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7/7

7.出会い

  強いオーラのなか近づくにつれて

  重量が強くなるように足が重くなる。

  何人もの生徒が脱落していくなか

  俺は必死に先頭を歩く冒険者とサオトメ先生に

  くらいつく。

  剣を間近でみたいという好奇心と

  好奇心とは違う俺の心を引き寄せるものが

  歩みを止めさせてくれない。

  そして先頭の冒険者が剣から3メートル

  離れた場所で止まる。


 「ここまでこれた生徒は5名か。

  最高記録です、さすがサオトメ先生のクラスですね」


  俺以外にサキとベータ、

  そして青魔法学年4位のシズクと

  白魔法学年2位のネルだ。

  やはり実力あるものがここまできている。

  俺を除いて…。


 「まあこんなものだろう。

  しかしノア、お前がここまで来れていなかったら

  さらに稽古を厳しくするところだったぞ?」


 「厳しいという自覚はあったんですね…」


  俺は苦笑いをしながら呆れた視線を送るも

  睨まれたためすぐに目線を逸らした。


  そして俺は剣を見る。

  ダイヤモンドよりも美しさがある

  白銀のブレード。

  ひとつのくもりのない黄金のガード。

  黒の磨いた大理石のようなグリップ。

  美しいだけでなく

  凄まじい性能を持った武器。

  専門家によると白銀貨1000枚は下らないらしい。

  ちなみにこの世界のお金は

  銅貨、銀貨、金貨、白銀貨の4種類で

  日本円でいうと

  銅貨1枚1円、銀貨1枚100円、金貨1枚1万円、

  白銀貨1枚100万円となっている。

  つまり10億円だ。


  多くの人が一獲千金と引き抜こうと挑戦するも

  まず近づけなかったり、どんなに力が強くとも

  抜くことができなかったらしい。

  

 「じゃあとりあえずいつものイベントだか、

  ここまできた君たちには

  この剣を抜くチャレンジをする権利がある」


  5人全員が息を飲む。

  もしかしてら自分はこの剣を抜けるかもしれないという

  心の高鳴りを感じているのだろう。


 「誰からいく」


 「俺から行く」


  真っ先に名乗り出たのはベータだった。

  自信満々なその顔はもう抜けるところまで

  想定しているのだろうか。


 「ぐぐぐぐぐっ…」


  両手でグリップを握り

  顔に血管が浮かびあがるほど必死にしている。

  しかし剣はぴくりともせず。、


 「くそっ抜けねえ」


  そして次々とチャレンジしていくが

  剣は微動だにしない。

  

 「やっぱり無理だよ〜全然抜けない」


  サキが弱音を吐きながら帰ってくる。


 「まあでも簡単に抜けちゃったら

  逆に伝説の剣としてどうかと思うけどな」


 「最後に君、チャレンジしな」


  冒険者の人が俺に声をかける。

  しかし、俺が抜けるはずもないだろうから

  チャレンジする前に遠慮しよう。

  見れただけで感動だ。


 「いや、俺は別…」


  俺が断ろうした瞬間、


 「なんだノア逃げるのか?」


  ベータが俺に向かって挑発のような声音で言う。


 「なんだよ」


 「自分は1%も抜ける可能性がないからって

  チャレンジしないのはだせーよ」


  ベータに言われるのは嫌だが

  少し正しいと思ってしまった。

  最初から無理だと思ってチャレンジしないのは

  愚かだ。


 「ノア君、せっかくだしチャレンジしてみたら?」


 「分かったよ」


  隣にいたサキからも背中を押され

  俺はチャレンジすることを決心した。

  グリップを握る。

  謎の緊張感が俺を襲う。

  ごくりと息を飲む。

  覚悟を決めて精一杯剣をひっぱる。

  やはり思った通り抜けなかった。


 「ほら、やっぱり抜けーーーーー」


  抜けなかっただろ?と言おうとした瞬間、

  剣が輝き始め剣を中心に衝撃波がおきる。


 「なっなんだ!?」


  驚きの声と悲鳴がナルガ草原に響く。

  砂埃が舞い視界が奪われる。

  しかし、ここにいた誰もが感じたのは

  剣のある方から感じる強大な魔力。

  俺はその魔力の源の近くにいたため

  人の気配を感じていた。

  そして砂埃がなくなり視界に映ったのは。

  1人の黒い鎧と伝説の剣をまとった少女だっと。

  



  


  


  


  

  

  


  

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