戦いの、始まり
前回はすいませんでしたァァァァァ!!!!
ご操作です!!誤操作なんです!!失敗なんです!!
許してください!!何でもしますから!!【何でもするとは言ってない】
ずいぶんと長い開会の挨拶が終わり、今は漸く試合準備に入ろうとしているところ。
そろそろ武器とか装備しに俺専用の準備室に向かっていた時、後ろから悪い気配がした。
「誰だよ、アンジャか?」
そう言うと、何も無かった場所から一人の少年が現れた。
「せいか〜い!神魔法で隠れてたのによくわかったね!!」
「こっちも、神魔法で補正してる。スキルの完全無視と、普通の気配遮断がその魔法の効果だから、こっちはその半反転効果、スキルの強化と気配遮断無効化が効果のやつと、感覚の超強化。
ここらへんで接触して来そうだからさっきかけといたんだよ。」
それぐらいじゃないとわからない程の実力差があるんだけどな……
それに、息を吸って吐くようにかけられる濃密な殺意………やべぇな
「で?何用だ?」
「ん?何も?」
だと思ったよ………
「だろうな、あってもイニの話だろうし。んじゃあな」
「イニの事、知ってたんだ。…………また、│舞台でね〜」
俺はそれに対し、振り返らず、手をひらひらと振ってそのまま部屋に向った。
この試合、チートコード、ポーション等を使わなければ何でもありの試合で、武器破壊されても、次の剣を出せばそのまま。HPを削り切るまで終わらない。
まぁ、結構楽しい試合になるんじゃ無いか?
俺はストレージから、【聖剣闇祓イ】を取りだし、装備する。
「ふッ!!」
試しに1回振ってみると、部屋にあったアダマンタイト製の置物が壊れた。
この剣自体はそこまで強いものでは無いから、補正がやばい。
俺は何も見なかった事にして初戦を見る事にした。
流石に勝ち抜いてきた強者、速さが何処ぞの金泥棒とは全然違う…………あいつほんとにランカーだったの?
そして少しして、漸く俺が見たかった試合が始まった
『突っいての試合はぁー!! 上 位 対 上 位ィーーーーーーーー!!!!!
一回戦からこんなもん見れんだぜぇ!?
まずは右ぃ!!このゲームの都市伝説……!上位プレイヤーのみを狙い暗殺するプレイヤー!!アンジャァぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』
右の巨大な門が開き、そこから小柄な少年が現れ、
「よろしくお願いします」
と挨拶した。おいおい………
『そして左ぃ!!古代ウルクの王、バビロンの王!!そして英雄達の王!!!!英雄王ギルガメッシュ!!!!………をモチーフ!!きるかめっしゅぅぅぅぅぅう!!!!!』
そして左の門が開き、そこから黄金の男が現れた。
「この俺に勝てるのかぁ?アサシンよ」
こいつのモチーフは何百年か前に放送されていたアニメのキャラクターらしい。
知らない
『役者は揃った!!よぉぉい、スタァァァァァァトォォォァォ!!!』
次回は今すぐ作ります




