街の外に出てわかった事は、自分がチートすぎるという事だけです
ひやっふー
「うーん、あんま俺好みじゃねぇな……」
「やっぱ、これを期に、ゲームやめるか……」
全員、別ゲームの体験版等と思っている。
………さて、そろそろ気付くだろう。
「……あれ?」
ログアウトボタンが
「無ぇ、無ぇ!ログアウトボタンが無ぇ!!!!」
無いことに。
「何でだ!バグか!?」
「おい、これ連絡した方がいいんじゃないかな?」
「だめ、電話も使えない!!」
え?マジかよ。
俺は確認をしようとマイページを開く
へぇ、あのガチャ半額に値引きしたんだ………じゃない!
そこから更に『別の機械の機能を使う』を開くが……………あるじゃん。
なぜ?
『私が【自動攻撃】を使って、どうにか守り抜きました!!』
すげーーーーー!!!
もしかして…………ツヤリ、お前機能上がってない?
『はい、先程の数十倍まで機能は上がり、この世界に関して全て答えられます!!』
マジかよ……最早凄いのレベル越えたな。
「おい皆!!」
なんでしょうか
「僕達はどうやら……信じられないが、本当に異世界へ来てしまったらしい、こういう時は皆で協力するのが大切と昔言われた!!」
でた~何かまとめようとする奴やっぱでた~
「皆に検証をしてもらいたい事がある!
…………だが、もしかしたら死んでしまうかもしれない……
それは復活の検証だ、これをやってくれる者はいるか!!」
誰までを挙げない、皆命をかけたくはないだろうからな。
結局、それが人間だ。
人の為に命を賭けるなど。
「俺がやるよ。」
隣から聞こえる、ゲイバーだ。
「皆の為なら、この命だって賭けよう。」
昨日聞いた、現実では警官だったと。
その正義感、いずれ利用されるぞ?よく教師や親に言われたらしい。
彼等は、知らない内にその正義感を利用した形になる。
「ありがとう、では行くぞ!」
ドスッ………
ゲイバーの胸にナイフが突き刺さり、HPが減っていく、ドンドン、ドンドン………HPが、尽きる。
倒れたゲイバーが輝く粒子になって空に舞う。
全ての粒子が空から消えた時、後ろから、
「おーい、問題は無いみたいだ。」
「協力感謝する!そして次はこの世界のモンスターについてだ!強さが『堕天への楽園』と同じ強さなのか、調べて貰う!
誰か手伝ってくれる者はいるか!」
あ、それなら
「俺がやります」
「感謝する!では、出発してくれ!!」
と言う訳で俺は今、草原に居ます。
『お兄ちゃん、【自動攻撃】はオーバーキルすぎるので、普通に剣術スキルを使ってください!!』
OK!!
「【一撃必殺】!!」
一刀流最上位技【ワン・キル】。
名前はダサいが、確実にボス以外のHPを半分以下にする技。
相手はゴブリン、HPは尽きたが、昨日この技を使った時より尽きるのが遅かった。
『この世界のモンスター達は『堕天への楽園』に居るモンスターの1.5倍の強さです!』
ヘイマイシスター、その話いつから知ってた?
『こっちに来た時からです!!』
言ってくれよ!!
『あと、もう一つ言えることですが、』
何?
『お兄ちゃんはさっきのバトルから計算しましたが、この世界で敵う人間はいません。』
…………え?
さっき予約したと思ってたReが書いてすぐ投稿されてたことに気づいた