目的を達成したので、2つ目の目的も達成させようと思います
これの前の作品、予約投稿をわすれて投稿してしまいました……
私が部屋に閉じ込められて、既に3日が経った
日に何度も来る癖に、襲えないヘタレで、それについて聞くと「バッ、おま、結婚式がまだだからだかんな!!かん違いすんなよ!!」と言ってくる。
「よお、寝る前に会いに来てやったぞ」
また来た
「何のようですか?」
臭いがキツい、何日もお風呂に入っていないような悪臭
「明日は俺達の結婚式だ、この意味がわかるか?」
「……襲いにでも来たのですか?」
「そうだよ、花嫁が前夜に散らすのはお約束だろっ!!」
「!!」
私を押し倒す、攻防禁止されているので何も出来ない
だがそこで、彼の動きは止まった
「………ヘタレったのですか?」
「う、うるさい!!変にされてもや、やだろ!!」
「別にどうでも良いのですが?」
「…………」
「どうしましたか?早く、早く」
手拍子をつけて煽る
これが男に対する最大の攻撃だと、お兄様が言っていました
「う、うるさい!!!いいんだな!?やっちまうからな!?」
「勝手にどうぞ」
「わ、わかった、行くz」
ドオオオオーーーーーーーーーン!!!!
扉が大きな音を立てて開く、そこには一人の男が立っていた
「そこでやめろ、ぶっ殺すぞ」
仮面をかぶったその男、お兄様は、刀をこちらに向けながらそう言い放った
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「な、誰だお前は!?」
「そこにいる女の兄だよ」
「な、なんでお前が!?僕の父様が君を無期懲役にしたって言ってたぞ!?」
「へぇ、あの裁判長お前の親父だったのか」
「質問に答えろ!!」
「牢屋ぶっ壊して出てきたに決まってんだろ、残念だったなぁ、新聞なんてものに載せなければ俺はここに来なかったぞ?」
「!!!、兵士を呼べ!!侵入者だ!!」
「そいつらなら、邪魔だったからぶっ殺してきたぞ」
「ば、化物め!!」
「化物で結構、あんたは自分の為に財力を使う事しかできない獣だ」
「貴族にそんな口を聞いていいと思っているのか!!」
「生憎、こっちも貴族なんでね」
「ただの脱獄者だろうが!!」
「じゃあ元貴族か、でもこの一件が終わったら貴族に返り咲くだろうがな」
「うるさい!!!黙れ!!」
脇腹に挿した短剣を突き刺そうとこちらに走って来るが
「夢を目の前にして死ね」
刀を振り下ろし、首が吹き飛ぶ
「いいザマだ」
刀についた血を飛ばし、鞘に仕舞う
「お兄様?」
エリカが声をかけてくる
「そうだよ?」
俺はそれに対して返事をする。するとエリカが小走りで近づいて、俺に抱きついた
「心配しました、もうこのような事は起きないよう、気を付けてください」
そんなことを言ってきた。
あ、そうだここに来たもう一つの目的
「エリカ、ちょっと顔を出せ」
「なんでしょうか?」
「痛いだろうけど我慢してくれ…………行くぞ、歯ぁ食いしばれ!!!」
俺はエリカに、全力のビンタを食らわした




