爵位授与の後の、お家プレゼントと……
おはようございます
街はすぐに何時もの日常をも取り戻した
「そこのおニーサン!!りんご安いよー!!」
「メイル・チキン揚げ、1個増量中だよー!!」
「マッチは、マッチはいりませんか………?」
よし、最後のは買い占めてやるから安心してくれ
俺が向かうは王城、隠密行動を心掛けていたのに何故か俺と妹達がMVPに選ばれ、爵位授与される事になった
「冒険者【幸運の男神】キメヤよ、そなたに【公爵】の爵位を与える。よって、彼の妹である、ツヤリ、メルネ、ミルファ、エーニャ、ミニル、エリカ、ニルア、キーヤにも、同様の爵位を与える」
「ありがたき幸せ、この喜びを私の仕事を行う上での動力とし、国の力となるべく精進させて頂きます」
「よろしい、下がりなさい」
ふぅ、緊張したぁ……てか公爵?ふつう子爵とか最下位のやつじゃないの?………まあ良いんだけどさ
終わったあと
「いやぁ〜、まさかキメヤに爵位を渡す時がくるとはな〜!!」
「俺もそんな事考えた事なかったよ……」
「お前の爵位、あの功績で出せる限界までの爵位あげたんだからな?」
「まじか(笑)」
「いやぁ〜これでやっとゴニョゴニョできるな〜!!」
「聞こえなかったよ?」
「聞こえないようにしたからな!!」
くそぅ
「ここが国王から出せる最後の報酬だ」
「おいおい、こんなに立派な家、もらっていいのか?」
「なぁに、遠慮するな!!王家からのお下がりだ!!」
「ならいいんだけどさ……」
「あ、でも一つだけお願い聞いてくれないか?」
「いいぞ?」
「ありがと〜、じゃあ【獣人国】に行ってくれない?」
「OK…………あれ?」
獣人国?
では




