スリ実験をして、奴隷メイドを作りました
やぁ
あの後獣王は補佐の方に連行されていった
「酒がー!」やら「仕事やだー!」やら「キメヤ助けてー!」とか言ってたけど、口元が歪んでたからいつもどうりの事なのだろう。
さて、宿に行くか………
「次の交差点を右………っと」
獣人の女の子がぶつかって来た
「兄ちゃん気を付けろよ!」
おいおい、酷くないか?
「ごめんな、ちょっと別の事に夢中だった」
女の子が走り去って行く
「………さて」
『気づいてるでしょうけど言わせていただきます、財布すられましたよ?』
まあ、流石に気づくしわざとだよ…………実験の為の
「【元】」
手を前へ上げると手元に財布が現れる。
この魔法はどの様な妨害魔法や無効化魔法でも切断する事のできないエンチャントを1つのものにする事で【元】の一言で手の上に戻って来ると言う事ができるようになる………と言う魔法を俺が作ったものだ。
この魔法は完成した………さっきね。
あの子がスッてくれて良かったよ、あの子のお陰で魔法の起動実験が出来たからね。
『起動できなかったらどうしたんですか?』
全力で奪い返しに行きました
『……………』
無言やめて!?
現在地は奴隷館です
え?なぜ?何か俺関係の何かがあったらしくて呼ばれたんだよこん畜生
獣王さんに呼ばれてたのにさぁ……獣王も
『そっち行ってから来い!!!』
とか言うし…………
「お待たせ致しましたキメヤ様」
「いえいえ、今日はどう言うご要件で?」
「それがですね…キメヤ様の財布をスッた容疑のかけられている獣人の少女がおりまして………」
あの子しか思いつかねぇ……
「そのスッたと言うのが本当であった場合、キメヤ様に渡さしていただくと言う事が法で定められておりまして………」
うへっ、めんどい………でも仕事はあるからな……………奴隷メイドいいと思う?
『いいのでは無いのでしょうか』
『お兄様かけられている言う事なら文句等は有りません』
『『いいよー!』』
『ぐぅ……』
『いいと、思う』
『いいですよ〜』
『いいんじゃないの?』
よし、じゃあ他の奴隷も……もう一人買っていくか
「はい、本当です」
「わかりました、ではお呼びしますので少々お待ちを……」
「あ、ではその間別の奴隷を見てきてもよろしいですか?」
「ああ、よろしいですよ?じっくりご覧下さい」
さて、許可も降りたし行ってくるか
うーん………我が妹に見慣れると綺麗な方でも普通に見えてしまう………
『お兄ちゃん!あの方なんてどうでしょうか!!』
うん?……おお、美人さんだ。
ニルアタイプかエリカタイプかだとニルアタイプな感じかな
「キメヤ様!準備が整いましたが、そちらの方は来ましましたか?」
ナイス
「決まりましたのでこちらの奴隷をよろしいですか?」
「ええ、承りました」
我が家に奴隷メイドがやって来た。ひゃっふー
では




