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第24話 聖域の住人

聖樹に向かっている間にホビットとかなり仲良くなった。


特に一人の少年 (といっても20歳くらい)がよく懐いてくれた。

ホビットの寿命は大体100~120歳くらいらしいので、彼は人間で言うと大体俺と同じくらいの年齢なのだそうだ。


彼はボルドという名で聖樹の森に関して色々な事を教えてくれた。


森には他の種族も住んでいるらしく、2種類の兎人(ブランデホト、ペティート)や羽翼人(ハーピー)などもいるらしい。


以前、獣人族もどこかに国を作っているという話を聞いていた為、その種族は獣人の国に住んでいないのかを尋ねた所、兎人は争いを好まないから平穏な聖樹の森から出たがらないそうだ。


そして羽翼人(ハーピー)羽翼(ウヨク)と種族名になっている通り、手助けをしてくれるだけらしい。

俺達の世界で言われているような好戦的なハーピーとは少し違うようだ。


それらの種族がただ何もしないのかというと、そういうわけではない。


兎人はどちらかというと臆病な性格の者が多い為、万が一侵入してきた者がいると逸早く気づいて知らせてくれるそうだ。


ハーピーは空からの監視隊という感じらしい。


ここの結界は外からは幻惑の作用により中がわからないのだが、中から外を見る事は何も問題ないとの事で、目の良いハーピーは常に監視をしているとの事。

めったにないが時によっては、空から援護・攻撃をする事もあるらしい。


お互いの目や感覚の届かないところを、お互いでフォローしているような感じだ。


一度はお目にかかりたい所だが今回は時間がないし、もし次にここにくる事が出来たら紹介してもらうとするか。



精霊も沢山生息 (生息と言っていいのかわからないが)しているらしいのだが、普通は目に見えず感じるものなのだとか。

特殊な一部の人には見えることが出来るという事で、俺にも見えるようになるか聞いてみたら、その答えは“わからない”だった。


ボルドには見ることが出来ないから、見えるようになるにはどうすればいいのかはわかるわけがなかったのだ。


リーエなら見えそうな気がするな。

今度聞いてみるか。



聖域の森は豊かで、動物や植物なども様々生息している。

動物は結界を素通りできるらしい。


明確な意思を持つ物に対して幻惑の効果が生まれるという事だが、もし魔獣やアンデットのようなのが侵入してきたら危ないのでは?ということに対しては、それは管理者が監視をしているから大丈夫との答えだった。


森に住む彼らは基本的に動物を食す事はなく、果物や植物などを摂取するらしい。


だから動物も、彼らを恐れることなく近寄ってきて一緒に遊んだりしているようだ。

現に先程までは侵入者(俺達)に恐れていた鳥たちが、ホビットやエルフの肩に止まったりしている。



見ていると微笑ましい光景で、彼らが侵入者を常に排除してきた理由もわかる気がした。

確かにこれが壊されるとなると、俺が彼らの立場だったとしてもきっと怒るだろうな。



エルフはリーエとは時々話をしていたが、俺達にあまり馴染む事はなく歩いていた。

シュタイナー以外のエルフは、ビュクヴィル、ストゥルソン、トールキンス、デュメジルという名前らしく、聖域の森の守護隊として抜擢された有能な人物なのだとリーエが教えてくれた。


守護隊にはそれぞれの種族の中でも、特に戦闘に秀でている者がなるようだ。


彼らは未だ、俺たちの事を警戒しながら歩いている。


そのまま彼らとは特に何かを話すわけでもなく、森の中を進んでいった。


しばらくすると、目の前に急に巨大な木が現れた。


横幅は直径にしておよそ100mはあるだろうか。

こんな木があるのかとびっくりするほど大きかった。


上を見上げると、木の枝まで数百mはあるだろう。

枝は大きく広がっており、傘のようになっている。


外から見た時のイメージとすると、全く同じではないがオアフ島にあるモンキーポッドの木に近いだろうか。



なぜこれほど大きな木の存在に気が付かなかったのかというと、結界の外からは見えないようになっているのはもちろんの事、聖樹の周りにも攻撃から守る多重結界と認識阻害の魔法が管理者によってかけられているらしい。


