魔神についての説明と、帰還について話しました
「魔神・暗黒邪黒、60世紀前にこの世界に現れ、破壊と暴虐の限りを尽くした災厄の存在。
暴れ疲れて休んでいる所を神に見つかり、封印を施され暗黒界に落とされた、それからは神が年に一度のペースで封印の補強を行っているの」
「その話は聞いたことが或るが、それなら大丈夫なんじゃないか?」
暗黒界は常人が入れば即死するし、良くても神以外は状態異常がかかるはず、それに封印までかけられているんじゃ一年ぐらい無ければ………無け……れ…
「お前もしかして」
俺は女神の方を見ると……
「…………………………………、、、、、 サボっちゃった☆」
は?
「馬鹿がァぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
「ごめんなさい!!!!!!!」
「許すか!!!!友達に被害出てんだぞ!!!!!!!」
「本当にごめんなさい!!!!!【時間移動】出来るなんて知らなかったの!!!!」
「そこは知っとけよぉ!!!」
「一年くらいなら大丈夫だって思ったの!!!!!!」
「確かに思うだろうけどさぁ!!!!!……………はぁ、もういい………そういえばゲイバーってどうなったんだ?」
「彼?彼は……………うん、一応帰ってるけどなんか問題が起きてそうだね」
「問題?」
「流石に2回死んじゃったのが悪かったね、なんか身体にまでダメージ行っちゃってる」
「?それならお前が生き返らせた奴らも2回死んでたやつがいるんじないか?」
「それは私が神として生き返らせて、心身共に万全な状態で生き返らせたの。ほら、竜探索で毒で死んで生き返ったら治ってるじゃない、あれよ。それに、普通に考えて死んだら冒険とか怖くていけなくなるでしょ?そういう心の回復もしたの」
「ほうほう」
「でも彼は【アンデッド】、怨念で生き返ったの。そんな力、心身にダメージ与えまくるのよ」
まあ確かにな
「んじゃぁ、帰ったらすぐに会いに行こうかな」
「え?」
「えって何だよ、約束したのそっちだろ」
「えっ………えっと、ねぇ?まさか勝つとは思わなくてですね?」
「は?」
「まだ………準備が………」
「あ~、それならいいよ。どうせ一日ぐらいかかりそうだし」
「あっ、良かったぁ………」
「じゃあ………どれぐらいかかる?」
「明日のお昼までには終わるはずだよ!」
「OK、じゃあ明日の夕方位に王都前の荒野で」
「あ、一つお願い!!」
「?」
「あのね?………」
翌日、キメヤの家にて
「よーしツヤリよ、この世界に残っている【堕天への楽園】プレイヤーは?」
「後はお兄ちゃんと、あの洗脳されていた人だけです!!」
「わかった、じゃあ俺はそこに行ってくるから……お前達は勇者達と、エルリカを連れてく説得をしてきてくれ、最早金はいくらでも使っていい!!財布は共有ボックスに入れとくから絶対連れて帰ろう!!!!!!!」




