最後まで話を聞いて欲しかった
「...す」
(あー転送されてしまった、そしてここはどこらへんだ?)
今我々が立っているのは広大な平原に居た見渡す限り草しかない、いやかなり遠いが生態反応みたいなものは感じる場所にもやるがまばらに散らばっているとこもあれば、一カ所に集まってる気配がいくつか よく分からんがかなりの魔力が集まる場所もある
(これは後で見るとして)
「これからどうする」
「どうしよっか?」
「どうしましょうか〜」
(いやこっちが聞いているのに疑問に疑問で返さないでくれないか?)
「私が生まれる前に何か主から聞いてないのか?」
「遊んでた」
「何だったかしら、ババ抜きってゲームしてたわね:
私が聞いたのが間違えだった、取り敢えず生命反応のある所に行ってこの世界の情報を得ることを優先する
「私は取り敢えずこの世界を見て回るので、今から生命反応のあるところに私は行く」
「僕もそうする」
「なら行きましょうか」
「ならせめて、羽とかはしまえ」
彼らの明らかに目立つであろう、天使の輪っかや光る翼はしまわせ走り出した
「えー走るの? 絶対飛んだ方が早いじゃん、アリアスだって飛べるでしょ?」
「飛んでもいいが、自分の体がどれくらい動けるか試す目的もある、ああなるぞ」
と私は後ろののシェリカを見た
「あなた方 ハァー 私の速度も考えてください」
案の定シェリカはこの中で一番遅いらしい、天使なんだから早そうなんだがな、やはり胸が重過ぎなのかそれともあのステータス画面は正確に私達の身体能力を数値か出てたのか、両方な気がするな
「取り敢えず生命反応が多いい方角に進んで行こう」
「わかりました」
こうして移動しつつ色々な動きをする、軽く動いたり一瞬全力で走ったりとどんな体制だとどうなるのかを大まかに把握していった
「あれは...壁か?」
「みたいですね〜」
そんなこんな色々試しながら進むこと数時間石造りの壁が見えてくる
「ねーあれ入口じゃない?」
指差す方に目を向けるとそこには門?がある、そこの前には鉄の鎧を着た多分人種が何人か立って居た、所々に門を通る者までいる。
「どうする?」
「入ろうよ」
「いえルビアちゃん、アリアスが言いたいのは多分だけど門から入るか隠れながら入るかじゃ無いかしら?」
「隠れる意味あるの?」
何も考えていないのかこいつ何言ってるんだと言わんばかりの態度千に呆れながら先に進む
「なら会話は私がやるから行くか」
「おけー」
「分かったわ」
こうして私達の最初の人類とのコミュニケーションが始まる、今になって言葉が通じるのか不安になったのはここだけの話
見ていただきありがとうございます。