竜神召喚をしたら、とてつもないことが分かりました
「……」
“あれ?どうしたのキメヤ君?”
「あんたが女神?」
俺は静かな声色で聞いてみる
“そうだよ?それがどうかした?”
「あんたのせいで何人の人が死んだと思ってる……!!それに対して『それがどうかした?』だって?ふざけんな!!」
“ちょ、ちょっと待って!?結構誤解、誤解してる!!”
「え?」
“ここに来て、一日に復活させられる限界超えてから死んじゃった人たちは全員もとの世界に返したの、武器とか色々削除してから!!”
「はぁ〜そういう事だったのかって納得するわけ無いだろうが!!!じゃあ何?俺以外全員元の世界帰ったの?俺、頑張って生き残らなくて良かったの?そもそも今回の戦い何だったの?」
“ちょ、ちょっと待とうかキメヤ少年、私は一人しかいないのよ?”
「うるせぇ!」
“私女神!!世界の皆が信仰してる女神様ぁ!!そもそも普通は私の声を聞いた瞬間に尋常じゃないほどの神力で平伏すはずなのになんで平伏さないの!?”
「世界も認める【チート】だからだと思う」
称号 チート
世界のどのような力にも屈しなくなる
“まあいいわ、ちゃんと色々説明するから聞きなさい!!お願いだから!!”
「まあ、そこまでお願いされたら聞かないわけには行かないど…」
“立場ぁ………その言葉普通なら私が言うべき台詞なのにぃ……”
「おい、言うならいうで早く言え」
“うぅ………まず、私は竜と人の間に生まれた竜人だったの……”
「おい、なんの話をしている」
“それでね?私が20歳くらいのときだったかなぁ……崖から落ちて死にそうになってしまったの”
「…………」
“その時、全世界に一人だけいる神様が、私のその姿を見て、自分も死にかけだった神様は私に持てる力の全てをくれたの”
あ、話が見えてきたかも
“それで、私は神様になったの”
「……つまり?」
“竜神召喚、使わないでくr「【竜神召喚】!!!」いやぁぁぁぁぁ!!!”
目の前に、20歳程の女性が現れた
「オラてめぇ!!さっさと要件言えやこらぁ!!!」
「ねぇあなた!!聞いてた性格とずいぶん違うんだけど!!」
「俺だって無駄にも程がある話無理矢理聞かされたら怒るわ!!」
「無駄って言った!!私の呼ばれたくない一心で言った話を無駄って言った!!!」
「いいからさっさと話せ!!!!」
「貴方に天罰落とすからね!!絶対に天罰落とすからね!!」
この後天罰の雷が落ちてきたりしたのを直前で避けまくったら空の方から「ううぅぅ!!」と言うような声がしてきてとても面白かった
「まず私があの悪魔と戦わせた理由ね、あの戦いは私の後の神様を決めるためにやった事だったの。きっとあなたの称号にはさっきのガチャで【神候補】が手に入ってるはずよ。神様になると称号に【神】が増えるの」
え?もう神の称号持ってるんですが
「あ、ちなみにこれ私のステータスね」
イクレイニア 女 竜人
称号 無し
ステータス オールMAX
skill オールコンプリート
装備 元女神の衣装
元女神の剣
元女神の輪っか
貴方の称号が無くなってるんですがそれは!!??