それは魔眼で見たとしても、確認する事が出来ない程の強力な魔法なのだとか。

それほど管理者の魔法の知識・技術が群を抜いているとリーエは言っていた。



ホビットは聖樹の周りに住んでいるので、ここでお別れになる。


ボルド達は寂しそうにしていたが、許可を出してもらえるのであればそのうちまた来ると伝えてさよならをした。



ボルド達と別れてから、聖樹に近づいてみると端が見えないのではと感じるほどでかい。

樹齢はどのくらいなのだろうかと考えていると。


「こっちだ」


シュタイナーが指を差し、先導してくれる。

それについていくと特に変わった様子はない木の幹の前で立ち止まる。


そこにシュタイナーが手を触れると、ホワンという音と共に入り口のような高さ3m幅2mくらいのアーチ状の穴が出来た。


どうなっているのかと思っていたら、リーエが管理者達の魔法によるものだと教えてくれた。



そしてシュタイナーが先頭で入り、次に俺達、最後にビュクヴィル達が入っていく。


思っていたよりは長い穴を抜けると、――ここは樹の中心だろうか?―― 中は広い空洞になっており、その中心には魔法陣が描かれている。


その魔法陣に招き入れられ、全員が入った所でシュタイナーが呪文のような言葉を唱え始めた。

エルフ語で言っているらしく、俺にはなんと言っているのかはわからなかったが。



すると魔法陣に入っている俺達全員を光が包み込み、段々と収束していく。

眩しさに目を開けていられないくらいだ。


光が収まりゆっくりと目を開けると、そこには驚くような光景を目の当たりにする。


おそらくここは、先程したから見た時の枝が伸びていた部分なのだろう。

俺達が居る部分を中心に広い広場のようになっており、その周りには所々に家が建っている。


その奥には太い枝が縦横無尽に張り巡らされていた。


そしてその伸びた枝にも、上手い具合に家が何件も建てられているのだ。



ふと足元を見ると、先程と同じような魔法陣が描かれている。

おそらく転移魔法か何かで、木の中腹まで転移したのだろう。


俺もまだ転移魔法に関しては試行錯誤中だから、魔法陣が使えるようになると便利かもしれないと思った。



そして、先程まで俺達を遠巻きに見ていた人達(ここにはエルフしか住んでいないらしい)の中から、一人の少女が近寄ってきた。



「おかえりなさい、シュタイナー。どうだったの?」

「ああ、特に問題はない・・・事はないのだが、何事もなく済んだ」

「そうなんだ!よかったね。所で後ろに誰かいる・・の・・」


シュタイナーが言う何事もなくというのは、激しい戦闘にならなかったとか、怪我をした者はいないという意味なのだろう。


そして近寄ってきた彼女は、今までシュタイナー達の陰になっていて気が付かなかったらしく、俺達を見て固まった。


「リューンエルス様!」


正確にはリーエを見て驚いたのだろう。

外の世界に出てしまったリーエが、ここに戻ってくるとは思っていなくて・・・


彼女はリーエに抱きつきながら、泣きじゃくっている。


どうやら俺とタマモは目に入っていなかったようだ。


「リューンエルス様・・・ご心配致しました・・・よくご無事で・・・」

「ありがとう、ウィズリー。あなたも元気そうで何よりです」


ウィズリーと呼ばれた少女(と言っても、見た目15歳くらい)は、金髪のロングヘアーで身長 はタマモよりも低く、若干幼さは残るがエルフだけあって綺麗な顔立ちである。


「ありがとうございます・・・それよりも、なぜここに?戻ってもいいとお許しが出たのですか?」

「・・・いいえ」


一瞬パアッと笑顔になって喜ぶウィズリーに対し、気持ち顔を伏せ気味にリーエは否定した。


「そう・・・ですか・・・ではなぜここにいらっしゃるのですか?掟では・・・」

「全てを話すと長くなってしまいますので簡潔に言いますが、大切な友人の為・・・です」

「・・・友人?」


リーエが友人の為に戻ってきたという言葉に、眉毛をピクッと少しだけ吊り上げて訝しげにリーエを見ている。


それは自分達を見捨て、かつ外に友人を作ったという事に対してか、それとも掟を侵してまでここに戻ってくる事が、なぜその友人を救うという事に繋がるのか理解出来ないといった所か。


もしくはその両方なのだろうと考える。


しかもその友人は、現在・過去問わず聖域に関わる者ではない事も、ウィズリーにはわかっているのだろう。


ウィズリーは何も言わずにリーエを見つめ、次の言葉を待っていた。


「ええ、“人間”の友人を助ける為には、長のお力を借りなければならないのです」


リーエは敢えて人間という言葉を強調して言った。

その瞬間、遠巻きに見ていたエルフ達からもザワっと声が上がった。


「人間ですって?リューンエルス様は人間と友人になったのですか!」

「そうです。彼もその“人間”の友人の一人です。そして彼女は妖狐の友人です」


それまでシュタイナー達やリーエにだけ気を取られていたウィズリーや他のエルフ達が、リーエの言葉でようやく初めて俺の方達を見た。


その瞬間、エルフ達に殺気を伴うような視線を投げつけてきた。


守護隊に入っていないとはいえ、エルフは魔法に長けた種族であるため、ここにいる一人一人もそれなりの戦闘力を持っているようだ。



タマモは殺気に反応しそうになっていたが、大人しくしていろと頭に手を置くと、そのまま撫でて撫でて攻撃を俺に仕掛けてくる。


いや、俺に攻撃を仕掛けてどうする!


