「あはははははははははははははははははは!!!!!!!あはっ!あははっ!!ああ、お腹痛い!!あはっあはっ!!ひぃいっ!ひぃいっ!あははははははは!!、はぁ、はぁ、ひひっ!!、はぁ、はぁ、ふぅ……………,,,   」


そのまま、月取りは姿を消して行った



なんで、なんでだよぉ………



俺だって……こんな俺だって頑張ったのにさぁ……



国1つ救えても、妹の一人すらも守れなかったじゃねぇかよ……



こんな事、許せるわけ無いだろ………



「ふざけんな………ふざけんなよ糞神がぁァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

アポカリプスは、何もしてないときの自称神な彼と同レベルです。

こう聞くと弱く感じるよね!

次はエピローグです。

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