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3話 クスリもヤクも取り締まる

ある日の昼、取引を終えたタルクは車を運転していた、彼は黒塗りの愛車のセダンでのドライブは1つの趣味だった…静かに落ち着いた曲を聞きながら。


ボエボエボエボエ!!!!!!


タルク「っ!なんだ!なんだ!これ!」


急にメタルな曲が流れ始めた…。


クロエ「いぇぃー!!!メタルぅぅぅ!!!!」


タルク「おい…まじかよ…」


クロエを連れてきた理由は1つ…こいつは2日目で既に勝手にチョコレートを作ったりキッチンで何かを焦がしたりヤクをばらまいたり…散々だったから家にはおいて行けなかった…だが…


タルク「勘弁してくれ…メタルは俺の趣味じゃない…」


クロエ「えぇ!?なんてぇっ!?」


メタルで声が遮られる…。


タルク「メタルは!俺の趣味じゃない!!!!」


クロエ「SMは?俺のぉ?」


タルク「違うっての!!」


ピッ!タルクは思いっきり曲を停止し言う


タルク「はぁ…頼むから俺の趣味の時間くらいは静かにしてくれないか?」


クロエ「えぇー…だってぇ…クロエは家にいたいって言ったよぉ?」


タルク「それもダメだ!」


クロエ「ケチぃ…」


タルク「はぁ…ったく…」


再び落ち着いた曲を流して運転を再開する。


すると…車の外で手を振ってくる男がいる。


タルク「マシュー…」


タルクは車の速度を落とし窓を開けて話しかける


タルク「どうした?マシュー」


マシュー「良かった…やっぱりタルクか…大変なことになったんだ…一旦話を聞いてくれ…」


タルク「聞いてる…それで?」


マシュー「車から降りろってことだ…」


タルク「はぁ…はいはい…」


タルクはゆっくり車を開けてはマシューの前に立つ


一方クロエ…


クロエ「…(タルク降りたぁ?よっしぃ!)」


ズンズン!タンタン!ズンズン!タンタン!


ボエボエボエボエ!!


メタルを再び流し始める。


タルクはマシューの目を見ながら話を聞く


タルク「それで?何があった…」


マシュー「俺のいとこの娘がヤクに触れてんだ…」


タルク「お前のいとこ?サマンサか…ってことは…おい…ハンナが?」


マシュー「あぁそうだよ!警察にも言えねぇ!」


タルク「サマンサは知ってるのか?それ…」


マシュー「いや…知らねぇ…俺がこっそり見たんだ」


タルク「そうか…えっと…こっそり?」


マシュー「そこには触れるな…ってか…お前が売ったんだろ!?ヤク!落とし前つけろよ!」


マシューは誤魔化すようにタルクに怒鳴る。


タルク「違う…落ち着け…俺がそういうところには気を付けてるのは知ってるだろう?」


タルクはマシュー目を合わせ真剣に言う


マシュー「そうだな…そうだ…」


タルク「…とりあえず…今日は見に行ってやる…だが…良い結果にはならないかもしれん…」


マシュー「…頼んだ…」


タルク「あぁ……」


車からこもったメタルの曲が聞こえてくる


#$%#$#$%#~!!!!