くっ!


俺も甘すぎるな・・・


その攻撃に屈しタマモの頭を撫でてやると、ふにゃ~という効果音が聞こえそうな感じで悶えている。


その間、俺は彼らの殺気を軽く受け流している。


タマモの頭を撫でている俺の姿を見たリーエも、俺に向かって殺気を放っていた。


・・・・・


って、おい!


なんでリーエまで俺に殺気を放ってるんだよ!


りーえは、なんか少しだけ涙目になっていた。

仕方がないので、後でな、と目線でフォローを入れておくと、ちゃんと理解してくれたようで少しだけ顔を赤くしながら体をくねらせていた。


あ、これは理解してないな・・・

絶対に違う事考えてやがる・・・



そんなやり取りを“身内”だけでしていると、いてもたってもいられなくなったウィズリーが俺に向かって口を開いた。


「この人間と妖狐がリューンエルス様の友人!?それにこの神聖な場所に人間が足を踏み入れるなんて!」


俺に対して怒りの篭った目で見つめられている、と思うのだが少しだけ何か違和感が・・・


しかしまあ、ウィズリーの言っていることもわかる為、特に腹が立つような事はない。

自分の住んでいる場所に、今まで受け入れなかった種族が入り込んだのだから。


「ウィズリー、そんな悲しい事言わないで。貴方の気持ちもわかるけど、私の友人を(ケナ)さないで。」

「リューンエルス様も穢れてしまったのですね・・・こんな人間や小汚い狐の肩を持つ・・・ひいっ!」


ウィズリーの話している途中に、俺がつい本気で殺気を放ってしまった。


「ウィズリーだったか?確かにお前の気持ちはわかる。俺のような人間が、自分の大事な場所に足を踏み入れられてるんだからな。だから俺に敵意を持とうと何を言おうと別に構わないが、リーエやタマモの事を悪く言う事だけは許さんぞ」


俺達に殺気を放ち敵意をむき出しにしていたウィズリーを含むエルフ達が、俺の殺気にあてられて恐怖により萎縮してしまった。


「もうその辺で勘弁してやってくれ」


シュタイナーが俺に向かって口を開く。

その言葉で俺は周りを見渡して、やってしまったなと反省しながら殺気を放つのをやめた。


「皆、わかっただろう?彼と敵対し戦えば我々とて無事では済まない。下手をすれば全滅もあり得る。しかし彼は我々を一切攻撃しないと約束してくれている。私はそれを信用する事にしたのだ」

「ああ、俺達もそれには同意だ。信用というか俺達ではキョウヤに勝てない、戦いを挑む方がばかげているという感じたな」


おっと、意外な所から助け舟が。

彼は守護隊の金髪エルフ、ビュクヴィルだったかな。


ここに来るまで俺とは一言も話さなかったが、どうやら俺の事を認めてくれていたようだ。


シュタイナーやビュクヴィルが口々にフォローしてくれた事により、他のエルフ達は渋々納得してくたという感じだった。



「恐がらせてしまったようで、すまなかったな・・・」


ウィズリーが俺の殺気にあてられて涙目になりながら震えていたので、つい癖で頭にポンポンと手をやってしまいながら謝った。


人間(他種族)を毛嫌いしている相手に触れるなんて、本来バカのすることである。


しまったと思いながら、恐る恐るウィズリーを見た。


あれ?


怒られるかと思って身構えたのだが、ウィズリーは顔を真っ赤にしながら固まっていた。

というより、顔がフニャけていた。


ウィズリーは、はっとした表情になり


「ちょ!ちょっと、勝手に触らないでくれる!?」


と今度こそ、頭に置かれていた俺の手を払い、そっぽ向きながらプンプンと怒り出した


だが完全に怒っている、という感じではなさそうなので少し安心した。



少しして皆の様子が治まった頃、俺達は管理者の元へと向かうべく歩き出した。


案内はシュタイナーだけでいいという事になり、守護隊のビュクヴィル達4名はその場に残った。


今、一緒に歩いているのは、シュタイナーとリーエ、タマモ、俺、そしてなぜかウィズリーもついてきていた。


ウィズリーはリーエの事が本当に好きなようで、リーエと腕を組み嬉しそうにしている。


後からリーエに聞いたのだが、ウィズリー(現在132歳らしい)が生まれた時にリーエが助産婦のような事をして名前もつけてあげたらしく、子供の居ないリーエにとっても娘のような存在で、時おり聖樹に来ては可愛がっていたのだそうだ。


