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5話 乱入

男「お…お前っ…な…なにもんだよ…」


タルク「初めての感覚だろ?銃が気付いたらないんだもんな…」


怯えてる6人組に静かーにさらにびびらせようと近づくタルク


女「い…意味分かんない…」


タルク「そうか…なら一言で言う…どこかに行け!」


男「っ…」


6人組は慌てて走ってどこかに行く…。


カチッカチッカチッ…


タルクはその姿を見ながらパイソンの弾を補充し

銃をホルダーに再びしまう。


タルク「…(やっぱこうだよなぁ…)」


と…なんとか落ち着いていると…


ハンナ「タルクおじさんっ!」


ハンナに抱きつかれる…抱きしめる強さには明確な

安堵が詰まっていた。


タルク「おぉっ…いやっ…俺はタルクじゃ…」


ハンナ「じゃあおじさんありがとう!」


タルク「…あぁ…」


優しく背中をトントンする


タルク「帰り道は分かるか?俺はこの銃を片付けなきゃならん…それと…何かあったら…そのタルクおじさんとやらに伝えれば良い…」


ハンナ「え…?」


タルク「良いから行けよ…」


ハンナ「う…うんっ!」


ハンナは小走りでその場を去っていく


タルク「はぁ…(あの感じ…ヤクはやってないのか…

じゃあなんで…)」


プルルルル…


タルク「ん?」


スマホが鳴る


タルク「どうした?」


マシュー「おぉ!タルクが出たぞ!珍しいぜ!」


タルク「っ…なんだよ…うるさいな…」


マシュー「それより!ハンナの居場所が分かったんだ…!タルク!」


タルク「あぁ…それなら解決したぞ…」


マシュー「え!?そうなのか!んだよがっかりだ…」


タルク「なんでだ?」


マシュー「今おたくの彼女と向かってんだぜ…!」


カメラをオンにマシューはみせてくる


クロエ「いぇーぃ!」


タルク「なっ!クロエ!お前っ…まったく…」


マシュー「ま…良いじゃねぇか…たまには外にも出してやろうぜぇ…?」


タルク「はぁ…それで…1つ聞きたいんだが…」


マシュー「おっなんだっ?」


タルクは呆れながらもマシューに聞く


タルク「…本当にハンナはヤクを吸ってたのか?目を見たところ…そうは見えなかった…」


マシュー「え?…あー…それ…俺の見間違いかもしれねぇんだ…」


タルク「見間違い?」


マシュー「タバコと間違えたんだぜい!」


タルク「お前ってやつはっ…まぁ…そのおかげで

助かったのかもしれんな…」


マシュー「だけどよ…俺が勘違いしたのは他にも

あるんだぜ?」


タルク「ほぅ?なんだ?」


マシュー「ある男に聞いたんだよ…ハンナ・アルベスはヤクを吸ってる…ってな」


タルク「誰だよそれ…」


マシュー「え?あぁ…確か…口横にホクロがあって…やけにニヤリ顔で…めっちゃ短髪だったっけなぁ…

なんか不気味な男だったぜ…」


タルク「…」


タルクは瞬時に思い出す


ニュース:目撃者によりますと…口横にホクロ…短髪…そして独特なニヤリ顔を向けてきたとのこと…


マシュー「…タルク?」


あの日…ロアを…あいつは…


マシュー「タルク?おーい?」


タルク「いや…なんでも…」


コツ…コツ…背後から足音がする…。


タルク「もう切る…」


マシュー「は?おい?」


ピッ…


マシュー「…」


クロエ「タルクは?どうしたのぉ?」


マシュー「わからない…急ぐか…」



タルク「…またお目にかかれるとはな…バスター…」


バスター「へっへ…」


あのニヤリ顔…あの時…あの時の顔だった…こいつがロアを苦しめ…殺したんだ…。


バスター「俺も探したぜ…良くもまぁ作戦に乗っかりのこのこ来やがって」


タルク「…いーや…今の俺はこう思ってる…

おまけが来た…ってな」


バスター「そんなこと…これでも言えるか?」


周りからゾロゾロと男達が集まってくる、そして

タルクを囲む


タルク「…(大口を叩く癖は…やめたいんだがな…)

そうか…これはこれは…俺のために

お集まりいただいたのか?(これだっての…)」


バスター「あぁ…タルク…お前の殺戮ショーって

呼んだらすぐにこんなに集まったぞ」


タルク「おいおい…豚を狩るよりも簡単なのにな」


バスター「ふんっ…そんな余裕も今のうちだ…」


後ろから男が近付いてきて


バコンッ!


