プロローグ 4
最近、ダンメモを始めました
「おい、にいちゃん、急に悶たりしてどうした?」
やばっ!ツヤリのせいでこの……この……
「急に話しかけてすまないな、俺はゲイバー。レベルは100で、種族は妖精だ。」
ゲ↑イ→バ↓ー↑さんに話し掛けられちゃったじゃないか!
『私のせいですか!?悶えたお兄ちゃんが悪いじゃないですか!』
「おい!本当に大丈夫か?何か辛いんだったらリアル戻った方が」
「すいません、ちょっとスキルと話していて。」
「そうか、だったら良いんだが……っておい!スキルと話すって事はもしかしてにいちゃん、さっきあっちで聞いた【終幕記念課金ガチャ】をやった本人か!?」
「あ、はい。そうですけど………」
「マジかよ!鉄装備だからそうとは思えなかったわ………」
「これアイテムを使って見た目の色を変えたんですよ。
素材はオリハルコンです。」
俺が考えた作戦だ。
相手を騙して、討ち取る。
人間の中身をよく知る俺だから出来る。
「そうだにいちゃん、俺と組まねえか?」
「?、どうしてでしょうか?」
「明日がこのゲームの最終日、どうせならその装備で俺TUEEEEEEEEEとかしたいだろ?」
『いい考えだと思います』
「じゃあそうするよ、あんたの名前と種族は?」
それが挨拶みたいなのかな?
「俺はキメヤ、種族はエルフだ」
この時、彼が生涯の親友となるなんて、思ってもいなかった
ではおやすみなさい
永きに渡ってゲイバーがただのゲイバーと思われてたことに気がつき修正