限界を超えた、戦い
次回かな?次次回かな?それとも次次次次次次次回に終わるかな?
おいおい、マジかよ……
「HPゼロになる500ダメージ前で、何とか行動可能になって逃げられました。」
「仕留め損なったか……」
「本当にギリギリですよ?………これは僕の命を削る技、あまり使いたくなかったんですが………出し惜しみはしませんッ!!!!」
すると、アンジャの体が膨張し、185を超える体格に、そして全身が筋肉で覆われ、足や背中、腕などのいたるところに、ブースターの様な物が追加され、爪は鎌の様に変わり、足の爪は地面に突き刺さっていた。
全身の脈がビクビクと動き、全身暗黒に覆われ、目は見当たらない。
きっと、これが邪神本来の姿なのだろう。
全身の神経が危険を感知している。
そしてアンジャは………暗黒邪黒はこう呟いた。
「これが僕の本気、邪神としての力と、僕の本気の力………ッ!!
残念ながら、これはもう20分も持たずに僕の生命が削りきられ、精神は消滅するだろう…………でも。
君とヤり合えるのなら本望だ………ッ!!!」
その瞬間、暗黒邪黒の姿が消え、俺の体が吹き飛ばされる。
「………ッ!!がはッ!!!」
「僕の吸い込んだ空気を、四肢のブースターから魔力と共に放出し、速度を地力の五倍へ増幅させるッ!!!」
俺は今、【完全無敵】の効果時間内、ダメージは完全無効化のはず………だが事実、俺は100ダメージ受けている。
考えられる理由はただ一つ、あいつの攻撃力が、このゲームのダメージ限界である999999999を超えたダメージを与えて来た。
つまり、俺の【完全無敵】の効果時間が終われば、俺は死ぬ。
【最強無敵】は、称号 世界の破壊者の、特殊スキル。
それを超えるとか………あいつは宇宙の破壊者か何かかぁ!?
「ヤタノカガッーー!!」
「遅い」
発言により使用可能のヤタノカガミや、アマノムラクモは無駄………
あれに賭けるしか、無いのか?
ヤサカニノマガタマッ!!
ヤサカニノマガタマは、三種の神器の最後の1つ。
こいつは思うだけで発動でき、ステータスを現在値の10倍に引き上げる。
でも、それでもスピードで勝てない。
あんなに走っても筋肉疲労にならないとか………
「何故、筋肉疲労にならないのか、不思議でしょう?」
ラッシュをしながら発言してくる。
「ああっ、もちろんなっ!!!」
何とかそれをガードし、対応する。
「特別に教えましょう。今の僕の足は2つの筋肉が疲労を起こす度に交代し、半永久的に走れるようになっているんですよ、仮に………交替筋とでもしましょうか。
僕が貴方に唯一負けかけていたのはスピードのステータス、僕はこの体に進化する事で、他全てのステータスを500倍程度に抑え、スピードのステータスのみを1500に変化させたんですよッ!!!」
「そうッ、か!!!……………おい暗黒邪黒!!!」
どうにか相手を吹き飛ばし、声をかける
「なんですか!!」
返事される
「お前、もう俺がネタ切れなんて、思ってねぇよな!!!」