タルク「うっ!」


パイプで腹を殴られる、吐き気、痛み…

全てが襲ってくる…


タルク「ふ…ふぅっ…パイプ…折れたか?…ふぅっ…

俺はそれほど頑丈なはずなんだがっ…ぐふっ…」


バスター「おいおい…まだそんな楽観的なのか…?

お前はもうすぐ死ぬんだぜ…」


タルク「これより酷いのを経験してる」


バスター「あ…っそうかい!」


ドスッ!ドスッ!


バスターが腹を追い討ちのように蹴ってくる


タルク「うっ…ふっ…はは…クロエにバーガー譲っといて…よかった…ふぅ…食ってたら…

今頃お前の素敵な靴もぐちゃぐちゃだ…ふぅっ…」


バスター「まったく…お前はいつもそうだな…

だけど…どうだ?これを聞いたら…まだそんな

余裕があるか?…あーあー…"気持ちよかったな"

ってな…」


タルク「っ…!お前…このっ…」


怒りが込みあげ立ち上がろうとする


バスター「それだよっ!」


ドカッ!


顔を蹴られる…


タルク「がはっ…(ダメだ…動いたら余計…)」


バタッ…タルクは再び倒れる。


バスター「だが…これで俺はもっと気持ちが…

良くなる…別の意味でな…」


タルク「っ…」


カチャリ…バスターが銃を向けてくる…


タルク「っ…(くそっ…)」


ブゥゥゥゥゥン!!!


奥から車の音が聞こえてくる。


クロエ「おぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」


目を輝かせたクロエがトラックを運転しながらバスター含む男達に突進してくる


男「おい!あぶねぇぞっ!」


男2「避けろ!」


男9「っ!?」


バスター「なんだっ!このっ!」


バスンッ!!


バスターは吹き飛ばされる


タルク「っ…(な…なんだっ?)」


マシュー「タルク!!」


マシューが助手席から降りてきてはタルクを担ぎ荷台に放り投げられる


タルク「痛っ、!」


マシューは急いで車に乗り込み


マシュー「出せ出せ出せ!!!!」


クロエ「いくよぉぉぉぉぉぉ!!!」


ブゥゥゥゥゥン!!!


全速力でトラックを走らせるクロエ


バスター「っ…くそっ…あのやろっ…まて!」


パァン!パァン!!


怪我をしたバスターは当てれるはずもなく…


バスター「…っ!くそぉっ!逃げられた!」


バスターは怒りの矛先を持っていた銃に向けるのだった



マシュー「…ここら辺でいい…止めよう…」


クロエ「うんっ…」


キィ…


クロエはブレーキを踏み車を止める。


マシューは車から降りると荷台のタルクの様子を

見に行く


マシュー「大丈夫か…高級取り…」


タルク「い…いまはちげぇし…ってか…

お前…相変わらずデブだなっ…」


マシュー「今は関係ないだろっ…よっ…」


タルクを持ち上げ地面にそっと置く


タルク「俺の…俺の車はっ…」


マシュー「駐車場に置いたままだ」


タルク「っ…」


マシュー「冗談だ…回収させたよ…」


タルク「すまん…」


タルクは安堵と次に来る…"大災害"に備える…そう…


クロエ「タルクぅぅぅぅっ!」


クロエが駆け寄ってくる…


タルク「っ…近いっ…うるさいっ…(腹痛い…)」


タルクはどうにか腹を抑えながら立ち上がる


タルク「だが…二人とも…助かった…ありがとう…」


マシュー「あぁ…礼はい──…」


クロエ「ううん!良いよぉ!良いよぉ!」


クロエは泣きながら抱きついたままだった…


タルクはマシューに顔を合わせうなずきながら

とりあえず二人に…特にマシューに心から感謝するの

だった。


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