そのリーエが居なくなってしまった時のウィズリーの心情を考えた時、ふと昔の事を思い出した。

俺の時とは違い、リーエは生きているとはいえ、二度と会う事が出来ないかもしれないとなると、その時の心情は計り知れない。


リーエに会った時は本当に嬉しそうだったしな。


だから俺に対して、リーエが去った時の感情を八つ当たりの捌け口としてぶつけてしまったんだろうと納得した。


今ではリーエの腕にしがみ付きながら、俺に言ったことを謝ってきた。


「さっきはごめんなさい・・・」

「俺は全く気にしてないから、ウィズリーもあまり気にすんな。というか、どっちかというとその後の俺の方が悪かったし、すまなかった」


その後もお互いがお互い自分が悪いといい続ける様子に、リーエは肩を(スク)めため息を吐きつつ安堵し、とりあえずタマモは俺の腕にしがみ付いている。


・・・・・


いや、タマモは何で俺にしがみ付いているんだ?

意味がわからん。


俺とウィズリーはお互いに謝り続けた後、二人してフッと笑いあった。


ウィズリーはリーエが他種族とも仲良くしたいと言っていたことを聞いていた事もあり、本当は他種族に興味があったようだ。


先程は人間(他種族)を嫌っているみんなの手前、自分も嫌っているという風にするしかなかったと言っていた。


それからは俺やタマモに色んな事を聞いてきた。


普段どういう生活をしているのか、どんな事をしているのか、どんな物を食べているのか等、ただの日常の事でさえウィズリーにとっては新鮮に感じるのだろう。


俺はこっちに来てから大体1ヶ月くらいしか経ってないので、今までやってきた事を簡単に説明してあげたのだが、その話を聞いている間ずっと百面相をしていた。


興味津々に身を乗り出しながら目を輝かせたり、何かを考え込むような仕草をしたり、頭にクエスチョンマークが出たようにキョトンとしたり。


コロコロ変わる顔を見ているとなんだか面白く、そして可愛らしく見えて、ついついまた頭に手を置いてしまった。


するとやはり顔が真っ赤になりながらフリーズしてしまう。


またやってしまった、と我に返り頭に置いた手を離そうとすると、腕をガシッと掴まれそのまま頭に戻されながら、怒ったような顔をしながら俺を見つめ無言の圧力で訴えてくる。


はあ~・・・


自分の蒔いた種だ、仕方ない、と訴えに負けて頭を撫でてやった。


ウィズリーが俺に向けた訴えは間違っていなかったようで、フニャッと顔がにやけた。


それを見たリーエから、また殺気を放っていた。



恐い・・・

恐いよリーエさん・・・



「ちょっとキョウヤさん!私の方が先でしょう!」

「いや、そうは言ってもだな、流れというかなんというか・・・それにリーエを撫でる理由も・・・」


「さっきはタマモさんを理由も無しに撫でていたじゃないですか!私には出来ないというんですか!?」

「い、いや、そうではないが・・・」


ウィズリーはビックリしていた。

というのも、ウィズリーに対しリーエはいつも優しく笑顔で接し、感情的になる事はほぼなかったらしい。


そんなリーエがこんなに感情をむき出しにしている事が、ありえないと感じたのだそうだ。


俺がリーエに負けて頭を撫でてやったときの、フニャけた顔もウィズリー にとって珍しい物をみたようだった。


先頭を歩いていたシュタイナーは、それの様子を呆れ顔で見ながらため息をついていた。



響也は天然のジゴロです(笑)

本人は全く意識しておりません。



いつもの如く長くなってしまったので、ここで切ります。

神キャラも入れたことだし、

この展開だとさらっと流してしまうと、色々とおかしな事になりそうだったので

それなりにじっくり書きました。

聖域の話はもうしばらくかかりそうですが

お付き合いください。


あと、あまり重要視してなかったので今までは載せませんでしたが

今更ながら響也に関わったキャラの年齢と身長を載せておきます。


これは作者がイメージしているものなので参考程度で構いません。


響也178cm17歳

ルチ147cm15歳

ロキ138cm10歳

サリナ161cm19歳

ミューラ168cm21歳

リーエ166cm見た目19歳、推定二千数百歳

タマモ155cm見た目15歳、生まれ変わってから5年、前世含め数千歳

ユーリ158cm16歳


流星173cm16歳

健太182cm17歳

真鈴164cm17歳

美咲153cm16歳


光輝175cm17歳

将明179cm16歳

葵158cm16歳

弥生155cm16歳


主人公が高校2年生なので

年齢は大体似たり寄ったりです。


他のキャラや詳細な設定も必要であれば載せますので

気になる方はお申し付けください。

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