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7話 清算

朝…


ペラっ…ペラっ…


タルクは家で札束を数えていた、取引でのお金…

汚れたお金…。


タルク「…2000…っと…」


トントン…テーブルでさらに細かく整頓しながら

財布にしまう。


次にタルクは手帳型のカレンダーを開く。


カレンダーには「取引」…の他に×印のついた

「カウンセリング」という文字があった。


タルク「…(ライリーの言う通り…最近は直前

で行くのをやめていたし…顔出しできてないな…)」


タルクはそんなことを考えていると。


ヴー…ヴー…


着信:アオト


タルク「あいつ…いっつも午前中に…」


タルクは愚痴を溢しながらも電話に出る。


タルク「もしもし…?いつも言ってるが…

午前中は──…」


アオト「もしもし!?タルク!大変なんだ!今…

男に追われて…!」


タルク「男?今どこだ?どこにいる!?」


アオト「あぁ!まずい!」


ゴトン!


電話先で聞こえた声…それは…。


マシュー「俺のバーガーどこだぁ?」


タルク「……。(は?)」


電話先ではアオトとマシューが爆笑しあっていた。


タルク「もう切る」


アオト「待て待てって!今のは冗談だけどさっ…

いい知らせがある…」


タルク「なんだよ…」


タルクは内心ダルくも話は聞こうとする。


アオト「掴んだんだ…バスターの情報…」


タルクは名を聞いた瞬間電話越しに身を乗り出す。


タルク「っ…本当か」


アオト「あぁ…あいつは今ハミントンにいる」


タルク「ハミントン?」


タルクの住んでいる街から車で6時間はかかる距離の街だった。


タルク「何故そんなところに…」


アオト「さぁな…だが…情報は確かだ…バスターの

仲間を拉致して聞いたからな…」


タルク「その仲間はどうした?」


マシュー「今頃…ハエの住みかだぜ!いぇぁ!!!」


タルクは頭を手で抑えながら


タルク「あーそうか…はぁ…わかった…とりあえず…もう切る…」


ピッ…タルクは電話を切り頭を抱える


タルク「…(だめだ…バスター話を聞いたら

いつもこうだ…ロアが思い出される…)」


そう悩んでいた時だった。


クロエ「おはよー…タルク…」


クロエは寝癖をボサボサにしながら寝ぼけ眼で

こちらに来る。


タルク「おはよう…」


そんなクロエを身ながらもタルクは考えていた


タルク「…(なぜバスターはそんなにも遠くに…

あいつの性格上逃亡ではないとすれば…)」


タルクの中で1つ考えが浮かぶ。


タルク「…(確か…バスターはハミントンで逮捕された…となると…バスターの狙いは…ハミントンの

警官への復讐?)」


タルクはさらに1つ考えが浮かぶ。


タルク「…(そいつを特定して…間に合うのなら…

バスターへの罠を仕掛けられる…)」


しかしタルクは迷う


タルク「…(クロエはお留守番にしたいが…何日もかかるしな…)」


…数時間後…


タルクは結局クロエを乗せて車を走らせていた


クロエ「ねぇタルクぅ…まだぁ?」


タルク「のこり二時間だ…」


クロエ「クロエお腹空いちゃった…」


タルク「はぁ…仕方ない…」


タルクは道中のコンビニ近くに車を止めて買いに行く。


タルク「えぇっと…」


タルクはクロエの好きそうなパン、お菓子…。

とりあえず文句を言われないような口封じを探していた。


そうしていると…。


男「おい!ぶつかったろ!気を付けろよ!」


クロエ「んぁ!?そっちがぶつかったんだよぉ!?」


タルク「…(おいまじか…クロエ…)」


まさに男と喧嘩していた…。


男「んだよ!その態度おかしいだろ!」


クロエ「クロエはぶつかってないんだもん!態度は普通だもん!」


男「なんだこいつ…!ヤクやってんのか…?」


タルク「…(まぁまさに…)まぁまぁ…落ち着け…な…

すまなかった…」


クロエ「グルルルルル…」


唸るクロエ


タルク「やめろバカ…お手…」


タルクは食べ物購入後車内にクロエを連れては

説教を始める。


タルク「クロエ…いいか…お前は既に反社会的な事をしてるから相手が悪くても謝ることを意識してだな…」


クロエ「うーん…クロエ…絶対ぶつかってないもん…」


タルク「…そうだとしてもだ…大体──」


クロエ「分かったから食べ物頂戴ー」


タルク「はぁ…」


タルクはクロエにサンドイッチを渡す。


タルク「ま…分かったならいい…」


クロエ「うん!クロエこれからはいただきますをしっかり言う!」モグモグ


タルク「俺はそれをいつ教えた?」


クロエ「んー…そういえばクロエ遠出としか教えられてないけど…どこに行くのぉ?」


タルク「トオデって場所だ」


クロエ「そっかぁ!なるほどぉ!」


タルク「…(それはそうと…運転再開)」


ブーン!!!


