表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

無気力少年

深紅に染まっている赤黒い制服


安全国家日本とは思えないような鈍く制服に付いている色と同じ液体が滴る日本刀


黒く長いパッツン髪から覗く無感情な瞳が俺を見つめる


靡く黒髪から香るシャンプーのような匂いと彼女を中心に円を描くように広がっている液体溜まりから広がる鉄のような臭いが混ざり鼻をくすぐる。


普通じゃないのは理解しているが、あまりの驚きに逆に冷静に観察してしまう。


(なんで…こんな面倒な事になったんだ?)



現実味のない現状から現実逃避するように俺こと柳小路 郁弥今朝からの出来事を思い出す。



ーーーー今朝

同じ朝を繰り返し続けて16年

高校二年になった俺は今日重たい身体を起こして目覚める。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