新しいゲームを、始めました
今朝、学校から連絡があった
『君、今日から学校来なくていいよ。いや来ないでください何でもしますから』
との事だ。
まぁ……昨日のことを考えれば当然だね!俺だってそうする!!
でも実際、こっちの方が都合がいい。
昨日の夜、イニが暗黒邪黒の潜り混んだゲームが遂に分かったと言って大喜びしていた。その後にちゃんとどのゲームなのかを教えて貰い、先程密林から届いた。
【宇宙の妖精】と言うVRMMOで、すごい機能が搭載されていた。
【完全侵入】と言う機能で、本人の身体能力などを計算し、所持品もコピーして持っていける上に、模造刀等を持っていると、それを本物の刀として使えると言う機能だ。
まあ、暗黒邪黒がこれを選んだ理由は確実にこの機能目当てだろうな。
取り敢えず、始めるか。
『おーい、夏芽。聞こえる?』
「………んだよイニ」
『ちょっと報告してあげようと思ったの』
「ほう、何をだ?」
『私が神様権限でスキルも中で使えるようにしたから、完全なチートライフを送ってね!それだけだからばいばい!!』
「は?おま、それゲームバランス完全崩壊するじゃないか!!まあ嬉しいけどさ!!ありがと!!」
さて、そろそろ始めるか………
「……ダイブ」
俺の意識は光の中に埋もれて行った。
《前ゲームデータを元に登録します…………登録完了、キメヤとして【宇宙の妖精】にダイブします》
「っと、ついたか。」
スキルは………ちゃんと使えるっぽいな、流石神。
そして、俺は最近進化を遂げた。
それは……………妹の選択召喚が可能になったのだ!
今までは全員同時召喚しか出来ず、一人暮らしだった俺の部屋には急に九人も増えるのはまずかった。
部屋が狭すぎる!!そう感じると、俺はいつの間にか選択召喚が出来るようになっていた。
この召喚には地味な制限があって、同時に3人までしか呼び出せない。
結局、今日呼び出したのはツヤリ、エリカ、メルネ。
ツヤリによると、妹達の中ではどうにかローテーションを組もうとしているらしい。
まぁ、今回は上から選んだ………仕方ないだろ、決まってないんだから。
武器、装備は…………ミスリル達はいま修理中だから………アダマンタイトの軽鎧でいいか。
「ツヤリ、エリカ、メルネ、テキトーに散策するぞ」
「わかりました!!」
「わかりました」
「わかりました〜」
………………このパーティ、意外と個性的で面白いな。
そんなことを考えながら、俺は散策を進めていった
「だから、それしか無かったよ!!」
「んな事あるか!!俺の100万ゴルトが20ゴルトしか帰ってこないなんて!!」
面白そ