タルクは高速道路を愛車のセダンで飛ばしまくるのであった。



~ハミントン~


タルク「…(よくやくついた…)」


タルクはあらかじめハミントンの予約していた

ホテルに車を止めてクロエに声をかける…。


タルク「クロエ…起きろ…」


クロエは長旅に耐えられず眠っていたのだ。


クロエ「んぅー…着いたぁ?」


タルク「着いた…」


クロエ「ふぁ…クロエ疲れたぁ…」


タルク「ふっ…これからきっと休まるぞ…」


タルクはクロエと車を出て駐車場からフロントへと歩いていく。


クロエ「わぁぁぁぁ…」


クロエは既に目を輝かせていた、それもそのはず…

ここはハミントン一のホテル:ファラダイス…


フロントロビーはとにかく明るくとにかくピカピカ

でとにかく金色、赤!


シャンデリアもある、必要のないほど大きい

シャンデリアだ…。


タルク「チェックインを…名前は…スタルダスト・ハーパー…」


クロエ「えっ…タルっ…」


タルク「ゴッホン!!!!すまない…最近は体調が

悪くてな…」


受け付け係「おぉ…それはそれは…お大事に…

さて…スタルダスト様は…おっと…スイートの予約

ですね…こちらがキーカードになります…お荷物は…」


タルク「あぁ…いや…結構だ…ありがとう…」


受け付け係「そうですか…スイートの予約時にお部屋の食べ物代も含んでるとの事でどうぞご自由に」


タルク「どうも…(とりあえずそいつでクロエは

お留守番に出来るな…)」


クロエ「ねぇ…タルクぅ…すいーとって?」


タルク「いい部屋だ…」


クロエ「いい部屋?」


…~部屋~


クロエ「すごぉぉぉぉい!!!」


クロエは目を輝かせてはベットにダイブ、そして

跳ねたり走り回ったり…。


タルク「そうだな…さて…この部屋にある食べ物は

食っていいから…良い娘でいろよ?」


クロエ「うんっ!わかったぁぁ!!!」


タルクは部屋にクロエを置いて出ていく。


タルク「…(さて…バスター…どこにいる…)」


タルクは駐車場に向かい車に乗り込みナビを近くの警察署に設定する…。


タルク「…(既に朝だ…きっとバスターのターゲットは警察署に出勤してるはず…既に殺されていなければ…)」


~ハミントン中心~


ハミントンの中心の街はとにかく栄えていた、ファラダイス含む商業宿泊施設他高級マンションや色々な物が建っている。


タルクは近場の駐車場に車を止め近くの警察署に

徒歩で向かっていた。


タルクは歩き続けていると新聞を売っている小売店

を見つけ情報収集の為購入。


タルク「…どれどれ…」


野球選手の熱愛報道!  人気女優タチアナ!

先日公開された情報では… 俳優のクラリスと交際


THe FamoUs…。    美世財閥の令嬢の婚約!

新たなる犯行か…   相手は一般人!


脱獄囚人の目撃情報!ハミントンであり!


タルク「(これだ…やはり本当だったのか…)」


タルクは新聞の一番下の情報の詳細を良く見る


そう、バスターは元々刑務所に収監された囚人

だった…そして脱獄後偶然にもタルクの家に侵入

しては…。


新聞にはこう書かれていた。


「脱獄囚人の目撃情報はハミントン中心の

人気カフェサルファフォーレのもので目撃者によると三人での会話をしていたとの事、目撃者は周りや店員に話そうとしたが自分の安全を考慮しそれは

避けたとのこと」


タルク「…(正解だ…奴の情報を知らせたと知られたら悲惨な事しか待っていない…しかし…良くもまぁ

記者に情報を…待てよ…)」


タルクは考える。


タルク「…(記者に情報を渡した人間は危ない…

警察官より早く狙われるかもしれんな…)」


タルクは急いで駐車場に戻り車に乗り込んでは

新聞に書いてある会社に向かうのだった。







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