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人生は、不平等である。
同じ瞬間に、同じ母から生まれてきても、その子たちの能力は、異なる。ここから始まる菊池春也の物語、不平等なこの世界で生きるのを諦めた物語を読者諸君に読んでもらおうと思う。
まあ、せいぜい楽しめたらいいと心から思っている。
俺には、兄がいる。兄は、県立のトップ高校に合格したがそれに比べて俺は、(俺が行った高校を出すのは、高校の株が下がるので、ここでは伏せておくが)中の下の高校すら受からなく親に迷惑をかけて私立高校に進学した。
エリート主義の親であったから、そんな俺に失望したのだろう。兄には、優しく接するが、俺に対しては、おはようの挨拶もしてくれない。
そんな家族嫌いだし、何よりうちに居るのが辛くなり、いつもさっさと支度して学校に行く。
ギンギンと光る太陽の下通学路を歩いていた。その時、太陽の光が急に強くなるのを感じた。
あれおかしいな、まだ六月なのにやけに暑い。地球温暖化の影響もあるのだろうが、今日は、異常に気温が高い気がする。日々の生活にどうやら疲れてるらしい。今日は、早めに寝ることにしよう。
目の前が急に、真っ白になり俺は、とっさに目を伏せた。
初投稿です。
まぁ楽しく書いていきます。最近忙しいけど連載頑張ります。
私の作品がこの地球の1人でも楽しんでもらえれば幸いです




