出会い
「俺と一緒に来なよ、楽しい場所に一緒に行こう」
僕の大好きだったおばあちゃんが亡くなり、ひどく落ち込み
家に塞ぎ込んでいたぼくの所に突然現れた智之は僕を半ば
無理やり外に追い出し、近くの空き地に連れて行った。
そこには男の子がなぜか仁王立ちで立っていた。
「とも、誰だそいつは?」
当時ぼくには上級生に見えた大柄な男の子
快斗は智之にそう尋ねた。
「俺たちの新しい仲間だ。君名前は?」
智之は僕に聞いた。
「空太」
僕は自分の名字があまり好きではなかったので名前で答えた。
「空太か、これからよろしく」
智之は僕に右手を差し出しながら言った。
「う、うんよろしく」
正直ぼくは戸惑っていたので訳が分からずなすがまま握手をした。
「まあ、ともが連れてきたんだ悪いやつでないことは確かだ。俺からもよろしくな、そら」
人を疑うことをしらないような、とても澄んだ声で快斗は僕に言った。
「そら?僕の名前はそらただよ」
初めて言われた名前だったので思わず僕は快斗に聞き返していた。
「わかってるよ、でも俺は友達を呼ぶときは二文字って決めているんだ」
「さあ、自己紹介が終わったところで行くぞ」
僕が快斗の「友達」という言葉に不思議な感覚に陥っていたとき、
智之は言った。
「今日はどこに行くんだ?とも」
快斗の質問に智之の答えは衝撃的だった。
「決まってるよ俺たちピースウォーズの敵を倒しにだよ」




