真の最終決戦、援軍
夏休み\(^o^ ^o^)/オワタ
時間の停止が解け、遂に地面に【デス・メテオ】が落下した。
【自称】神が言ったとおり、何故か半径2m以内には破片や衝撃波が来ることも無く、完全に無傷だった。
シールド等を貼った形跡も無く、本当に謎だ
「くぅ……ァ…ぉ、のれぇ……!」
防御系スキルを貼られても尚、化け物並のHPの内9割を削った【デス・メテオ】は、明らかに【対国】を超えた【対界】レベルのスキルだろう
「何故だ、か、HPが、減って、いない………様ですが………これで漸くあなたと対等よりすこし上で戦える…………」
ですが、と言葉を続ける
「こちらは、あなたが持たないスキルが使える事をお忘れなく………【多重分身】」
その瞬間、二重人格の背後から、4人の影が現れ、俺に斬りかかろうとするが……
「テメーらの相手はこの僕だ、よっと」
と言う言葉と共に、4人が【デス・メテオ】の残骸に衝突する
「…………あなた、一体?」
「【自称】神だ」
【自称】神は、俺が聞いたときと同じ返しをして、俺の方に向き、
「おい霧矢夏芽!!さっさとこいつぶっ倒せ!!」
等と言う発言をして、ほぼ既に満身創痍な分身に向かった行った
「おい、二重人格さんよ、あんたはこれを辞める気は無いのか?」
後ろで分身の慈悲を求める叫び声が響く中、俺は問いかける
「勿論辞める気はありません。私は貴方の全力と戦い、それに勝利する事で最強である自信をつけたいのです」
「……そうか。だったら俺はお前を倒す、俺の全身全霊であんたを倒す。倒して、平和を手に入れる!!」
「そうです、元からその道しか無い。さあ、かかって来なさい、貴方の意思を貫き通し、絶望しなさい!!」
俺はまず【加速】、【超超超加速】、【超超超超超超加速】を使い、二重人格に近づく。
そして更に、【交代筋】に先の3つを付与し、更に【延長】を付与する。
これで30分はこの超スピードで走り続ける事が出来る。
「ちっ……」
流石の二重人格でもここまでの加速が長い間続くと辛いらしく、一撃を食らってしまう
流石に危険と感じたのか、分身を呼び寄せようとするが
「よしっ!分身くん一号!二号!三号!四号!お前等はもう分身体じゃなくなった!!お前らが辛い目に遭う切っ掛けを作った相手はどうするのが正しいと思う?………殺害だ。ほら行け!お前ら!行け!!」
「「「「うおぉぉぉぉ!!!」」」」
突如として四体の分身体が反旗を翻す。
そしてその手には、かなりの業物と思われるサバイバルナイフが握られており、レア度に表すとすれば、シークレットレアにかなり近いジェネシスだろう。
「援軍だ!!大事に扱え!!」
ほんとにあいつ何者なの!?
神




