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カミュ、ヤマタに行く。

 俺たちアイナ村出身者は100人ほど他に人化した竜10人で魔法陣でヤマタ検問所に一瞬で着いた。

検問所で、

「私はアイナ村のカミュです。残りの人間はアイナ村義勇軍です。外交官のバーン様に至急お会いしたい。」

と告げた。


 検問所の方は

「しばらくお待ちください。」

といい、待っているとすぐにバーンさんが来た。

「カミュ殿、お久しぶりです。どうしましたか。」

と言われたので

 先日、イナバーン側で竜の領域との条約違反がありバッチ宰相が軍を率い苦情を言いに行ったこと。(これはすでにバーンさんは知っていた。)イナバーン軍の攻撃を受けたこと。その攻撃の感じで言えばセト軍が加わっていることは濃厚である事。今イナバーンは物資不足で、それを解消するためヤマタに攻め込む可能性が高いとバッチ宰相や前魔王軍宰相ケルググン殿が考えていること。われわれはそれを防止するために援軍に来たことを告げた。


 バーンさんは

「イナバーンからは、竜側が条約を破りかつ侵略してきたので迎撃した。敵は竜の宰相バッチ、魔王軍ケルググン、人類の裏切り者カミュが率いてきたが叩き潰したと連絡が入っています、正直、温泉観光や交易、海の使用権でアイナ村や竜の領域とは友好を結んでいるが同じ人類同士イナバーンと結んだ方がよいのではないかとの意見が出てきている。」

と言った。


 俺は

「結んでどうします? セト、イナバーンとも生産層が竜の領域、魔王領に逃げ出し少ないです。魔王領はホクリクンとの交易を破棄し厳しく取り締まってます。すなわち商の国ホクリクンも物資は少ないです。これらの国にヤマタは物資を吸い上げられるだけではないですか。」

と言った。


 バーンさんは

「それはカミュさんに言われるまでもなくわかっています。イナバーンとセト軍が北から、ホクリクンに流れたセト軍とホクリクン軍が西から攻めてきたら我がヤマタに対抗するすべはないと考える議会のものは多い。」


 俺は

「ホクリクンと魔王領の国境、すなわち昔の言い方で言えばセトとの国境ですが、そこにはコールマンさんが率いる魔王軍第一隊と魔王軍第4隊がすでに配置され、ホクリクンが軍を動かせば即座にホクリクンに攻め込むでしょう。ボーナンとイナバーンとの国境には宰相バッチとケルググン殿が居ます。攻め込んできたら迎撃します。万全を期し、既に魔王軍、竜の援軍を配置する事が決まってます。」

「それにイナバーンは我々を叩き潰したと言いますが、こちら側は脅すつもりでイナバーン城に行ったのであって、攻撃意図はありませんでした。確かにイナバーン城に進軍中、何人かの竜の負傷者は出ましたが。城を取り囲みイナバーン王に警告して帰ってきましたが、その気になれば城を落とすのは容易でした。実際城を落とそうとの意見も出ましたがね。城を取り囲んだ竜がブレスで城を破壊、私がメテオを3発くらい撃って破壊、ケルググン殿が陸兵を率い城門から突撃し王を捕虜とする。いずれも可能でした。」


 バーンさんは

「解りました。議会を集め討議しましょう。ただ、あなたたちと協力してイナバーンに対抗する案が否決される可能性があります。その時は、ムシのいい話ですが、検問所の魔法陣を使いそのままおかえりください。」

と言った。


 俺たちは検問所で待つこととなり、議会の討議の結果が出るまで検問所に泊まることとなった。


 待っていると、バーンさんが来て

「至急議会に来てくれ、カミュさん。」

と言ったので議会に行った。


 ククリコンには

「もしイナバーンやホクリクンが攻めてきたら狼煙玉で狼煙を上げろ。」

とお願いした。

「わかったね。」

とククリコンは言った。

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