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シークレットレアスキルが最強すぎて、異世界転移しましたが敵がいません  作者: 左ライト
シークレットレアスキルがチートすぎて、他VRゲームでも敵がいません
65/90

親友と、再会しました

イニが行方をくらましてから7日程たった日、警察から連絡が来た

「夏芽君か?春風巻奈と、春風愛斗、二人と面会できる様に許可を貰った。今日の昼は大丈夫らしいが、春風愛斗は現在全身の麻痺状態の上、言葉も上手く話せず、動く事も出来ない状態だ。あまり掘り返さないであげてくれ。」

「わかりました。…………」

春風巻奈と、春風愛斗、ずっと会いたいと思っていた相手だ。ゲイバー、もとい愛斗の遺言………と言うより伝言を伝えないといけないな

「行きます」

俺は出かける準備を始めた




「霧矢夏芽です、015号室の春風愛斗さんと、待ち合わせ相手に会いに来ました。」

「………階段上がらずに右に真っ直ぐ」

「ありがとうございます」

015………015………あった、ここにいんのか

「………失礼します」

ガタガタ音を立てながらドアが閉まり、部屋の窓際を見ると、ベッドに横たわりながら痙攣で震えている高校生程の男と、その側に座っている女性、二人が春風愛斗と春風巻奈なのだろう。

「はじめまして、霧矢夏芽です。」

「……こんにちは、春風巻奈です………………率直に聞きます、何の様ですか?」

兄の事について気が立っているのだろうか、直ぐにそんなことを聞かれた

「君の兄から伝言を預かっているんだ。」

「……どんな事ですか?」

「【愛してる】だってさ。」

「!!ッ…………」

一瞬驚いたような顔をしてから、愛斗の方を向いた

「………治る見込みはあるんですか?」

俺は聞いた

「99%…………………99%治らないって」

「…………」

そこまでか………………だがな

「俺は、その1%をほぼ確実に引き当てる」

「むりよ、どんなに腕の立つお医者さんだって兄は治らないって…………治せないって!!」

「大丈夫だよ……【ヒール】」

手の平から魔法陣が出現する、巻奈ちゃんはすごい驚いてる

………これじゃやっぱ無理か

「無理だったの?」

いや、俺はその程度で諦めない、諦めてたまるか

「異世界仕込みの力………舐めるなっ!!」

俺は神魔法、【巻き戻し】を使う。

巻き戻しは記憶には影響を出さない。

代わりに魔力をありえなく使うので1日魔法が使えなくなる上、神しか使えないので、バランスブレイカーにはなってない

そして、愛斗の痙攣が止まった

「え?………お兄ちゃん!?お兄ちゃん!!!」

急に痙攣が止まったから死んだのかと思ってしまったらしい。

「ぃ、痛い………」

「お、お兄ちゃん!!!!」

巻奈は愛斗に抱きついた

「よう、どうだ二度目の復活は」

「あんたは………キメヤか………気持ちいいよ、最高にハッピーだ」

「そりゃ良かった」

こうして、俺と愛斗は再会を果たした




「そうか…………わかった、俺も協力する」

「お前ならそう言ってくれると思ったよ」

「ま、待って!!」

「「?」」

「なんだ?巻奈、なんか問題でも」

「私もやる、私も協力する!!」

「何でお前が?」

「だって………またお兄ちゃんが居なくなったら………………寂しいし………」

「…………良いか?」

「許可する」

ブラコンなんだなぁ

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