タルク「っ…」


マシュー「タルク…お前メタル好きだったのか!」


タルク「いや…」


マシュー「じゃなんで流してるんだ?」


タルク「はぁ…」


車を軽く叩いて


タルク「クロエ!一旦止めてくれ」


マシュー「クロエ?」


タルク「ぁあ…えっと…最近面倒見てる女だ」


マシュー「お前も隅に置けねぇなぁ」


タルク「うるさい…」


クロエ「呼んだっ?タルクっ!」


車の扉を開けたクロエがヒョコっと顔を出す


タルク「曲がうるさい…あと…こいつは俺の…あー…友達のマシューだ…」


マシュー「よろしくなっ…えっと…クロエだったか?」


クロエ「うんぅ!クロエぇ!よろしくなぁ!」


マシュー「…ん?」


マシューはクロエの瞳を凝視していう


マシュー「おい!こいつヤクやってんぞ!」


タルク「…俺と関わってること考えたら違和感ないだろ…さぁもう行った行った…」


タルクも車に乗ろうとすると


マシュー「いや…どこかで見たことあるぞ…あ!サラーだ!女優のサラー!」


タルク「はぁ?」


タルクはクロエの顔を見て


タルク「誰だそれ」


クロエ「知らな~い…クロエはクロエだも~ん!」


マシュー「嘘だろ…お前サラーと付き合ってるのかよ!」


タルク「違うし付き合ってない…」


タルクはマシューを置いて運転しその場を離れていく。


タルク「…(はぁ…あいついつもうるせぇ…)」


タルクは心の中で愚痴を溢しながらもサマンサの家にナビを設定する


クロエ「ねぇタルクっ…サラーってなに?」


タルク「俺も知らん…女優って言ってたな…」


タルクは片手運転でスマホで調べる…。


タルク「っ…なんだこれ…クロエにそっくりだぞ…」


クロエ「ほんとうだぁぁぁぁ!わぁい!クロエって女優ぅ~?」


タルク「そうはならないけどな」


クロエ「でもなんでクロエとそっくりなんだろぅ…?」


タルク「さぁ…今は面倒な事はごめんだ…」


タルクはスマホをしまっては運転に集中する。


~サマンサの家~


タルクは車を降りる前にクロエに言っておく


タルク「…良いか?クロエ…ここで待っとけ…曲も音量に気を付けろ…良いな?」


クロエ「はぁい…」


クロエは少しつまんなそうに返答する


タルク「あとでバーガー買ってやる」


クロエ「ほんと!クロエ言うこと聞く!」


タルク「良い娘だ…」


タルクは車のドアを閉めてサマンサの家の前に行く。


コンコンコンッ…少し重めのノックをする…


タルク「サマンサ?いるか?」


ガチャリとドアが開く


サマンサ「あら…タルク…どうしたの?」


タルク「少し話をしたくてな…ジェイソンは?」


サマンサ「あー…あの人最近ガレージの方で作業してるの…だから」


キュィィィィィィン!


ガレージの方からだ


サマンサ「ね…」


タルク「邪魔しちゃ悪いか…ところで…ハンナは元気か?」


サマンサ「えぇ…あの娘なら今日学校に…」


タルク「そうか…なら良いんだ…ありがとうな」


タルクは礼を言って去ろうとすると


サマンサ「ねぇ…何かあったの?」


タルク「何も…」


サマンサ「そう…あ…あの…」


サマンサは少し心配そうに止めてくる


タルク「なんだ?」


サマンサ「あの娘のお墓にお花持っていったのだけれど…最近タルクは行けてるの?」


タルク「…」


タルクは少し考えてから微笑み言う。


タルク「行けてる…心配すんな…」


サマンサ「そう…」


タルク「それじゃあ…」


タルクはサマンサの方にはもう振り返らず車に戻る


バタン…車のドアをゆっくり閉めシートにもたれかかる


タルク「ふぅ…」


クロエが後ろから話しかけてくる。


クロエ「タルクぅ?どうしたのぉ?」


タルク「いや…それより…腹減ったろ…バーガー買いに行くか…バニッシュバーガーで良いか?」


クロエ「うんっ…!(バニッシュバーガー?お店かなぁ…?)」


~バニッシュバーガー~


ジャック(店員)「ほら…いつものと…いつもの二つだ…タルク…」


タルク「ありがとよ…」


タルクは微笑み受け取ろうとする


ジャック「いやいや…話せよ…」


ジャックはニヤりと話しかけてくる


タルク「ん?」


ジャック「いつものバーガーセット…が…二つ…お前そんな食わないだろ…?誰だよぉー?」


ジャックはさらにニヤけながら聞く


タルク「そのすぐに女だと思うのやめたらどうだ…」


ジャック「女だなんて言ってないけどなぁ?」


タルクは苦笑しながら


タルク「参ったな…はは…ありがとう…それじゃ…」


タルクは紙袋を持ちながら店を出る


店の外では子供がたむろしている


タルク「よぉ…すまん…通るぞ…」


その時…タルクは足を止める


タルク「なぁ…そこの三人組…学校は?」


子供「学校?今日はないんだ…だからみんなでバーガー計画…」


タルク「…そうか…(サマンサの娘は学校に行ってない…)」


~タルクの家~


クロエ「んぅー!美味しいぃ!」


クロエは目を輝かせながらバーガーを頬張り


タルク「そのバーガーが一番なんだ…」


タルクはバニッシュバーガーに行ったとき必ず頼むバーガーがある…


バニッシュバーガーは個人経営のバーガー点でパンはサクサクに近く…パティはかなり力をいれてるのかジューシー…


野菜はトマトにレタス…シャキシャキで新鮮な野菜…

どれもジャックが直接契約している農場からのものでいつもの朝一番に届くらしい。


保存料はないからその日限りのバーガーだが健康を意識しているタルクにはそれが刺さったのだ…


無人島に持ってくなら?


流石にバーガーではない


が…少し頭をよぎる美味しさだ…セットのポテトも欠かせない…。


クロエ「んぅー!」


クロエは美味しく頬張り続ける


タルク「…(なんだか俺も嬉しいな…)」


そこでタルクは真剣に考える


タルク「…(さて…ハンナの事だな…早めに動かないと…何かあったとしたら…サマンサに顔向け出来ないな…)」


タルクはクロエの目の前に自分のバーガーとポテトを置いて


タルク「今回はお留守番を許してやる…これは…報酬の前払いだ…おとなしさを期待しておくぞ…クロエ?」


クロエ「わぁぁぁぁ!うんっ!クロエ大人しくする!」


タルクはマンションのガレージに向かい車に乗ってエンジンをかける


タルク「…(面倒かけないでくれよ…ハンナ…)」




タイトルはリアルライフ…しかし少しだけ現実味から離れた描写になってしまうかも?というのは先に警告…最後まで読んでくれてありがとう!次回に期待!

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