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カミュ 逃げる。

 悪の秘密結社キルトロンの天才科学者木村武は宿敵バイカーマンによって倒され死を迎えるはずだった。


 が、目が覚めたらどうやら魔法や錬金が使えるらしき?王都の平民の子「カミュ」として生まれ変わっていた。


 もともと前世で研究職だったカミュは、前世の科学の知識と今世の魔法、錬金の知識を組み合わせ独自の体系の魔法、錬金術を確立していく。


 また、前々世時代、剣豪将軍足利義輝であった記憶も蘇りメキメキと剣士としても実績をあげていった。


 そんな無敵?なカミュは、身分制度などの旧弊を抱えた王都に嫌気がさし、田舎に出奔する。


 そして、魔法、錬金、剣の腕で人類の統治する国とは別の、国民に優しい国を作るためのあがく・・・そんなお話です。

 カミュはイナバーン国王都に居住する28歳の最大の魔術師であり最強の剣士であった。


 イナバーンに他国が攻め込んでくると陣頭に、近隣に魔物が発生すると退治にと忙しい生活を送っていた。貴族を中心とした議会によって王政が敷かれているイナバーンは身分制の敷かれた王国であり、貴族たちは連日パーティを開き豪遊に明け暮れた。


 パーティに王国最強のカミュを招くことは貴族たちにとって最上の見栄であった。

 カミュは前世の影響か研究肌の男であって、思うように研究や勉強が出来ない日常に嫌気がさしていた。



で・・・逃げた。



 カミュの邸宅の書斎の机の上に

「旅に出ます。追わないでください。追っ手を差し向けたら全力で倒します。」

と書いた手紙を置いて。



 カミュは事前に必要な荷物をまとめ、4次元にものを入れる事の出来るマジックポケットに詰めて夜中に家を出た。魔法で王都の門番を眠らせ、その間に王都から外に出て、追っ手がきても追いつかない様に夜間にフライの魔法で空を全速力で駆けた。


 日の出となり空を飛んでいると目立つので地面に降りた。行先は思うままに研究ができる様に竜族の住む領域と接するイナバーン最北の地アイナ村に行くことにした。アイナ村の外れの土地を開拓し小屋を建て、必要な野菜や穀物を自給自足しながら必要最低限村の人と関わり、晴耕雨読の生活を送るつもりでいた。


 カミュは転移者だ。


 カミュの前世は木村武という堕落した人間から地球を守るために結成された秘密組織キルトロンの科学者だった。


 カミュはキルトロン統領の命令で生物と器物を組み合わせた機械人間を作って堕落した人間を滅ぼしキルトロンの世界を作ろうとしたが、キルトロン統領が倒されるときに巻き込まれて死亡した。死亡したのだが気が付いたらこの世界の平民の子として前世の記憶はそのままに転移していた。


 カミュは魔法というものが存在するこの世界に戸惑ったが、カミュ自身が魔法使いの素質があり魔法学校に入学し魔法を習っていくうちに、その知識と前世の科学者の知識を融合させ数々の新魔法を編み出した。


 錬金術についても元々前世の機械生物を作っていた経験と組み合わせ様々な機器や薬、鉱物を生成した。


 またカミュは腕のいい魔術師であったので、様々な戦争や魔物退治に参加させられた。


 ある戦い、独裁国セトとの戦いにおいて味方が全滅し、自分も殺されそうになった時、急に前世の前世の記憶、かつて自分が剣聖将軍と言われた足利義輝であった記憶が蘇り、かつて師、塚原卜伝に伝授された奥義「一之太刀」をもってセトの軍勢を敵中突破し生還した。カミュ奇跡の生還と言われ、大陸一の剣士の異名も授かった。


 カミュは新魔法、錬金術、鹿島新當流の完成を目指しており時間が幾らあっても足りない状況であったが、全く時間が取れない現状に嫌気がさし出奔した。


 カミュは昼は歩き夜は空を飛ぶということを繰り返し、不眠不休でアイナ村を目指し3日後に到着した。

 カミュは村に着くや否や村唯一の宿屋に部屋を取り、睡眠を取った。睡眠をとって2日後、カミュは目が覚めた.

誤字、おかしい点、こうすればよい等ございましたらどしどしお教えください。


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