二人の【自動攻撃】と、降臨の上級悪魔
おはようございます
「……お前の異常さにはもう慣れたよ……………」
うん!知ってた!!泣いた!!
「お兄ちゃん、そろそろギルドとか行かないのですか?」
「うん?ギルドは冒険者登録しないと、調べられたらすぐに冒険者と名乗ったのに嘘だって事がバレるからな、そんな理由だから緊急クエストでも怒らない限
“緊急クエスト!緊急クエスト!!上位悪魔が街の中に召喚されました!
冒険者登録を行っている方々はギルドへお越しください!”
フラグぅ!!やっちまったーー!!!」
確かに、確かに心の中で緊急クエスト発生しないかなって、上位悪魔と戦いたいなって思ったけどさぁ!!
「幸運度が影響していますね、お兄ちゃんの性ですね!」
「やめてっ!?」
「そんな話してる暇あったら早く行くぞ!!」
「ああ、分かった。
ツヤリ、お前もだ!!全力で戦うぞ!!」
「分かりました、でもお兄ちゃん……」
『勇者として戦うとなると、色々問題点がありますよ?
バレたら国に色々言われますし……』
そんなことできたんだ……問題はないぞ、俺にいい案が有る。
“我は魔王様に従う忠実な下僕、七つの大罪【憤怒】のサタンなり!!”
自己紹介ありがとう、ではこっちも本気で行かせてもらおう
名前を『テトラグラマトンラビリンス』に書き換える………カッコイイから英語にしたよ!文句あるか!?
そして鎧の色をもとに戻し、英雄の仮面の能力を発動させる。
「悪魔よ、貴様を断罪する。」
背中からエクスカリバーを抜き、【自動攻撃】を発動する。
体が自動的に動く、もちろん俺の意識も有るが、体は勝手に動いている。
すごい、体がすごい!!
語彙力が足りんのだ、すまない
『お兄ちゃん、私はもう行っていいですか?』
え~と、敵のHPは………そろそろか、行っていいぞ
『分かりました、【自動攻撃】っ!』
それと同時に黒い影が現れる。
黒い影……もといツヤリもアロンダイトを握っている。
聖剣はゲームの時から使用は変わっていないので誰でも使用できる。
とか考えてる内に倒した。
“馬鹿な……この私が、この私がァーーーーーーー!!!!!!!”
消滅、やっぱり弱かった。
ではまた




